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October 27, 2011

LOOP CHILD インタビューUP!

Posted by:Sundy at: 1:36 PM

もしも叶うのなら キミに触れたい・・・
かけがえのない "大切な人" を想ったLOOP CHILD からの歌。

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――“子供のようにハダカのような無邪気な心を持った音楽で、人々をつないでいきたい”――そんなLOOP CHILDがあらたに届ける歌は「もう一度、ただいまって聞きたくて」(10/5発売)。

「去年の秋に、ずっと一緒に暮らしていたおばあちゃんが亡くなったんです。うちは両親共働きで、おばあちゃんに育ててもらったので、帰れば『おかえりー』って言ってくれる人が常にいることが当たり前に思っていて。でも実はとってもありがたくて生きていく支えになっていた、特別だったんだと感じて。『ただいま』『おかえり』っていう日常生活にあるなにげない言葉のやりとりなんだけど、そこには大きくて優しい愛情が込められているんだと。それを私なりに歌にしたいと思って書いたんです」

New Single
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「もう一度、ただいまって聞きたくて」 Now on sale

――愛する人を亡くして乗り越える姿ではなく、ただただ悲しみの真っただ中であるこの歌は、深く、だけれど思い出が優しくともる。

「そうですね、真っただ中。いつもだったら、悲しい曲でも最後は少し光を、未来に向かって歩くっていうことも取り入れるんですけど、今回は本当に悲しみだけを書こうと決めて書き上げたんです。一瞬だけ、光が少し。大事な人と離れてしまった直後だから・・・。そこを本当にいろいろと、自分の感情はもちろんなんですけど、大事な人を失ってしまった人は、いつ『ああ今、会いたい』って思うかって、聞いたり調べたり。より真実に近いものを書きたかったのでそうなりました」

――ラジオで聴いたリスナーから涙、共感の感想が。

「救いです。こんなふうにたくさん反応いただいたのは初めてなので、誰しも別れはあるんだなって。日常生活にあるワンシーンを削り取ったので、共感してくれる人がいるのはとっても嬉しいですね。失った人だけじゃなく、隣に大切な人がいる人も、当たり前だけど当たり前じゃないんだなって思ってもらえたら嬉しいです」

――MUSIC VIDEOには女優“平愛梨”さんが出演。この歌をいっそう胸にやきつけるシーンがあふれる。

「ドラマ仕立てと決めていたので、誰に出ていただこうかと話をしていた頃に、たまたまTVを観ていたら平さんが出てらして。すごくイメージがピッタリしたというか、ポジティブなエネルギーがバーッと出ていて。そんな人が誰かと別れてしまったらどうなるんだろう、平さんに出ていただけたらもう本望だなとダメモトでお願いしたら、まさかのOKがいただけて叶っちゃったんです、夢が。嬉しかったです。撮影時はLOOP CHILD全員で見学に行かせていただいたんですけど、号泣するシーンは見ていられないくらいもらい泣きしちゃって・・・。苦しいとかどうしようもない悲しみが感じられて、衝撃が走るような空気がそこにありました」

――2曲目は、夢に向かって走るリアルな想いを描いた〈きえないで〉。

「私にとっては情熱をかけるものはもちろん音楽なんですけど、やっていてもう無理かもしれないと思ったことはたくさんあって、そのたびに音楽に苦しめられながらも音楽に救われている。音楽がここまで導いてくれているなって言うのを感じて、その想いを書いてしまいたくて」

――“きえないで きえないで いつも聴こえる歌”というフレーズで始まる印象的な歌。

「いつも何か音楽が巡っている、鳴っているっていう感覚があるんです。この歌は『何か自分を突き動かしてくれるものがあればあきらめずに行けるよね』っていうメッセージを込めました。意気込んでもなかなか自分が思っていたのより違うとかは、みなさんきっとあると思うんです。現在地はもうちょっと大きい場所を想像していたのに、まだちっちゃいとか。でもここをやらないと次へ行けない。『変わらない毎日が続いているけど、それをつなげてつなげて辿って行けば、必ず自分の描いていたところに立てるでしょ』って、自分への応援歌みたいな歌ですね。ほんと私はへなちょこでダメな時はダメなんで、奮いたたせようっていう気持ちです」

――“「諦めること」を諦めました”というところがキラリと来る。

「このセリフ、ちょっと『言えたな』ってとこがあるんですけど(笑)。私、ほんとダメだなーってことが多々あって、でも大丈夫、あきらめない、ウジウジ考えない、前を向こう!っていう。みんなきっとちょっとずつ立ち止まりながらも進んでいくみたいなのってあると思うので、応援のメッセージですね。うちのドラムの実石昌也も『ここ、いいね』って言ってますね。彼も、もがいて頑張ってますから。メンバーみんな日々自分を成長させるために、もがいて頑張っているんですけど、実ちゃんや私みたいな不器用な人ほど、もがいてもがいてもがいてやっとひとつ得られるみたいな。100もがいて1得られるみたいなのがあると思うので。あきらめない強さってすげーじゃんって。実ちゃんの不器用さを見ながら自分のことも思いつつ頑張ろうや、みたいな」

――その想いを後押しするようにサウンドは心地よいパワー。

「ライブで私もギターを弾くんですが、自分で弾く時はけっこうシンプルなバッキングのプレイが多いんですけど、今回はリズムが立ってて歌うものですから、テンションも上がっていくんですよ。すごくいいアレンジになったと思います。ギターの沼能友樹が夜な夜なスタジオにこもって研究して『出来た!』っていうのがこのアレンジだったんで。そこで友樹も成長してるし、みんなそれぞれが大きく成長して録れた今回の一枚だと思います」

――作曲はベースの篠崎哲也と共作。

「哲也さんが作るメロディーがすごくキャッチーなんですね。そのキャッチーさを残しつつ、私が歌詞を書き始める段階で言葉をはめていって、ちょっとメロディーを足したりしています。おいしいところだけ残して、歌詞を語っているみたいにして、『これはイケるかな』って。POPな要素を残しつつって感じですね、いつも」

――3曲目は〈ever -acoustic ver.-〉。デビューミニアルバムに収録された〈ever〉のアコースティックバージョン。

「今回は1stシングルですし、このCDから初めてLOOP CHILDを知ってくださる方も多いのかなと、LOOP CHILDの原点の曲をアコースティックで構成も替えて入れました。ここからつながっていきたい想いをつめこんだ曲なので、あらたに歌い直して届けたいなと。デビューミニアルバムのためにレコーディングしていた時には、まだライブでは歌っていなかったのでわからなかった、聴いてくれる人の顔とか、涙して下さっていたこととか、積み重なった思い出が足されて、なんかこうもっと強く、みんなとつながって引き連れていくっていう想いで録りました。強さもありながら、包み込める大きな優しさみたいなものも表現出来たんじゃないかと思っています」

――大事な人を想いながら聴いてほしいシングルは、デビューして1年経ったLOOP CHILDの深みも伝わるもの。

「この1年っていうのは、いろんなところに行かせてもらって、ほんとにたくさんの人とつながることが出来て、応援して下さっている方も増えて嬉しかったんですけど、その中でも、前アルバム『i color』の時に、『自分改革をした』って話をしたじゃないですか」

――そう、ヴォーカルの柴野真理子はパッと見た雰囲気からは想像できないくらいの人見知り。

「そうなんです。で、この1年はほんとにたくさんの人、音楽でつながっている人たちとダイレクトにつながれる出来事もあったりして。それこそ昨日、平愛梨さんとおしゃべりする機会があったんです。30分くらいの予定だったんですけど1時間くらいお話し出来て、もう天然ぶりに完全にノックアウトされたんですけど。かわいらしくて。そうしたら帰りに、『アドレス交換させてもらっていいですか』って言われて『えーっ!』って。初めて女優さんの友達が。友達って勝手に言ってますけど(笑)。つながりができたり、やっぱり自分から自分からって行かないとってあらためて思って。ここからの1年も、もっともっとつながりも作っていきたいなと。平さんとは共通点もいっぱいあるんですけど、女優プロ魂を聞かせてもらって、私はまだまだだなって感じてへこむ会話もあったり刺激的なやりとりで、大事だなって思いました。やっぱり案ずるより産むが易しって言葉、去年その言葉に救われてガシガシ行けた気がするんですけど、あらためてそう思います。奮いたたせることが出来れば歯車は回り始めるってことを感じましたね。踏み出すってものすごい勇気が要る。不安の中から脱出してそこから歩き出すって、ものすごいエネルギーいると思うんですけど、ひょいと腰上げて前に踏み出しちゃったら、意外に行ける。そしたら景色がキレイだったってこと、絶対にありますよね。常にそう感じられるのは、実際にたくさん知ることが出来たから。臆することなく次に進んで行けるようになれてるなっていうのがあります」

――取材したのは名古屋でのイベントライブ3日前。次に来る時が待ち遠しい。

「名古屋また来ますから、絶対! たくさん歌いに来たいです。LOOP CHILDはつながりを大事にしているバンドなので、ぜひ大切な人とライブに来て、今回の曲も聴いてもらいたいと思います。またライブに来るので、その時はぜひ遊びに来て下さい!」


(9/28 インタビュー・早川矢寿子)

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