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May 2, 2011

SOUL’d OUT インタビューUP!

Posted by:Sundy at: 5:51 PM

約3年振りのニューシングルを携えSOUL’d OUTが復活!!
SOULdOUT.jpg

約2年間のソロ活動を経て、ニューシングル「and 7」を携え待望の復活を果たしたRAPモンスターSOUL’d OUT。“and 7”とは、“自分の想うままにその想いを貫いて、そうしたら後は運次第”という意味と“ラッキー7”を掛けた造語なのだそう。再始動第1弾リリースにも拘わらずニクイほど肩の力を抜いた、それでいて3人のスキルや魅力が見事に圧縮された、チルアウトなヒップホップナンバーだ。

――今年4月に行われた復活ツアー"neck n' neck SO long"は、全国5都市の本公演のチケットがすべて発売日に即完売。約3年振りのツアーとあって、開催前からファンの熱い想いが伝わってきていたと思いますが、実際にライブを行った感想を教えてください。

Diggy-MO’「今回はこういう(東日本大震災があった)タイミングだったりもして、ツアー決行自体をみんなで悩んで、もやもやが取れないままスタートして。それが全部吹き飛ぶわけではないんですけど、実際にはやっぱりやって良かったなと。僕らはリアルにみんなのフェイスが見えているので、そういうところから力をもらっているという実感はあって。いつも以上にと言うと変だけど、やって良かったし、やれて良かったとも思います」

Bro.Hi「別に何を懸念して何を期待していたわけじゃないけど、本当にやれて良かったなということしかないですね」

Shinnosuke「来ていただいたファンの方たちも、僕らと同じようにいろいろ悩んだり考えたり当然されていると思うので。僕らがツアーを始めたことも理解してくれて、相互関係がちゃんと成り立った上で成功したと思ってるので。お互いの繋がりがより確認できたんじゃないかと」

New Single
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「and 7」 4.27 Release

――ツアー決行に踏み切った、皆さんの中での決め手は何でしたか?

Diggy-MO’「進んでいっちゃうものはやっぱり進んでいっちゃうんですよね。誤解を生むような答えになっちゃうけど、システムで動いてるものって止まれないというか。それに対してアーティストはある意味無力だし、そこに怒りも感じるし、全体的にハテナだらけだったことは否めないですね」

――しかしライブを重ねるごとに、やって良かったという気持ちが大きくなっていったのですね。

Diggy-MO’「現場で日々大きな実感があって、人としての温度を感じられるので。それが直接地震云々に対してどうのということじゃないですけど。ライブは普段なら非日常なんだろうけど、今はライブを普段通りやってることがある意味日常を感じられて、よりグッときたりすることはありますね」

――シングル「and 7」は、再始動第1弾リリースなのにニクイほど気負いがなくて、しかし歌詞やサビのメロディからは“信じて進もうぜ”という光が感じられます。どのような想いが込められた作品ですか?

Diggy-MO’「もちろんどういう楽曲をやっていくか3人で話してるし、かといってディスカッションまでは別にないし、でもちゃんと考えていて。今までのSOUL’d OUTらしいところって、ほぼ10年やってると楽曲云々というところから遠ざかって、いろんな周りのものやパブリックイメージを破壊するところからの創造みたいな。そういうアティテュードや姿勢のほうが最早SOUL’d OUTの真骨頂だったりもするので、〈and 7〉はそういう部分を阿吽の呼吸で感じながら自然体で出来た楽曲です。メッセージはまあ変わらず、歌詞も天の邪鬼な(笑)。懐疑めいたところから真実を暴いていこうと」

―― 一聴すると肩の力が抜けているようですが、そこには3人のスキルや魅力がギュッと詰め込まれていますね。

Bro.Hi「この曲を最初に聴いたのはもうDiggyの声が入った状態で、ああ、こう来たかっていう感じでしたね。カップリングの〈カーテン・コール〉のほうが先に制作が進んでいたので、そのタイプのもうちょっとブライトなパワーがある楽曲が来るのかなと思っていたんですけど。〈and 7〉で正直嬉しかったというか、ファン目線じゃないけど、いい裏切りされたなという感じでちょっとニンマリしちゃった思い出があります」

――ライブで既に披露されていた〈カーテン・コール〉についても解説をお願いします。

Shinnosuke「〈and 7〉が陽だとすると、陰の香りもあるし、テンポ的にも〈and 7〉がゆったりだとしたら、ちょっと早くて鋭い感じがある曲で。今までのSOUL’d OUTらしさで言うと、『〈カーテン・コール〉がA面でもいいんじゃないの?』という声もいくつか聞けたりするタイプの曲です。それを敢えてカップリングにもってくるところが、僕らの天の邪鬼なカッコよさだったり、そのほうがより真実が伝わりやすいと思ってるので。〈and 7〉はちょっと生だったりオーガニックな香りもするけど、こちらは結構シンセサウンドがフィーチャーされています。両方合わせて聴くと僕らの振り幅というか、両極が見えるんじゃないかと」

――〈and 7〉のトラックは、音数を抑えた隙間であったり、その中で際立つ強いビートであったり、カートゥーンみたいな面白い音が入っていたり、計算づくのカッコよさを感じます。

Shinnosuke「Diggyと詰めて1個1個の音をしっかりさせて、他に入れられる隙間がないくらいまで実は研究して作ってるので。サクッと普通に聴くと肩の力を抜いて楽な感じなんですけれども、ビートボックスもいろいろ計算されています」

――制作に入られたのはいつ頃だったのですか?

Diggy-MO’「〈and 7〉は今年の1月ですね」

――では昨年11月のライブイベント(“BEAT CONNECTION 2010”横浜アリーナ)で活動を再開されてからのことだったのですね。

Diggy-MO’「それまでもいろいろと模索して制作をしていたんですけど、いつも没っていたりして、そういう中での1曲です。6月にソロのツアーが終わってから、モードはスパッとそっち(SOUL’d OUT)でやってました」

――それぞれのソロワークを経ての活動再開ですが、今回の制作で改めて実感したことや新しい発見はありましたか?

Diggy-MO’「物質的なところで個々のスキルアップはあるんだろうけど、基本的にそんなに変わらないと思うんです。精神面ではいい意味でリフレッシュもされてるし、SOUL’d OUTの中で全部でちゃんと1になるように統制できてるような、そういう呼吸感みたいなものはあるんじゃないですか。何も考えたことないです」

Bro.Hi「スキルアップ的なことで言えば、ソロでやってる時はだいたいSOUL’d OUTのことを考えてるし、活かせればいいなという根底意識があります。物質的な話なんですけど、ここ2年くらいでDTM関係は随分レベルアップしたなと思いますね」

Shinnosuke「時間が2年間空いたことで、もう1回デビュー当時の『3人でやっていこう』というスタートダッシュ感を取り戻せて。それが凄く新鮮で、ちょっと精神的に若返ったじゃないですけど。実際に、僕の自宅スタジオに来てもらって3人だけで作業したというところが、男の子が遊んで作ってるような感じで、肩の力を抜いた楽曲にも当然反映されたと思うので。精神状態の凄くいいスタートを切れているので、純粋に嬉しいですよね。またSOUL’d OUTで楽しめるぞっていう」

――今後の活動の予定や展望を教えてください。

Diggy-MO’「変わらず、制作してライブやるみたいな。今の時代、二次的なコンテンツが凄く多いから、意識的にはできるだけ関与せずにいたいなと。基本的には音楽家だし、アートに夢中になるところだけが本当かなと思いますけど。今後もずっとそういうスタンスをキープしてやっていきたいですね」

――二次的なコンテンツとおっしゃると・・・。

Diggy-MO’「情報ですよ。今、飽和状態にあるんじゃないですか。あまりにシステマティックだとつまんなくなっちゃうんで、その辺は適当に踊るって感じですかね(笑)。売るためのどうとかは必要なことではあるけど、ただ本分ではないなと思います」

――皆さんは、特にステージ上でのカリスマ具合が半端ではないのですが、私生活で心掛けていることは何かありますか(笑)? 実はメディテーションをしているだとか、普段の生活の中で必ずしているということがあったら教えてください。

Bro.Hi「超普通ですよ。スケボー乗ってるよ」

Diggy-MO’「チャリンコ乗ってるよ、普通の街乗り用のやつ。と言いつつ、結構歩きます。日課ではないけど、単に歩くのが好きですね。音楽も聴かず、何も考えず」

――何か収穫があったりしますか?

Diggy-MO’「気持ちいいなあとか(笑)。由無(よしなし)仕事を考えないっていう」

Shinnosuke「僕は海外ドラマのDVD借りてきて見たり、お笑い番組見たり。さまぁ〜ずさんとか『すべらない話』とかが好きですね(笑)。僕たちは3人とも音楽が凄く好きだから、それぞれマニアックに研究してるし、それが自分のフィルターを通してステージという場所で発揮されて、カリスマとして映ってるなら本望だし。そうでないと、と思ってやっているので。でも普通の男性です」

――それでは「TANK!」読者にメッセージをお願いします!

Diggy-MO’「やっぱり〈and 7〉の詩が届くといいなと。こういう軽快なチルったヒップホップナンバーで、ノリもループの中に心地よさも当然あるんだけど。詩がグッと分ると、より楽しんでもらえるんじゃないかなと思います」

Bro.Hi「正直、名古屋(4/12E.L.L.)のライブが凄く良かったんですよ。逆にお客さんに感動させられたというか。またこっち方面に会いに来たいなと思います」

Shinnosuke「復活が変な同窓会イベントで終わるのも違うので、新曲をどんどん作って常に更新していこうって話してるんです。また財産を増やしていかないと。僕らも気合が入ってるけど、気負い過ぎてないマイペースな感じでやっていくので、今後も期待して待っていてほしいですね」


(4/13 インタビュー・安井幸代)

SOUL’d OUT Official HPhttp://www.souldoutweb.com/

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