SundyBlog

<< SunSet Swishホームページ先行受付けですよ!! | main | TREASURE 052 スペシャルサイトオープン & 追加イベント発表!28日からは先行受付も決定です。 >>

June 19, 2006

リナ・パーク スペシャルインタビュー&コメント映像

Posted by:Sundy at: 12:00 PM

4年前の日韓共催W杯の時、CHEMISTRY、Soweluらとともに公式シングル「Let's Get Together Now」に参加したリナ・パーク。
韓国ではトップアーティストとして知られる彼女が、日本で初となる日本語詞と英語詞だけのアルバムをリリース!

LENAPARK.jpg
profile
LENA PARK。本名はパク・ジョンヒョン。1976年アメリカ・LA生まれ。1998年、韓国でデビュー。2002年には、サッカーW杯の公式シングル「Let's Get Together Now」にChemistry、Sowelu、BROWN EYESらとともに参加。日本では1994年11月に1stシングル「FALL IN LOVE」をリリース。
オフィシャルhomepage

>>コメント映像

続いてロングインタビューをどうぞ

−−初めての日本語詞と英語詞だけのアルバムということですが、言葉以外での今までのアルバムとの違いは?

「今までのアルバムの焦点は、自分の音楽を紹介するというか、自分はこうなんですと紹介してきたアルバムだったんですね。というのは、韓国のアーティストとしてやってきているし、前のアルバムまでの曲は、こんなジャンルでこんなフレイバーでってのを出してきている。それが今回のアルバムは全く違って、私にとっても、きっと聴いてくれる人にとっても、新しいタイプの曲を表現していくっていう、次のステップを踏み出しているんです。言葉に関しても、日本語メインで、英語の曲を少し入れてます」

−−その新しいステップへの作業自体は、スタッフの方に伺ったところでは1年ほどかけた相当大変な作業だったそうで。歌詞の面だけでも、リナさんのイメージを作詞家さんに伝えて、それを受けて歌詞が上がって、それを英語に訳して確認して、再び日本語で歌う、というやり取りだったとか。作詞や作曲のクレジットを見ると、マシコタツロウさんや羽毛田丈史さん、五島良子さん他、たくさんの方々が参加されててそれにも驚きですが。

「言葉の問題でいろんな行ったり来たりはあったんですけど、全てにおいて焦らずじっくり考えて時間をかけてやろうっていう思いでやりました。それだけたくさんの人が関わってくれてるし、多くのディスカッションが行われました。でも当初は、私も焦っちゃって、早く出したいって気持ちがあったんですけど、こうやって出来上がってみると自分にとってすごくいい勉強になりました。今までとは雰囲気が違ってきてると思うんです。インターナショナルなコラボレーションがすごく上手くいったというか。関わってくれた多くの人の異なるバックグラウンドが持ち寄せられたからこそ、アーティストとしての自分のポジションが見えてきたというか。ある意味、実験的でありチャレンジでもあって。いろんな要素がアルバムには詰まっていると思います」

−−そんな綿密な制作を経た楽曲のレコーディングにはどんな風に取り組んだんですか?

「出来上がったものは自分が希望したアルバムなんですけど、最初は最終的にどういう姿になるか分からなくて。そんな姿が見えない中で、ドキドキしたり期待を感じながら一曲一曲に自分の誠実さを込めて取り組みました」

−−ちなみにリナさんは英語も韓国語もできるそうで、今回日本語詞の歌唱にも挑戦してますが、ご自身の中では言語の使い分けはどんな風に考えているんですか?

「複雑なんですよね、曲を作る時はまずメロディを選ぶんです。それで今回はその後、いろんな人に書いて頂いた歌詞が上がってきた時には韓国語に翻訳されてて。それを自分の頭の中で英語にして考えるんですけど、どちらにしても至って自然に進むことなんです。もちろん、もともと音楽のクオリティがあれば、そういう言葉の壁も超えるんだと思うんですけど。基本的には頭の中にプールがあって、その中で日本語や韓国語が泳いでるイメージで、そこからピックアップする感じです。英語モードから日本語モードに変えて、という変える作業ではないですね。一つのところに全部がある感じです。今は世界中の音楽が並列で聴かれる時代だと思うんですけど、実はいろんな言語の音楽を聴くっていうのは、オペラの時代から変わってないと思うんです。だから言葉が分からなくても聴くという体験を通して、情感が伝わっていくんじゃないかとも思ってます」

−−今回のアルバムのテーマはCDを聴いてすぐ分かりました(笑)、“愛”ですね。リナさんにとって、“愛”と“音楽”はどんなものなんですか?

「他のアーティストのことは分からないけど、“愛”は私のテーマです。よく分からないから考えるわけで、本を読んでも精神分析の人に聞いても分からない。私はそれを考えながら音楽で探ったり、表していると思います。知ったかぶりはしたくないので、自分自身について考えたり、愛について考えたことが音楽に入っていると思います。それは常にプロセスなんですよね」

−−今回のアルバムのタイトル「COSMORAMA」は、CDを聴くとすごく良く中身を表していると思いました。実際どんな思いで付けたのですか?

「自分の思い付くことをいろいろ書き留めていったんですけど、この「COSMORAMA」は古い英語の辞書で見つけた言葉です。人によっていろんな取り方があると思うんですけど、私としては「COSMO」は宇宙ですよね。宇宙を見てるといろいろな違うイメージが現れてくるし、都会的な新しい環境っていう意味もある。例えば東京みたいな。それに「RAMA」っていうのは、私にとってパノラマの「RAMA」。広がるとか、地平線が浮かび上がってくるとか、広くて大きなイメージ。自分にとって今回のアルバムの音楽は、新しいエネルギーが沸いてきて、自分が地平線に向かって歩いていくイメージも見えて。そういう意味を込めて付けました」

−−全12曲収録されてますが、音楽性は様々ですよね。ジャンルも多彩。

「元々いろんな音楽を聴くし、私の性格だと思うんですけど、“これも好き、あれも好き”という感じで好奇心は強いんですよね。それに違ったこともしてみたい。だから、それぞれの曲で音を出してみて、自分を引き伸ばしてその曲調に合わせてみたいっていう挑戦が好きなんです。そういう性格なんですよ(笑)」

−−素直でもあり、こだわりも強いという性格?

「素直というか、何でも受け入れるっていう感じでもある。一つのイメージをキープしようって気持ちは全くなくて。今まで自分はライブで活動してきて、ライブでは1ミリでも嘘があるとお客さんには伝わってしまうので、自分の音楽に嘘をつけない。だから自分に正直でいようって気持ちが強いですね」

−−アルバムのジャケットもタイトルとリンクしたイメージが伝わってきます。

「具体的にどこかは分からないようにはしてるんですけど、アルバムタイトルに通じる写真になっていると思います。私にとって、新しい町で、新しい宇宙。日本で音楽活動をするっていうことは自分にとってはすごく意味があるんですよね」

−−ちなみに日本で活動をし始めてみて、日本のイメージは変わりました?

「もともと日本に対するイメージが、特別にあったわけではなかったんですね。でも今回の制作で身に付いてだんだんと分かってきたことですが、分かれば分かるほどだんだんと好きになってきて、馴染んできた。新しい文化を学び取ったという感覚ですね。そういうプロセスを経て、今は第二のホームという感覚はあります」

−−名古屋では去年万博のステージに立たれましたが、日本でのライブの印象はどうですか?

「韓国ではライブに行くという習慣があまり一般的ではないので、日本のお客さんのライブに行って音楽を聴いて楽しむというスタイルはすごく嬉しいことです。名古屋には去年の万博を始め、ショーケースライブでのライブハウスなど何度か訪れているので、私の中では日本といえば、東京、名古屋、大阪というイメージがあります。このアルバムの曲を近いうちにライブで披露できればと考えているので、楽しみにしていてください。私も楽しみなんです(笑)」

release
LENAPARK_COSMORAMA.jpg
album
「COSMORAMA」
6/21 リリース 2800円(税込)
SPARKS RECORDS

→リナ初となるほぼ全曲日本語詞のアルバム。吉元由美、櫛引彩香、川江美奈子らが作詞、マシコタツロウ、五島良子、松本良喜らが作曲で参加しリナとコラボレート。丁寧に時間をかけて作られたというだけあり、サウンドメイキングも多彩で深みあり。しかしそれ以上に、彼女の歌声が素晴らしい。日本語を歌わされてる感など微塵もなく、気持ちが伝わる歌声は世界レベルの実力だ。

TRACKBACK

この記事へのトラックバックURL: http://www.sundayfolk.com/mt_trackback/386