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「新作には僕らが培ってきたライブ感とか、勢いとか、強さが入ってるんで、ライブのスケール感は大きくなります、確実に」

2019/11/20 18:00

男女混声ツインボーカルで話題の地元ロックバンドEARNIE FROGs。
11/20リリースの3rdミニアルバム「Orange Glitter」は、前ミニアルバムとは対となり、アーニーの力強さでもって人の心を突き動かす。
カバー曲のYouTube動画でもその実力をしらしめ、常に自分たちの可能性を模索し続ける彼ら。
メンバーそれぞれの視点から、アーニーの今を語ってもらった。



テラオ「『イエロウ・イン・ザ・シティ』に入らなかった荒くれ者たちが入ってます(笑)」


――5月にミニアルバムを出してまたミニアルバムなんですね。タイトルは「Orange Glitter」。

テラオ(Gt.):前回「イエロウ・イン・ザ・シティ」をリリースするタイミングの時に、フルで出すか、ミニアルバムで出すか迷ったんですよ。なのである程度は作ってあって、曲のストックがある状態なんでテンポよく出したいなって。それで「Orange Glitter」をリリースすることになったんです。

――前回も新境地を開いた感じでしたけど、今回はどんなコンセプトだったんでしょう。

テラオ:「イエロウ・イン・ザ・シティ」に入らなかった荒くれ者たちが入ってます(笑)。今回も割と新境地を開いてはいるんですけど、紅白版みたいな感じというか。二面性を含んでいる感じで、「Orange Glitter」はアーニーの衝動性とか力強さがきれいに映し出されたかな。

――前作のイエローに対し、今作はオレンジ。

三木(Vo./Gt.):次の作品で録れる曲がこれくらいあってっていう時に、何色だろうねって話をしたんですよ。次はオレンジっぽくない?って。「イエロウ・イン・ザ・シティ」は人々が生きる街だったんですけど、今回は人々というよりは一人の人間というか、その中にある感情とか意思とかに触れている部分があって、それがオレンジっぽいなと。ちょっと熱してる感じ?ランプみたいな。そんな話をしていたのがオレンジの始まりで、光とか輝きをどんな風に表そうかっていうのがあったんですけど、テラオ君がグリッターという言葉を持ってきて、それをみんなで揉みに揉んで。

テラオ:いろいろやったんですけど。

三木:カタカナはどうだ〜とか。別の言葉にして、いろいろどうだ〜って考えたんですけど、最終的には最初に持ってきたものがはまって。

――リズムもあるし、おさまりがいいですね。

三木:そうですね。語感もいいし。きらめきとか輝きっていうのが人間の心の意思の力とか心の力とかにリンクするかなっていうので決めました。

――始まりはリード曲「36.7℃」。この曲はおがたさんが歌詞をつけてますね。

おがた(Vo./Ba.):歌が入っていないカラのものをテラオが持ってきて、そこから作ったんですけど、タイトルはその時にはついてて、陽のあったかさだったりも感じたんですけど、なんとなく夕方のイメージがありました。時間的に疲れてぼんやりしちゃったりする時間だと思うので、普段考えなくてもいいことを考えちゃうみたいな浮かれた熱っぽさ。そういうのを思って書いた曲ですね。

――「36.7℃」。平熱よりちょっと高い感じでしょうか。

おがた:そうですね。

――36.8℃じゃなく、36.7℃。

メンバー:(笑)。

三木:36.8℃以上だとちょっと微熱感がある(笑)。

テラオ:人によって捉え方があっていいと思ってて、僕がつけた時は、やるぞってなった時の昂揚してる時の体温ってそれくらいかなあみたいな、微熱とは違うけどちょっと体温上がってるイメージで。おがたは夕方の、ちょっと疲れが出てくる、ちょっと微熱っぽいな、身体だるいなっていうのに捉えてくれたし。人によっては平熱35℃台の人もいるから。

――女子は多いかも。

ゆかちん(Dr.):(頷く)。

テラオ:いろんな捉え方してもいいように、オガタが曲を書いてくれた感じですね。

――この曲をリード曲にしたのは?

三木:昔だったら6曲目の「Rock Radio」を頭に持ってきたし、2曲目の「バタフライ」でもいいだろうし。

――アーニーらしさ全開の勢いのある曲をリード曲にっていうイメージがありますね。

テラオ:「イエロウ・イン・ザ・シティ」を作ったおかげで、持ち楽曲をフラットに見るようになったというか。「36.7℃」が純粋にこの6曲の中で一番いい曲だなって見方ができるようになったおかげで、これをリードに選べるようになったかなって。

――”蓋をした世界の中に 探してた意味があるんだろうな”っていう歌詞が好きです。聴くほどに歌詞がじわじわ浸透してきます。

おがた:ありがとうございます。

――2曲目の「バタフライ」は皆さんのいつもの良さが集約されてる。

三木:ああ、そうっすね。割とライブ向きの曲で、ゆかちんがこういう曲やりたいって持ってきたアイデアから曲のひな型ができました。ほぼセッションでその場でコード進行とかキメとかを、その時は俺とテラオとゆかちんの3人だけだったのかな?それで作って、それをテラオ君が整理してくれたところから始まったので、ライブ感の残りやすい曲になったんじゃないかな。

――どんな曲調をリクエストしたんですか?

ゆかちん:私はUNISON SQUARE GARDENがむちゃくちゃ好きで、ベースの田淵さんが作る曲が好きなんです。当時激ハマりしてた曲があって、それを聴かせてこういうのがやりたいって。私はギターが弾けないので2人にコードつけてもらって、ドラムは田淵さんの曲に寄せてビート作ったりして。

――思ったとおりになりましたか?

ゆかちん:はい、けっこう口出ししちゃったんで(笑)。

三木:メロディ変えたりね。

ゆかちん:ここ最後伸ばして〜とか。

――そうやって曲ができていく感じ、いいですね。

三木:「バタフライ」はそういう色が強く出ましたね。

テラオ:でも苦戦したんだよね。

三木:苦戦したんだよお。メロ歌詞がずっとつかなくて。アイデアもらってすぐつくことも多くて、最初はそれを入れてセッションしてたんですけど、どうにもしっくりこなくて。メンバーも勘づいていて、しっくりきてないのにこのままリリースしたらいかんよねって話になって、ギリギリまで延びちゃって。歌詞は追い込まれて追い込まれて書いたんです。

――打開のきっかけはなんでしたか?

三木:どうする?このままじゃ入れらんないよ、おがたに歌詞つけてもらう?って話になって、俺が「ヤダっ」って(笑)。3人で合わせた時の感じを僕が鮮明に覚えていたこともあって、その時の衝動感や情感みたいのがこの曲にはきっと必要なんだろうなって思ってたんです。でもまあ、時間過ぎて追いこまれちゃったんで、スタジオの時間もらって1人でちっちゃい部屋にこもって曲だけ流して歌って、何十回か歌った自分の声をいっぺんに聴いて、

――いっぺんに?

三木:グシャグシャになって聴こえるんだけど、その中になんか聴こえてくるメロディとか、聴こえてきそうな歌詞とかがあって、それを書きました。だから追い込まれてる人とか、それを打開したい人とか、どうにもなんないところからどうにかして突破する糸口とか見つけたいっていう思いも歌には入ってるんだと思いますね。

――”今日のストーリーできないコンティニュー”。ほんとにコンティニューだったわけですね。

三木:そうっすね(笑)。そこはテラオ君が作ってくれたオケの感じを受けて。

テラオ:ラップ風な。

三木:言葉遊びだったりとか、入れてやろうかなと思った部分ですね。

――「little high」これはテンポが独特ですね。

テラオ:これはねえ、ロックンロールやりたくなって、アーニーがロックンロールやるんだったらどういう感じになるんだろうと思って、ビートルズのライブ映像とか観てて、チープなステージでやってる昔のテレビジョンみたいな絵づらがたぶん似合うだろうなって。じゃあこういう感じのロックンロールやってみるかと思って、ちょっとご機嫌な感じのオケを作って歌つけてもらいました。

三木:これは2コーラス目までを僕が歌詞とメロディをつけて、こんな感じでどうって出して、その後におがたがメロディと歌詞をつけて。

――役割が二分してたんですね。

三木:そうなんですよね。

テラオ:実は。

――それでまとめてしまう。まとまってしまう。

テラオ:おがたは人の作ったものから読み取る能力がむちゃくちゃ高くて、そのおかげでできた感はありますね。

――おがたさんはメンバーの中で耳も一番いいとか。

三木:そうそうそう。別のインタビューでも喋ってるかもしれない。おがたのメロディ聴くとはっとすんだよね。俺的には自分にないものくるから。ああ、こういうこともできたのかと思ったりする。

テラオ:だからまるっとみんなでソングライティングした感じですよね。

三木:ビートとかもまかせっきりだったのかな?

ゆかちん:や、でもけっこう変えちゃった。全部繰り返しだったから。

三木:1番から5番まであるんだよね。

ゆかちん:1番にAメロサビの繰り返しがあって、ちょっと飽きさせないようにしたいなと思って、でも雰囲気を壊したくないんで。

――続いて「Ring Tone」は?

三木:曲のひな型ができたのは実は随分前で、「キャラクター」(2ndフルアルバム)とか録り終わった時くらいに確か僕が今の「Ring Tone」の電子音を聴かせてて。

テラオ:2年前くらい?

三木:僕的には気に入ってて、メンバーもいい曲だねってなってはいたんですけど、ただバンドでやるにはどうしようねってなってて、「イエロウ・イン・ザ・シティ」を録ってた時にアレンジしたのかな?バンドアレンジをまた改めてして、テラオ君に整理してもらって、Cメロの進行をつけてくれたり、返ってきたやつにまたメロディとか歌詞とかつけてできたっていう。

――優しい曲だと感じました。今のアーニーだからこういう曲がより引き立つのかなって。

三木:歌ってる内容がすごく変わってるってことはないんですけど。

――途中で入るおがたさんの声が、歌の表情を柔らかく変えてるなって。他の曲を歌ってる時のおがたさんとは別人のようで。

メンバー:(笑)。

おがた:確かに。歌う時にお互いそこまで曲のイメージ共有しないで歌入れるんですよ。

三木:あんまりやらないんですよ。

おがた:その状態で、自分的にここはうっすら雨が降ってるようなイメージがあったんですけど、Cメロで明るく日が差してるみたいな、一瞬雨が止むイメージがあって、あんまり強い感じじゃないかなって。

――情景が浮かぶんですね。

おがた:そうですね。

三木:この曲はレコーディングの時、割とそうなんですけど、共有しなくて、割とやって欲しいことそのままやってくれる。

――なぜそんなに上手くいくんでしょう。

三木:毎回じゃないですよ。歌によっては現場で、、

テラオ:もめる。

三木:もっとこうなんだよねっておがたに言われて、ん?それはもっと一般的な言い方をしてくれるかいって(笑)とか。でもレコーディング現場ではないかな。デモ作ったりする時とか、曲のイメージの話をしたりした時に喧嘩みたいな感じになることもあるかな。

――それにしてもツインボーカルはアーニーの魅力の一つでもあり、YouTubeで披露してるお二人のハモりもお見事ですよね。

メンバー:(笑)。

三木:あれはメイン、ハモりがめまぐるしく変わってるから。メイン歌ってる人が手を上げてたら、こうなってますね(左右の手を上げたり下げたり)。

テラオ:メンバーもよくわかんなくなってます(笑)。

――上ハモ、主メロ、下ハモがちゃんと表示されてるから、より技を感じますし、誰かに見せたくなります。

ゆかちん:また二人の声が似てるんで。

三木:喋ってる声とか全然似てないんだけどね。

ゆかちん:作ってきたオケで、おがちゃんがコーラス歌ってるとずっと思ってたことがあって、そしたら違って、あれ、でもそんなことはないと(笑)。

――メンバーをも惑わす。

メンバー:(笑)

三木:これ俺のパートだよ、って言うことよくある。

――続いて「ヴァニラ」は、曲の始まりと終わりの対比が印象的でした。出だしは唐突で、最後は余韻を残す。

三木:そういえばそうですね。

テラオ:ニューウェーブがやりたくなって、アーニーでシンプルなコード進行で、シンプルなビート感で、作ったら映えるだろうなって思って、洋楽テイストを取り入れたら、そうしたらすごく応えてくれて。エンジニアさんもそういう音づくりというか、リバービーな感じの雰囲気ある音にしてくれてすごくまとまったなって思いますね。

三木:同じ進行を繰り返しているので、それをどういう風にドラマチックにしようかというのをけっこう考えるんですよ。言葉のリズムやイメージを考える中で、「ヴァニラ」は日本語としての意味の通り方というよりも聴こえた感じ?メロディを口ずさんで受ける印象を大事にしようと思って、繋ぎあわせて一つのイメージを作りたいなって。イメージ的にはちょっと急かされる感じというか。たとえば16、7歳とかちょっと若くて、嫌な事も良い事もあって、思わず走り出しそうな感じ。

――衝動を抑えられず。

三木:そうそう。ポジティブな感じだけではなくって、焦らされるような、でもワクワクするようなっていうのを表せないかなと思ってメロディとか歌詞とかをつけた覚えがありますね。

――全部がそうなんですけど、タイトルが歌詞に落とし込まれてないんですよね。

三木:うん、そうっすね。あんまり言うことないっすね(笑)。

テラオ:そういえばそうだね。

三木:山下達郎の「RIDE ON TIME」的なことはないですね(笑)。でもやってもいいっすね今後ね。

――これでもかっていうくらいタイトルを連呼する(笑)。

メンバー:(笑)。

おがた:「キャッチボール」くらい?

三木:あ、「キャッチボール」くらいだね。

テラオ:あと「愛しい人」。

三木:「愛しい人」もか。とくに僕はタイトル考えるのがめちゃ苦手で、曲書いてから考えるんですけど、いつまで経ってもつかないんです。いい加減、タイトルつけろや〜ってなってからつけるみたいな。でもテラオ君が持ってくるオケは逆で、最初にタイトルがついてるんで。

テラオ:タイトルつけるのまかせると、なかなかつかないんで、いつもまとめる前に揉めたりするのも面倒だと思って、自分がオケ作る時は本決定してもいいくらいの仮タイトルをつけてるんです。そうするといい感じに読み取っていただいて、発展させて曲を書いてくれるんで、このスタンスいいなって。

三木:エコな感じだよね。

――最後「Rock Radio」。これもテラオさんが?

テラオ:これもタイトルつけましたね。これはアメリカンな感じがいいなと思って、大好きなフォール・アウト・ボーイのUSAロックを入れたテイストで作ったものに歌つけてもらいました。

三木:LINEでね、俺は俺のやり方で行くぜ的なイメージですっていうのを聞いて、おがたもメロ歌詞つけて、僕もメロ歌詞つけて、それぞれで考えて同時に作ったんですよね。だから最初は俺バージョンとおがたバージョンがあって、最終的にはそれをくっつけました。

――それではまったんですね。

三木:はまりましたね。歌詞もほぼ変えてないかな。変えた?

おがた:ん〜、サビはちょっと変えてもらったな。

三木:サビはそうだね。

テラオ:1年前くらいに作ってたか?

三木:うん、そうだね。


三木「YouTubeの登録者数100万人いきたいですね」


――アーニーといえば、YouTubeにいろいろなカバー動画をアップしていることでも知られています。最近ではそれをライブで演奏してみようと『COVER NIGHT』というライブを開催しました。しかも無料で!当日はすごく盛り上がってましたね。アンケートではどんな言葉が返ってきましたか?

テラオ:カバーだけかと思いきやオリジナルもやってくれて嬉しかったみたいな反応も返ってきて、意外とオリジナルを喜んでくれる層も来てたんだと思って、ちょっと嬉しかったです。あとは今までアーニーを観たことない新規のお客さんがいっぱいいたんで、そういう意味でも出会えてよかったなって思います。

三木:てか、ライブハウス来たことない人めっちゃいた!

――初めての人って訊いて手上げてる人いっぱいいましたよね。

テラオ:いました、いました。

――そういう人にとっては、アーニーが初めての人ですよ。

メンバー:(笑)。

テラオ:嬉しいです。

三木:すごい嬉しいです。あなたが初めて(笑)。

――それはカバー曲が好評だったからですかね。

三木:反響あったね。

テラオ:そんだけ新規のお客さん来るってことはやっぱり。

――一番アクセス数が多かったのは「まちがいさがし」ですか?

テラオ:1万3000回再生数ですね。でもなんか「シャルル」(二人でハモったボカロカバー曲)から入った人も多い。

メンバー:(笑)。

――やっぱりそれか(笑)。さきほど話題に出たハモりですね。

テラオ:メインがいったりきたりヤバイですよね。「まちがいさがし」は一人でどっぷり浸かる感じで、「シャルル」は再生力があったんでしょうね。だからライブは老若男女、幅広い世代に来ていただいた感じはします。

――ライブ後には愛用のギターとか自由に触らせてましたけど、大丈夫でしたか?

テラオ:全然大丈夫です。安物っちゃ安物なんで。

三木:高校生の時にね、買ったね。

テラオ:2万ちょっとくらいのやつなんですけど、思い入れのギターです。でもちゃんと言っておいた方がみんな大事に触ってくれるんで。喜んでくれてよかったですね。

――かたや7月のワンマンはいかがでしたか?

三木:あれも楽しかったですね。もう遠い彼方のように感じます。

テラオ:もう1年前くらいに感じちゃいますね。

――交差点のSEから始まるっていうのはライブハウスではあまりないような。

三木:ああ〜、あんまりないっすね。最初はちょっと狙いすぎかなと思ったんですけど。

テラオ:やれるんだったらもっとプロジェクター使って街の雰囲気を作りたかったんですけど、なかなか準備が間に合わず。SEの空気だけでも作りたいなって。

――ペンギンラッシュの真結さんもゲスト出演されて。

三木:来てくれて、楽しかったねえ。生ピアノになるだけであんなにいいとは。

――ピアノといえばおがたさんも弾かれますよね?

おがた:(笑)。

三木:いつかね、ステージでね。

――1/25にはSPADE BOXでワンマンがあります。どんなライブになりそうですか?

テラオ:まあ、ミニアルバムが紅白版にみたいになってるんで、「イエロウ・イン・ザ・シティ」と「Orange Glitter」で1つの作品に近いんで。

三木:「イエロウ・イン・ザ・シティ」の曲もいっぱいやるんだもんね。

テラオ:両方やるよね。1年の総まとめみたいな感じはしてて、より生々しい感じには、

三木:そうだね、したいね。

テラオ:「イエロウ・イン・ザ・シティ」の時には演出とか凝りたいなとは思ってたんですけど、そういう丁寧さと、「Orange Glitter」は原始的な力が強いので、僕らが培ってきたライブハウスのライブ感とか、勢いとか、強さが入っていて、まあ、おっきい音になるかな(笑)。

三木:今どういういい方にしようか考えたね(笑)。

テラオ:スケール感は大きくなると思います、確実に。

三木:それこそ「イエロウ・イン・ザ・シティ」の時は真結が3曲入ってくれたけど、サポートとして誰か鍵盤なりキーボードなりずっと弾いてくれる人がいてもいいのかなって。なるべく人力で可能な限り再現できるのがいいので。そういう意味でも生々しくできたらいいと思ってますね。

テラオ:今は「Orange Glitter」リリースしてからのリスナーさんの反応を見たいですしね。

ゆかちん:「バタフライ」はあいの手があったりするから、ライブで聴くと楽しいのかな。

三木:約束されたやつね。

ゆかちん:みんながどこまでやってくれるかね。

――クラップはやってくれるでしょうね。

テラオ:「little high」は遊びの多い曲だから、ライブだといろんなアレンジができそうで、振りやらせてみたりとか、コール&レスポンス作ってみたりとか、そういう遊びができるかな。「36.7℃」は今もうライブでやり始めてて。

――先日の無料ライブで初披露してましたね。

テラオ:これはツアーに向けてどんどん成長していく曲というか。まだ潜在能力があって、まだ俺たち自身が表現し切れてないって感じる部分があるんで、しっかり良さをいかせるようになれたらいいなと思います。

――伸びしろがある子なんですね。

テラオ:ほんとに伸びしろありますねえ。

――アーニーはどこに向かってるんでしょう。

三木:YouTubeの登録者数100万人いきたいですね。

メンバー:(笑)。

――配信はこれからも?

三木:定期的にはやろうと思って。回数は増やしたり減らしたりすると思うんですけど。

テラオ:この1年間YouTube始めたっていうのもあるんですけど、バンドの在り方をすごく考える時間にもなってて、今までどおりのライブのやり方じゃあ、今後どんどん便利になっていく時代に取り残されていくんじゃないかというような。

三木:音楽自体がね。

テラオ:そう、音楽自体がそういうコンテンツになるんだろうなって。サブスクが始まったことによって、音楽とお金をどういう風に絡ませていくのかっていうのをプレイヤーもちゃんと考えなきゃいけない時代になってきたなと思ってて。

――ここ数年で音楽流通の仕組みがすごい変化してますもんね。

テラオ:そうなんですよ。スピッツとかミスチルがサブスク解禁して、そういうのでも流れが大きく変わってきたというか。だからそういう時代には取り残されたくない、もっと先にいきたいな。ライブで体感できる刺激も従来のライブハウスでできること以外の、もっと何かできるなんじゃないかっていうのは常に思っていくバンドではありたいです。

三木:最近そんな話ばっかしてんな。

テラオ:IOTの時代が来るか。5Gでどういう技術が導入されるかなあとか。

三木:このサービスとこのサービスとこのサービスがくっついて、こんな風になったらいいのにってめっちゃ言ってる。

テラオ:さしあたりYouTubeでは全曲聴ける状態がマストな条件になってくるのかなと思ってて、それをどういう風に作るかをいろいろ考えていきたいです。

――まずは聴いてもらうことが大事ですもんね。いい曲作っても届かないと。

テラオ:そうなんですよお。みんな悩んでると思うんですよね。

――最後に地元の人に向けてひと言お願いします。

三木:まだEARNIE FROGsを聴いたことない人がほとんどだと思うんですよ。アーティスト側からするとみんなが手軽に聴けるようにしてるつもりなので、それをキャッチしていただきたいです。普段動画観ている人は、そういえばアーニーいたなって検索して観てもらえればいいなと思います。

おがた:前回の「イエロウ・イン・ザ・シティ」の時に、今までより大人っぽくなったっていう評価をいただいてたんですけど、「Orange Glitter」になってパッション感けっこう出てるんですけど、前回の雰囲気を崩さないようなすごく案配のいいアルバムが出来たと思うんです。今の我々が出しうる情熱や衝動をありのまま詰め込んだいいアルバムになったと思うので、是非聴いてもらいたいです。

テラオ:先々、新型のアーティストとして東海エリア出身で背負っていきたいと思っているので、

三木:おっきいこと言うねえ。

テラオ:東海エリアからすごい面白いバンドが出てきたなと。フォーリミ(04 Limited Sazabys)やリョクシャカ(緑黄色社会)とか元気のいいバンドいますけど、彼ら彼女らとはまったく別の魅力を発信できるアーティストとして背負っていきたいので、是非応援をお願いします。

ゆかちん:ほんとに聴かないなんて損じゃん!って思うくらいいいアルバムができたので、このインタビュー読んで興味を持ってくれた人はYouTubeからでもいいから検索して1曲でもいいから聴いて欲しいし、ライブで実物の我々に会いに来て欲しいし、興味を持ってもらえたら嬉しいです。


インタビュー・文/深見恵美子



3rd Mini Album 「Orange Glitter」 2019.11.20 Release

EARNIE FROGs Official Website >> https://earnie-frogs.jp
EARNIE FROGs YouTube Channel >> https://www.youtube.com/user/EARNIEFROG
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