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「デビュー3年目、これからも素直な気持ちを歌に乗せていくので、ありのままの私を受け止めてもらえたら」

2019/09/30 11:00


オーディションでグランプリを獲得後、2017年に「笑顔の作り方〜キムチ〜/ココロハレテ」でメジャーデビュー。以降、自身のワンマンライブはもちろん数多くのフェス・イベントで音楽を届ける一方、番組MCやキャンペーンのイメージソングを手掛け、Twitter・Instagram・TikTokなどSNSのフォロワーが計110万を超えるなど若者から絶対的な支持を得ている足立佳奈。

注目を集める中、2019年は4月にリリースした5thシングル「little flower」がLINE MUSICで最高位2位を記録、8月には6thシングル「ひとりよがり」をリリースし、デビュー2周年のアニバーサリーライブを開催。
逢うたびにその音楽に新たな彩りを手に入れていると感じる、岐阜県海津市出身のシンガーソングライター、足立佳奈さんにインタビュー!



――今年は、どんな夏休みを過ごしましたか?

お盆にお休みをいただいて岐阜に帰省したんです。バーベキューをしたりスイカ割りをしたりして楽しみました。

――アニバーサリーライブの前ですね。じゃあしっかりパワーチャージして臨んだんですね。

はい!

――そんな2周年記念ライブ(8/30@マイナビBLITZ赤坂)はいかがでしたか?

自分史上、ワンマンで一番大きな会場でやらせていただいたんです。初めてライブでピアノの弾き語りに挑戦しましたし、いろんな方が来てくださって。ふだん自分の想いを言っているつもりではいたんですが、あらためて2周年という節目で、みなさんに歌を通して言いたいことを伝えられたかなと思います。

――SNSにライブの感想が寄せられていましたね。感動や感激が伝わってきました。佳奈さんだからこそ出来た、いいライブだったんですね。

ありがとうございます。

――アニバーサリーの節目にリリースされたのは6枚目となるシングル「ひとりよがり」(8/21発売)。AbemaTV恋愛リアリティー番組『今日、好きになりました。夏休み編』テーマソングになっています。これは番組のために書き下ろしされたものですか?

そうです。

――誰の立場で書いたのだろう、と思ったり、誰にでも当てはまるようにも感じて胸にぐっと来ますね。どんなふうに制作していったのでしょうか。

男性目線の歌に初めて挑戦して書きました。男性目線ということで、私の恋愛観をそのまま映し出してしまうと女性目線になってしまうので、男友達に電話して「今、恋してる?」という話をしていって、想いを聞いていきました。

――と、言うことは取材された男の子は、まず第一条件である“恋をしているかどうか”の確認をされたわけですね?

はい。だから、ひとりふたりじゃないんです。5人くらいの人に聞きました。みんなの意見をぎゅっ!とまとめたものです。

――男性目線の詞に挑戦して、何か気づいたことはありますか?

私が電話した男の子達は、どこかもじもじしていて、女の子に対して好きって言えないとか、友達のままの方がいいんじゃないかなっていう想いを持ちながら、好きな気持ちを大切にしていたんですね。私自身は言葉をストレートにいろいろ言うタイプなんです。だからそれは、ああ、私とは違うなあって思いました。

――では作詞はどこか脚本を書くような感覚でしょうか。自分以外が登場人物の物語のような。

でも結局、自分の言葉から歌詞が出て来るので、みなさんの意見をもらってはいても、自分だったらこうだなとか、ここはちょっと信じられないな、わからないから書かないでおこうとか、そういう自分の心を通した振り分けのようなことはしたんですね。そう作っていったので、この中に自分が入っているなとも思います。

――番組『今日、好きになりました。夏休み編』を見た人の中には「ひとりよがり」が流れたことで、より胸に来て泣いたという方もたくさんいたそうです。

私も番組は見ました。とても素敵な場所で自分の曲をより引き立ててくださるようなシチュエーションで流してくださって・・・。出演者のみなさんも、これ僕のことを歌ってくれているんじゃないか?って思ってくださってSNSでそう書いてくれたり。嬉しかったです。みなさんから愛されてこの曲が今、あるなと思います。

――ミュージックビデオも反響がすごいですね。

ありがとうございます。嬉しいです。

――カップリングには恋する肌キュンmovie byロート製薬『肌ラボ?』キャンペーンソング「恋する気持ち」を収録。疾走感あるメロディーに乗せた歌声が、せつなさと期待を織り交ぜたラブソングを届けてくれます。

肌ラボの方からオファーをいただいて、ゆりやんレトリィバァさんはじめ芸人さんが出演する物語だとお聞きして、そこから取り組みました。ゆりやんさん演じる“先輩に恋をした女の子”の、好きと言えないけれど理想の女の子になりたいなっていう気持ちをテーマに書いたものなんです。

――“あなたのギターにのせて 私が素直に歌う”というフレーズは軽音部が舞台になっているから紡がれた言葉なんですね。

はい。映像は無い状態で、こういう話ですけどどうでしょうかとストーリーをいただいたので、軽音部とかシチュエーションは聞いていて。そのストーリーに沿った形で書かせていただいていたので、実際に映像を見た時に、あ、ここ私が想像したのとマッチしているなとか、いいところで流してくれているなとか嬉しく思いました。

――芸人さん達が出演されているので、ぷぷっと笑えるものなのかな?と見始めたら、胸がきゅんとなるシーンがあちこちにあって。

そうなんです、実るかな?ああ、やっぱりダメかあーと。

――でもただ片思いのせつなさ100%という話ではなく、ほかの男の子からは想いを寄せられているのでは?なんて思えるシーンもありますね。

この作品は春・夏・秋・冬とストーリーが続いていくので、これから何があるのか私もそれが楽しみです。

――登場人物それぞれに物語があると思わせるものでもありますよね。作詞でどこか苦労された点はありますか?

この曲はストーリーありきなので、苦労というよりかは、その世界にいるつもりで、私だったらこういうふうに先輩のことを想うかなとか、先輩のギターで歌ってみたいなとか、自分の理想も想像もふくらませて書いていったので、楽しく書けました。

――もうひとつの暖かなカップリング曲「ふたり」は、大切な人に想いを伝えてゆく歌。

この曲は初めて両想いの歌を書いてみたんです。今まで片思いの曲が多くて、でも両想いのラブソングも作りたいなと思って。

――どんなふうに書いていったのでしょう。

どうやって作ったらいいかな?といろんな人に話を聞いたり、自分の経験を引き出したり、あとはドラマや映画、いろんなものから、恋する人の想いを紡いでいきました。素直に言えないことがあるんだなとか、当たり前に思うからこそ記念日には大切に言葉を言わないといけないんだなと感じて、丸3年経った記念日をシーンに、彼女に対して思うことを詞にしました。

――ラストの“誓ったんだ”という歌声が、信じられる強さを湛えていていつまでも包んでくれる楽曲ですね。それぞれの物語を持つ3曲がパッケージされたシングル「ひとりよがり」に、今、どんな気持ちを抱いてらっしゃいますか。

今回、初めて3曲ともラブソングという形でのリリースをさせてもらって、いろんな恋の在り方がありますが、恋をしているすべての人にこの3曲のどれかは当てはまるんじゃないかと思うんです。ラブソングの中にいろんな方面からのアプローチがある曲なので、恋をしている人にはもちろん聴いてもらいたいですし、恋をしていない人だったらこの曲を聴いて「ああ、恋っていいな」とか「恋ってせつないな」と、一緒に想像してもらえたら嬉しいです。

――初回生産限定盤にはBDが同梱。あらたな魅力を咲かせた5thシングル「little flower」と、同カップリングで“繋ぐ”をテーマに想いを込めた「WE CAN!」のビデオクリップとメイキングを収録。前回の取材は春で、6月に出演予定していた東海地区最大のオムニバスライブサーキット『SAKAE SP-RING 2019』への想いを話してくださいましたね。

そうでしたね! SAKAE SP-RINGはダイアモンドホールでやらせていただいたんですが、私にとってその会場は、私の好きなアーティストさんがライブする時に、お客さんとして見に行く所だったんです。そこに自分が立つのか、といろいろ思うところがあって、実際、課題とかありながらそれでも無事に終わることが出来ました。その後もイベントに出演したり、さまざまな経験をデビュー2周年の記念ワンマンライブで活かせたかなと思います。

――デビュー3年目を走り始めて、あらためて何か胸に誓ったことはありますか?

これからもっともっとみんなと同じように、身近なところから感じることを歌にしていきたいと思います。

――以前は「笑顔でいなくちゃ!明るくしていなくちゃ!」「自分がみんなを元気にするんだ」と無理に頑張る時もあったんですよね。でも春の取材で「ありのままの自分を見せることで、人に寄り添うことが出来る」という変化を話してくださって。そんな佳奈さんですから、これからどんな楽曲が生まれるのか、とても楽しみです。

ありがとうございます。

――では最後にメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。デビューして2周年過ぎて、3年目に突入しました。きっとまたこれからいろんな出逢いがあったり、みなさんと逢える時間が増えていくと思います。感謝の気持ちを忘れずに、素直な気持ちを歌に乗せていくので、ありのままの私を受け止めてもらえたらいいなと思います。よろしくお願いします!


インタビュー・文/早川矢寿子



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[初回盤]

[通常盤]

足立佳奈 Official Website >> http://fc.adachikana.com
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