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2ndミニアルバム「realize」を9/18にリリース。全国ツアー『AliAliVe 2019 -realize-』が開催!

2019/09/30 11:00


「五感で楽しめるライブを作っていくので、生で味わっていただけたらうれしいです!」(RINA)


 2ndミニアルバム「realize」を9/18にリリースしたAYAME(Vo)、EREN(G)、TKT(Key)、RINA(Vn)、SEIYA(B)、BOB(Dr)の6人組、AliA。

 豊かな表現力で聴くものを魅了する歌声と、ポップでロックでアートなハイブリッドサウンドが繰り広げる世界は、再生ボタンを押したとたん瞬時にすっと吸い込まれ、メンバーたちといっしょに美しく、儚く、激しく、あるいは、楽しく、HAPPYな気持ちで自由に遊びながら時空を旅しているような感覚におそわれる。

 この気持ち良さ、ライブではどう表現するのだろう。
 
 2ndミニアルバム『realize』、『AliAliVe 2019 -realize-』についてRINAとBOBにインタビュー!



2ndミニアルバム『realize』を9/18にリリース!

「1枚のアルバムにロックだったりダンスだったりがあって、でも、どこを切り取っても“AliAだな”っていう」(BOB)


――いきなりですが、「ユートピア」のMVでエレキヴァイオリンをはじめて見ました。以前、ヴァイオリニストのNAOTOさんを取材したとき、クラシック以外のジャンルを伝統的な木製の生のヴァイオリンで弾く場合、技術が必要だとおっしゃっていて……。

RINA:そうです。生のヴァイオリンにマイクを付けて演奏すると、メンバーが6人もいるのでハウリングを起こしたりしてトラブルになるんです。エレキヴァイオリンはハウったりしないし、生のヴァイオリンは遅れて響きが出るけど、エレキはそのままダイレクトに音が出て機械的な響きをつけるので、バンドサウンドと合わせやすい。あと、エレキはギターのエフェクターを使っていろんな音に変えられます。

――2ndミニアルバム「realize」で弾いているのは生 or エレキ?

RINA 生のヴァイオリンでレコーディングしています。ライブではエレキヴァイオリンを使って、似たような音に近づけて演奏しています。

――RINAさんはもともとはクラシックを?

RINA:はい。4歳からヴァイオリンをはじめてクラシックをずっとやっていて、大学時代にエレキヴァイオリンに出会って「いいな」と思ってひとりで遊んでいたんですよ。そうしたら、ギターのERENが声をかけてくれて……「サウンドにヴァイオリンを入れてみたい」って。

――クラシックのひとがポップやロックをやるって、異端児的な扱いをされそう。

RINA:クラシック界では煙たがられる雰囲気はありますけど、わたしはみんなと同じことをするのがいやで、道を外れてきたっていうか(笑)。AliAでは自分らしさが出せるので、わたしに合ってるかな、世界観的に。

――ミニアルバム「realize」は喜怒哀楽が表現されていて、生身の人間の息づかいが伝わってきて、いっしょに冒険ファンタジーの世界を旅しているようでした。ドラムはリズムを刻むだけでなく、芸術的な叩きかたをしていて、カッコ良くてぞくぞくしました。

BOB:もともと僕、メタルをやっていたので、速い曲、疾走感のある曲は得意なんですけど、ビートを叩くだけじゃなくて崩して叩くような……1曲目の「realize」も後半そんな感じだけど……プロデューサーの平出悟さんに「むちゃくちゃ叩いてくれって」言われて、拍を意識せずに叩きました。

――むちゃくちゃ叩くってむずかしくないですか?

BOB:そうですね。叩いたあとに「今のちょっとちがうな」とか(笑)。それで、何回か演るんですけど、結局、最初に叩いたものが良くて、最初のテイクが採用になった曲が何個かあります。テイクを重ねるごとに考えて叩くようになるから、勢いにまかせるときは最初のほうが良かったりしますね。

――ドラムはぜったいにリズムがブレてはいけないから、遊びを入れるのは大変そう。

BOB:ベースとドラムからレコーディングをはじめるので、僕がむちゃくちゃ叩いたものにみんなが合わせにいってくれる感じです(笑)。

――ライブでもレコーディングと同じように叩きますか?

BOB:ライブではレコーディングでやったことの再現はしたくないので、毎回変えています。基本のビートはいっしょだけど、フィルイン……おかず的なものは、そのときのテンションで変えてますね、みんな気づいているかどうかわかんないけど(笑)。ベースのSEIYAに「あの部分こう叩いてたよね」「勝手に変えただろ」ってライブ後に言われることがあります(笑)。

――SEIYAさんは勝手に変えたりしない?

BOB:SEIYAは変えてくるようなタイプじゃなくて、僕のリズムに合わせて演ってくれるから、僕がどれだけ遊びを入れても安心なんです。それと、ベースの疾走感でドラムが際立つ瞬間があるんですよ、タッチの感じとかで。そういったコンビネーションがライブでは発揮されていると思います。

――アルバムの中で打ち込みが使われていましたが、ドラマーとしていやじゃないですか?

BOB:正直、あまり好きじゃないです(笑)。古いロックが好きで、生音的なサウンドが好きなので、機械的なドラムの音は好みではないけど、それで世界観をせまくしてしまうのは良くないなと思っていて。メンバー6人で音を出したとき、生の音だと太刀打ちできないんですよ。だから、打ち込みやそういったものを多用したほうが幅が広がるし、音に厚みが増すから……。


結成当初からあったタイトル曲「realize」

「少しずつ変化をつけてやっと完成したので、メンバーそれぞれの味がいちばん出ています」(RINA)


――「realize」は2月にリリースした1stミニアルバム「Alive」と色ちがいのジャケットですが、この2枚は作品として対ですか?

BOB:対ではないです。だけど、「Alive」はアートワークが白でポップな路線が多い作品で、今回の「realize」は黒で、もう少し重めなサウンドが詰め込まれている作品だから、ある意味対になっているのかもしれませんね。より攻撃性が増えて、メッセージ性の強い曲が多くなって、「インストップデート」のように音楽性が多様化した曲もあって、1枚のアルバムにロックだったりダンスだったりがあって……でも、どこを切り取っても「AliAだな」っていう。

――「インストップデート」はヴァイオリンの音色が表情豊かで踊っているようでした。

RINA:フィドルみたいな弾きかたをするところがあって、あまりそういったジャンルをやったことがなかったので、新しい挑戦でした。ほかにも新しい挑戦がいくつかあって、自分の可能性の幅が広がった感じがします。

――何回聴いても新しい発見があるアルバムです。

RINA:「インストップデート」のヴァイオリン・ソロの裏で、ギターをはじめ、全員カッコいいことをやっているので耳をすまして聴いてもらえるとうれしいです。あと、タイトル曲「realize」は結成当初からあった曲で、少しずつみんなで変化をつけて、やっと完成したので、メンバーそれぞれの味がいちばん出ています。

――RINAさんはずっとクラシックをやってきただけに、例えば「このコード進行は考えられない」とか、なにか違和感を感じたことは……?

RINA:あります(笑)。前作の「Alive」では、音の流れとかがヴァイオリンのフレーズでは考えられない部分があって、ERENは「ド」、わたしは「シ」にいきたくて、「ぜったいこっち!」「ぜったいこっち!」って1音のこだわりでお互いゆずらなくて、よく喧嘩みたいになってました(笑)。今回の「realize」では、「なんかちがうな」「変わってるな」と思っても、「とりあえずやってみよう」って柔軟な心で取り組んだことで、「そういうのも面白いね」みたいな、視野が広がりました。さっきのBOBの打ち込みの話しと同じで、わたしもデジタルっぽい音がいやだったけど、「それがあることで幅が広がってる」って許容する心も出てきたし、チャレンジしたいと思えるようになったから、もめることはなくなりました(笑)。

――AliAの曲を全部作っているERENさんは何者ですか?

RINA:何者なの?

BOB:ロックっぽいひとじゃないです。聴いてる音楽もロックだけじゃなくて映画音楽とか……。

RINA:ジブリも好き。

BOB:うん、アニメ系とかゲーム系とかが好き。

RINA:もともと作曲がしたくて音楽をはじめたみたいです。作曲がしたくて、それをバンドでやりたいから、ギターをはじめた感じで、あくまでも作曲が先。

BOB:「ギターヒーローになりてぇ!」とかではないです(笑)。

RINA:曲を作るのが趣味って最近言ってたから(笑)。すぐ作っちゃうからすごいなと思います。


全国ツアー『AliAliVe 2019 -realize-』開催!


――名古屋のファンの印象は?

BOB:今回は42ヶ所まわるので、僕たちもどうなるか予想がつかなくて(笑)。前回の名古屋公演はソールドアウトで、すごい熱いライブでした!

RINA:熱いですよ。名古屋のひとはガンガン来ますね!

――ライブでどんな世界を観せてくれるのか楽しみです。では、最後に東海地区のみなさんにメッセージをお願いします。

BOB:東海地区はツアーの後半になるのかな。力を蓄えたAliAを感じてもらえると思うし、アルバムの曲もライブによってアレンジを変えるので、また新しい発見があると思います。基本は3マンだけど、11/23の名古屋RAD HALLはワンマンなので、よりいろんなAliAの魅力がお見せできるはず!ぜひ、遊びに来てください!

RINA:わたしは岐阜出身なので東海地区には馴染みがあります。ライブは前回よりもひとまわり大きくなったAliAで、五感で楽しめるようなライブを作っていくので、生で味わっていただけたらうれしいです!


インタビュー・ 文/早川ひろみ



New Mini Album 「realize」 Now on sale

AliA Official Website >> http://www.alialive.jp
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