live photo & report
8/16(土) センチュリーホール 〜the next door〜
TREASURE 05Xの会場として、今年から新たに加わったセンチュリーホール。快適な空間で心地よい音楽を浴びれば、猛暑や喧騒など忘れ、癒しのひとときが過ごせそう。
≪Sotte Bosse≫


オープニングを飾るのは、東海地区初ライヴとなったSotte Bosse。Jポップの名曲をボサノヴァアレンジなどでカバーし、話題となったユニットだ。この日はオリジナルとカバーを織り交ぜての演奏。初めはシートに座り、音に身を委ねていたオーディエンスも、Cana(Vo.)のハッピーオーラ全開のスイートな歌声に触れるうちに、いつの間にか総立ちでハンズクラップしていた。
≪いきものがかり≫


2番手のいきものがかりは、エレキギターの水野良樹、アコースティックギターの山下穂尊、清々しいヴォーカルを聴かせる吉岡聖恵の3人組。路上出身なので、演奏力が高いのはもちろんのこと。親しみやすいMCで、観客の心を素早くキャッチしてしまう魅力も絶大。コンサートホールに居ながらにして、まるでストリートで足を止めて聴き惚れているかのような、爽やかな空気に包まれた。
≪風味堂≫


続いて、昨年のTREASURE 05X@モリコロパークではトリを務め上げた風味堂が登場。いきなり、ジャジ−で濃厚な〈エクスタシー〉でスタートした。ギターレスの鍵盤トリオならではの、各楽器の音の粒立ちのよさと独特のグルーヴが最高。アッパーな楽曲を連続し、渡和久(Vo/Key)の熱い歌声で会場中を沸き立たせたところで、最後は美しいミドルナンバー〈ゆらゆら〉で締めるあたりがニクイ。
≪Salyu≫


ラストは、この人。静寂から緩やかに立ち上がるバンドセッションに導かれ、Salyuがステージへ。「私は私のことを解き放つ」と歌われる〈LIBERTY〉を始め、深淵な世界観をもった楽曲が続く。華奢な彼女の一体どこから、この圧倒的な存在感と強い意志を湛えた歌声が生まれるのだろう。特に、どこまでも伝う透明な高音には、感情を揺るがされた。
アンコールの拍手に呼び戻されたSalyuは、Bank Band with Salyuのヒット曲〈to U〉を披露。優しさに溢れたエンディングとなった。
(レポーター:安井幸代 / 撮影:新澤和久)