ベストアルバム リリース!!
LIVE DVD発売決定!!

オリジナルセルフカバーアルバム リリース!



ベストアルバム GOLDEN☆BEST リリース!!

結成30周年記念として、名盤の1st、2ndに
メンバー所有の未発表音源+他社音源を収録した2枚組!

     ■タイトル:GOLDEN☆BEST
     ■発売日:8月24日
     ■メンバーによるライナーノーツ収載/デジタル・リマスター音源

詳しくは、コチラをCheck!


LIVE DVD リリース!!

WOWOWの放送ではオンエアされなかった7曲を含む、センチ30周年記念ライブを完全収録。
番組では消化不良のセンチファンの皆様にはゆったり、たっぷりの内容です!

     ■タイトル:センチメンタル・シティ・ロマンス ライブ 30years young
     ■発売日:10月27日(ユニバーサルミュージック
     ■価格:4,800円(税込)

     ■収録曲
     M1   うちわもめ
     M2   Smiling Face
     M3   内海ラブ
     M4   風の街で
     M5   マンボ・ジャンボ
     M6   あの娘の窓灯り
     M7   籠時
     M8   ひたすら
     M9   時は流れても
     M10   おかめとひょっとこ
     M11   スウィート・アイスクリーム・サンデー
     M12   ハイウェイ・ソング
     M13   LUCY
     M14   雨はいつか
     M15   ナイス・ショット
     M16   夏の日の想い出
     M17   Dance with me

     レコード店以外にWOWOWホームページ等での購入が可能です。
     問い合わせ:WOWOWカスタマーセンター TEL 0120-580807
             http://www.wowow.co.jp/





 

 

 “センチメンタル・シティー・ロマンス”(以下センチ)が結成30周年を迎えるという。
このアルバムは、30周年記念の17年振りとなるスタジオ録音アルバムで、新しい録音によるセルフカバーアルバムに、新曲が2曲、という構成になっている。
 一言で30年とは言うが、この年月を振り返ると、これはもう、ただ単に長いだけではない。日本において、完全なアンダーグラウンドであったロックという音楽が、市民権を得、産業としてシステム化され、ヒットチャートのメインにのしあがってきた30年だ。その、大きな変貌の道のりで、日本のロックは、何を手に入れ、なにを失ってしまったのか。良くも悪くも‥‥。

 センチが活動を始めた頃は、周りにいるスタッフ達やライブハウスの人間も含めて、ロックの周りには手作りのアマチュアリズムが溢れていた。「自分達の手で、自分達の音楽を!」みんなが、そう思っていた。そんな中、センチは、名古屋を代表するバンドとして、大きくロゴの入った赤いバスで、全国を駆けめぐり、各地で喝采をあびていた。名古屋にいればセンチの存在はそこかしこに見え隠れする。村の人気者ではないが、そんな身近なヒップスターというのは、今までに無かったし、僕たちの時代の音楽の在り方として、それはすごく魅力的なものだった。 がしかし、であります。僕は、そんなセンチが嫌いだった。当時、ブルース以外は音楽ではないかのような頑なさで、アメリカ黒人音楽に頭の先まで浸かっていた僕は、「名古屋=センチ=ウエストコースト・ロック」という図式に、相当苦々しい思いを持っていた。僕が思う「自分たちの音楽」とセンチは、似ても似つかぬ代物だったということなのである。

 そんな僕が久し振りにセンチを見たのは99年。随分久しぶりにやった、ミニツアーの中の一日。場所は、開店して半年も経たないTOKUZOであった。確かな演奏力はもちろんのこと、昔観た記憶より一回りスケールを増した、のびのびとした演奏と、揺るぐことのない「バンド感」みたいなものに、「成熟したロック」の気概のようなものを感じた。いいバンドだなぁ、と素直にそう思った。
 それぞれが、音楽を生業とするプロフェッショナルであるにもかかわらず、メンバーが集まると「バンド」としか言いようのない、別の「何か」を発する。それは、昔みんなが信じていた骨太のアマチュアリズムみたいなものに通じているような気がする。「バンド」という共同体の持つ、ある時は苦く、ある時は甘美な匂い。

星は巡り人は去り
またたく夢は月の彼方
微笑みやぬくもりも
いつか遠い記憶の中
でも道は何処までも続く
いつかきっとまた逢える

 今回の新曲「時は流れても」の中、オリジナルメンバー3人で歌われる詩の一部分だ。
「昔は、よく練習したけど、イッパイ、イッパイでやっていた。あれからみんな音楽をやめてないし、歌も楽器も前よりしっかりしている。やっと完成に近づいた感じ。」と語ってくれた告井氏。
 基本的に人間は、明日に向かって歩き続けたい、と思うように出来ているらしい。そして、いつまでたっても、新鮮な、帰っていける場所があることは、ミュージシャンとして、人間として、大きな強みではないかと思うのだ。

(TOKUZO 森田裕)

Back