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今の“あゆくま”のすべてと言える「ぼくらのうた」を掲げ、向かうはワンマンライブ未開拓地、地方大巡業ツアー!

2019/07/11 16:00


歌うたいの「あゆみ」、DJ の「くりか」、盛り上げ役の「まき」からなる、関西出身のアイドルパンクDJユニット、あゆみくりかまき。
今年5月5日に結成5周年を迎えたあゆみくりかまきの新作は、初のミニアルバムとなる「ぼくらのうた」(7/10発売)。
熊から人間となっても彼女達の音楽愛・熊魂は不滅。
絆を深めながら全国を回る、“あゆくま”にインタビュー!



今作は、あゆみくりかまきと同じ事務所の先輩であるファンキー加藤が作詞した表題曲「ぼくらのうた」、TENGUBOYこと井上ジョーが作詞した「スペース・エスプレッソ」、越智健太(BUZZ THE BEARS)が作詞した「MILLION」の新曲3曲(作曲は3曲ともサトシ(BUZZ THE BEARS)担当)に、さらに昨年会場限定盤としてリリースの「アナログマガール'18」、ロックアレンジで蘇るセルフカバー「クマトナデシコ'19」、配信限定EPとして昨年末にリリースされた「蝋人形の館(カバー)」を追加収録。
未来に向かって歴史を塗り替えてゆく、あゆくまの勢いと魅力を感じるアルバムになっている。


まき:ありがとうございます。私がすごく憧れているファンキー加藤さんに作詞していただいたタイトルトラック「ぼくらのうた」はもちろん、本当にバラエティーに富んだ楽曲がぎゅっと収録されていて、これはミニアルバムじゃないやん!ってくらいのたっぷり詰まったアルバムが出せてすごく嬉しいです。

くりか:特に「ぼくらのうた」は、今まで悩んできたことや、目標を達成できなかったこと、その経験を踏まえて乗り越えてきた今のあゆくまだからこそ歌える楽曲だなと思っています。今のあゆくまのバカっぽさが出てる「スペース・エスプレッソ」や、大好きがあふれて止まらない「MILLION」といった新曲で、不器用なりにも今の自分達の気持ちがライブで伝えられる。今のあゆくまのすべてを入れたアルバムが出来ました。

あゆみ:ファンモン(FUNKY MONKEY BABYS)さんの「ちっぽけな勇気」は、自分にとって特別な曲なんです。歌いたかったけどプロになれるなんて思えなくて、あきらめていた頃この曲を聴いて「このままじゃ絶対後悔する!」と思って、自分の歌を事務所に送ったのが今の自分につながるきっかけだったので。今、その加藤さんに詞を書いてもらえたなんて夢みたいです。その「ちっぽけな勇気」に背中を押された自分がいたように、この「ぼくらのうた」で誰かの背中を少しでも押せたらなと思います。

――特に心に響くフレーズはどこでしょうか。

まき:私は歌い出しの“僕らは本当に間違ってないのか”ですね。あゆくまの活動をしていく中で、そう思うことってあるんです。この選択で良かったのか、やっていなかったらどうなっていたんだろう?って。歌い始めにそういう想いが歌えることは嬉しいです。ライブで想いを込めて歌わせてもらっています。

くりか:“孤独に勝てない弱い僕だからやっと君に出会えた”です。正直、自分達のこと弱いと思っているんです。でも、だからこそ出会えたまたぎ(ファンの総称)がいて、心から大切に思っているので、ここは特に想いが入りますね。

あゆみ:“上手になんて生きられない そうだから歌うんだ”という歌詞が響きます。自分は歌以外での人とのコミュニケーションが苦手だったり、出来ないことが多いんです。それを全部開放できるのが歌っている時なので。

――「スペース・エスプレッソ」はライブで盛り上がること間違いなしの曲。

まき:個人的に、あゆくまらしさ全開の「反抗声明」や「ゴマスリッパー」といった曲が大好きなんですけど、この曲もあゆくまの盛り上げ役としてのキャラクターが確立される楽曲。レコーディングもとてもスムーズに行って、TAKE1で最高のものが録れまれしたね。

くりか:くりかは殻を破るのに苦労した曲でした。ニュアンスの付け方とか、もっと行ける、もっと行けるって、難しかったです。“た・た・た・戦い”ってところが特に苦手で。最終的にはまっちゃんのパートになっているんですけど、勢いを乗せすぎたり、その匙加減が本当に苦労しました。

あゆみ:井上ジョーさんが書いてくださっているんですけど、日本語と英語の組み合わせが言葉遊びになっていて、ところどころ韻を踏んでいるので、歌っているうちに気持ち良くなっていくんです。だからまたぎにも一緒に歌ってほしいですね。

――いろんな解釈で心に広がるのは「MILLION」。

まき:恋愛の歌は今までにもあったんですけど、こんなにTHE!LOVE SONGみたいな歌は初めてな気がします。隠していた自分を言葉にするという形の歌詞だったので、レコーディングでもちょっと恥ずかしい気持ちで、自分にとって一番難しかったですね。でも恋愛すると私もこうなるなって、想像しながら歌いました。

くりか:青春パンクが好きなので、曲調にも惹かれるし歌詞を見た瞬間に、特にサビの頭“あなたを大好きなことが僕の今の全部”というところが、ほんまに今の、またぎに対するくりかの気持ちだ!と。またぎのおかげで頑張れていると思う自分の想いを感じるこの曲が、このアルバムの中で一番好きやし、レコーディングも新曲の中で一番自分らしく歌えたと思います。

あゆみ:恋愛ソングなので、誰でも一回はこういう気持ちを味わったことがあるだろうし、初恋を思い出してきゅんとなったり、恋したい気持ちになってもらえる曲だと思うので、その人にとって大切なひとを思い浮かべて聴いてもらえたら嬉しいです。

――カバー曲の中で注目は「クマトナデシコ’19」。

まき:くりかまき時代に、シングルとしてリリースされたアレンジとはかなり違うものに生まれ変わりました。あゆくまはゴリゴリなロック曲がキラーチューンで、ライブでも盛り上がりを見せる筆頭なんですが、この曲もそう仕上がったなと。と同時に、歌詞は女の子の恋心を歌っているので、ロックなライブでもアイドルのイベントでも歌える。最高のアレンジがされた楽曲が新たに生まれました。振り付けもけっこう変えたんです。ヘドバンを加えたりとかもして。レコーディングでは、あゆみの声が入る「クマトナデシコ」が音源化することで、またぎも喜んでくれるだろうなと思いながら歌いました。

くりか:私も一番の“嬉しい!”は3人の声でレコーディングできたこと。このアレンジではまだ(6/17の時点では)ライブで披露されていないんですね。ライブではどうなるかイメージの中でワクワクしていて。まきちゃんが話してくれたように、いつもあゆくまのライブの中でストーリーを作るのにキラーチューンな曲がポイントになってきたりするので、この曲がこれからライブを作っていく上で重要な楽曲になっていくと思います。

あゆみ:テクノからロックになって、より感情移入が出来る曲になりました。ロックだから揺さぶられる感じがあるんです。でも歌詞的には“女の子”。そこのギャップが面白いなと思ってもらえると思います。

――初回生産限定盤には、前述のすべての楽曲に加え、今年マイナビ赤坂BLITZにて行われたワンマンライブの模様を収録したLIVE BDを付属。

まき:MCも全部入っています。これは初めてで、ライブ映像と言ってもいいくらい。お得です!(笑)

――前回の取材で、このツアーファイナルにかける想いを話してくださいましたね。

まき:初めて赤坂BLITZでやった時は熊から人間になって、何か残してきたものが自分の中であった気がして、それを引きずりながらライブをやっていたんです。苦しくなって押しつぶされそうになっていた自分がいました。でも今回、ツアーファイナルでこの場所に立った時に、そこまで置いてきたものにこだわってきた自分が違うなって思うくらい、見えた景色が自分の中で大切になって。過去も大事だけど今を大事にして、今いるまたぎとこの先もいい景色を見ていけると思えたライブでした。終わった後もすごく楽しかったんです。

くりか:今までのツアーは、負が多かったりとか、自分達自身も考えすぎて楽しめなかったりすることが多かったんですけど、前回のツアーに関しては陽の気持ち、ハッピーに終われたとすごく感じていて。一番大切なことは楽しむということ。そこに気づけたし、みんなとの時間をひとつひとつ大事にしていきたいとあらためて思えたライブでした。

あゆみ:ふたりが言ったように、負というか何か課題があったり、こうしなくてはいけない、するべきだと掲げてやってきたツアーが多かった中で、何もなく自分達が楽しむことがみんなが楽しめるライブなんだと信じてやれたツアーだったので、歌うことがすごく楽しかったです。一分一秒でも長く歌いたいと願うライブでした。だからぜひこのLIVE BDを見てほしいです。

――結成5周年、今どんな気持ちですか?

あゆみ:加入して5周年。ふたりがいなければ私はアイドルになっていなかっただろうし、自分がこうやって続けられたのも、またぎがいてくれることはもちろんなんですけど、このふたりと一緒だったからこそ。そしてスタッフさん、チームあゆくまがいてくれてこその5周年。みんなに感謝する気持ちを忘れずにひとつひとつのライブに取り組んでいきたいと思っています。

まき:先日5周年のライブをさせていただいたんですけど、アニバーサリーのワンマンは初めてだったんです。またぎ会(ファンクラブ)限定だったので、その中で6年目を迎えて「ああ、こんなにも私達の夢を一緒に追いかけてくれる仲間がいるんだ」と感じながらのスタートでした。そのみんなを悲しませたくないし、私自身やっぱりライブをしている自分が大好きなので、またぎにとっても、あゆくまのライブを見ている時が一番楽しいと思ってもらえるような場所であってほしいと思うし、その場所を守り抜くのが自分達だと思います。ここからいろんなことが待っているかもしれないですけど、またぎと一緒に乗り越えて、メンバーみんなで乗り越えて、チームあゆくまで乗り越えて。6周年ではそれを越える景色が見られるよう、今は走っています。

くりか:本当に今、前向きな気持ちしかなくて。けっこう、つらい時もあったんですけど、大先輩の加藤さんに書いていただいた、みんな大好きな「ぼくらのうた」を筆頭に新しい曲も出来てこれからも前を向いていける。またぎも一緒に戦っている仲間という意識なので、笑顔で楽しい時間を一緒に過ごしながら売れたいなと思います!

――話題となっているのは未開拓の土地でのワンマンライブツアー。「あゆみくりかまき ボクらの熊魂2019 〜本気の地方大巡業ツアー〜」、東海地区では、9/29(日) 静岡Sunashにて。

まき:今年はいっぱいライブをしたいなと。でも自分達から会いに行かないと、会えない人がいっぱいいるし、いろんな事情があって東京に行くことが出来ない方もいるので、行ったことのない場所に会いに行くのが大切!とこのツアーを決めました。だからファイナルも東京以外やったことがないんですけど、初の熊本なんです。今までと違うライブになるんじゃないかなと。不安もありますけどそれを越える楽しみが3人共ありますね。

――行ったことのない場所だけのツアーって、なかなか聞かないですね。

まき:挑戦です!

――では最後にメッセージをお願いします。

まき:ツアーファイナルの音源が解禁されていまして、iTunes Storeなどでダウンロードできるんです。MCなしのライブ音源なんですが、私もそれを聴いていて。毎日ライブしているわけではないので気持ちが沈む時もあるんですが、あゆくまのライブは自分達の歌声だけでなくてまたぎの歌声が合わさってのライブなので、聴きながら元気をもらっているし、ダウンロードをして楽しんでくれた方が、さらにミニアルバムに付いているライブ映像も見て視覚でも楽しんでもらえたら、あゆくまのライブ感がより伝わると思いますので、よろしくお願いします。

あゆみ:あゆくまのライブでは何も考えずに楽しんでもらいたいと思います。アイドルのファンの方は、好きなアイドルがいると、他の人を応援したらいけないんじゃないかとか、いろいろ考える方もいらっしゃると思うんですけど、これがバンドだったら好きなバンドがいくつもあるって、当たり前のことだと思うんですね。もちろん一番に推してほしいけど、ライブではそこにいる人全員、ただその空間を楽しませたい。音源以上のものを絶対聴かせるし、魅せるので、ぜひ少しでも気になったらライブに足を運んでいただきたいなと思います。

くりか:7/11にアルバム発売記念フリーライブツアーで、名古屋(HMV栄)へ来るんです。初めてリリース週に名古屋に戻ってこられるのが嬉しくて。名古屋のみんなが手元にCDを持ってきてくれる姿を初めて見られる。楽しみです。そして未開拓地ワンマンツアーでは、いろんな土地に行くので一緒にその地を楽しんでいただけたらと思います。ライブがてら旅行するのもいいんじゃないかと個人的にも思うので。よろしくお願いします!


インタビュー・文/早川矢寿子



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あゆみくりかまき Official Website >> http://ayumikurikamaki.com
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あゆみくりかまき
あゆみくりかまき ボクらの熊魂2019 〜本気の地方大巡業ツアー〜

2019/09/29(日)
静岡Sunash
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