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好きな音楽の良いとこ取りしたNEWミクスチャーロックアルバムで自己ベストを更新

2019/06/04 15:00


5月15日に3rdミニアルバム「Champloo」をリリースした、名古屋出身の4人組Some Life。2017年にラジオ番組主催の10代のための参加型音楽イベント『未確認フェスティバル』で準グランプリを獲得し注目を集めている。ロックに限らず、ヒップホップやオルタナなどの要素が融合された独自のミクスチャーサウンドが持ち味の彼らが、“NEWミクスチャーロックアルバム”と打ち出す今作は、期待に違わず個性的な楽曲が勢揃い。インタビュー中も終始笑いの絶えないバンドのグルーブ感がそのままパッケージされたようなエネルギッシュな印象も受ける。アルバム制作についてDAIYA-TAN(Vo.)、Kohei(Gt.)、RYOMA(Ba.)、KaeDe(Dr.)の4人に話を聞いた。



何回も聴いてほしい“スルメ曲”


――まずアルバムタイトルの「Champloo」というのは、沖縄言葉の“チャンプル”が由来ですか?

DAIYA-TAN:そうです! 沖縄の方言で“ごちゃ混ぜにする”という意味があるんですけど、今作はそういうサウンド感にしたいなと思って先に名付けました。

――楽曲を作り出す前にタイトルを決めたんですか?

DAIYA-TAN:作り始めて少し経ったくらいですかね。今回もめちゃくちゃ色んな要素が混ざってるなと思って。

――確かに。Some Lifeは今までも様々なテイストを織り交ぜた曲が多いですが、そうしようと意識的にしているのでしょうか?

DAIYA-TAN:特別に意識しているわけではないですね。ただ僕らが普段から聴いている曲、例えばヒップホップやシンプルなバンドサウンドの曲、ミクスチャーバンドの好きなフレーズの良いとこ取りをして、1曲にまとめてしまうというのが制作の仕方としては多いです。今作は、前作以上にそういう取り入れ方をした要素が多いと感じています。

――特にリード曲「Champloo」は、まさにチャンプル(ごちゃ混ぜ)感の強い“Some Lifeらしい”ミクスチャーサウンドの曲になりましたね。

DAIYA-TAN:僕はすごく癖があって気に入ってますね。僕らが好きで聴いた他アーティストの曲の要素をバシバシバシバシ!っと1曲に詰め込んでいます。結果、初めて聴く人が入り込みやすい曲ではなくなりましたけど、あえてそうしたところもあるので、何回も聴いてもらえたら嬉しいです。

――色んな要素が多すぎて、良い意味でとても1回では掴めないですよね。2回、3回と聴いてもその都度新しい発見があって、まさに噛めば噛むほど味が出てくるというか…。

DAIYA-TAN:“スルメ”曲だなあと思っています。あとギターの音色にレコーディング、ミックスともかなり時間をかけてこだわっていて、全体的にリバーブをかけることで不思議な感覚になるような空気感に仕上がっています。


「楽しくて仕方ないんですよ」


――前作と今作の間では、メンバーチェンジがありましたよね。新たにKohei(Gt.)が加わったことで具体的にどんな変化がありましたか?

RYOMA:まず朝起きるのが楽しくなりました(笑)

KaeDe:僕は夜眠れやすくなりました!

――毎日楽しいってことでいいですか?(笑)

DAIYA-TAN:もうすごい明るい人なんで、Koheiくんが入ってから楽しくて仕方ないんですよね。ちょうど音楽的にも、メロディックな要素を取り入れていきたいと思っていたタイミングで、イメージにぴったりの人が入ってくれたので、最高にいい感じです。まさに適任者!

Kohei:ありがとうございます(笑)。もともとSome Lifeの先輩的な立ち位置のバンドをやっていたんですけど、そのバンドが活動休止になったので、Some Lifeかっこいいし、イケてるし、人間的にもバイブスが合うと思って「入れてくれよ!」と言いました。

――Koheiさんが加入されてからの実際の制作はいかがですか?

Kohei:例えば「梔子」は、俺が入ってまだ間も無い頃に一緒に作った曲なんですけど、スタジオでアレンジ作業をしていて、KaeDeが叩いたドラムのフレーズに俺のギターを直感で乗せたら偶然めっちゃかっこよくなりました。ね!

KaeDe:終盤に怒涛のアレンジがされていて、そこがKoheiくんの推しポイントです。

DAIYA-TAN:僕がスタジオに曲を持っていって4人で編曲しました。

――そのスタジオでのグルーブを感じられる仕上がりですよね。

Kohei:そうそう、Some Lifeに入って初めてグルーブを感じた曲ですね!

DAIYA-TAN:そうね。ちゃんとみんなで完結した大事な曲です。


過去と繋がる歌詞がすごく好き


――歌詞はDAIYA-TANが書かれていると思いますが、日常のシーンを切り取ることが多い印象です。

DAIYA-TAN:空想で書くこともあるんですけど、やっぱり日常の中で感じたこととかの方が書きやすいですね。

KaeDe:僕「ナムさん」の歌詞が好きなんですけど、それは「寝不足アルバイター」って親しみやすいフレーズがあるから自分の生活と重ねやすくて。あー、分かる!ってなります。

RYOMA:あと僕は「梔子」の歌詞の中で、昔リリースした「24/7」ってアルバムタイトルが出てくるのも、過去を引っ張ってきて繋がるみたいな感じがしてすごく好きです。ワクワクしますね。

Kohei:回収した!って思うよね。

――「24/7」は同じことを感じていました。そういう風に言葉遊びを散りばめられることも多いですよね?

DAIYA-TAN:そうですね。分かる人にだけ分かるっていうものもあって、例えば僕が昔好きだった子のあだ名を登場させてみたりもしているし、「Champloo」の歌詞にある「夕暮れがナポリタン」っていうのは僕が中学生時代にやっていたギャクのことなんですけど(笑)

RYOMA:あれで廊下でひたっすら笑いとってたよね(笑)

――思い出を共有してきている人にとっては相当楽しい…。とはいえもしパッと分からなくても意味ありげな言葉を見つけると色々想像を膨らませる楽しみ方もありますね。ちなみに「SUI」のタイトルの意味はなんですか?

DAIYA-TAN:これは「酸いも甘いも」の「酸い」ですね。自分が生活している中で「すっぺーなあ!」って感じる部分だけをリリックに落とし込んだ曲で「Sui」。だから「Amai」(甘い)も作りたいんですけどね。アンサーソング的な感じで。

Kohei:回収するね〜。


シャッフル再生じゃなくて、ぜひこの順番で


――「Life goes on」は切なげなイントロから後半に掛けてあたたかさが広がっていく曲ですね。

RYOMA:僕この曲のハッピーさが好きですね。聴きながら歩くと少し早歩きになるんですけど、楽しく歩けます。

DAIYA-TAN:ドラムが入って、ビートも跳ねていくしね。

RYOMA:「子供に帰ろう」ってフレーズを聴いて、踊りながら歩いてます。子供に帰ってるから周りの目なんか気にしなくていいやって気持ちで(笑)

一同笑

――ごちゃ混ぜの6曲なんですけど、この曲が最後にあることでアルバムを聴き終えた後にふわっとした心地になれます。

DAIYA-TAN:曲順にはこだわっているんですよね。最近はサブスクで音楽を聴くって人も多いと思うんですけど、僕もそうやって音楽を聴くときに自分のオリジナルのプレイリストを作って聴いているんです。それこそ色んな音楽が好きなんで、最初はヒップホップから初めて最後はポップスとか。だから「Champloo」も好きなアーティストをジャンルレスに6組集めたプレイリストのような感覚です。シャッフル再生じゃなくて、ぜひこの順番で何周も聴いて欲しいですね。


自己ベスト更新、確信を帯びてきた“「Poo」(前作)越え”


――改めて、今作の手応えはどうですか?

一同:やばい!

Kohei:今作はやばいね!

RYOMA:自分たちで「Poo」(前作)越えって呼んでいます。

DAIYA-TAN:それも最初は自分たちだけの意見だったんですけど、今は告知していろんな関係者の人に聴いてもらって、「圧倒的に前作超えてるね!」って実際に言ってもらえているので、「Poo」越えというのは確信に変わりつつありますね。

――今回はリリースツアーもかなりの公演数で各地を回られますよね。

DAIYA-TAN:「前作よりもいいね!お客さんたくさん呼んでおくよ!」って、初めて会った時よりも色々準備してくれるライブハウスの方とかもいて、そういう協力をしてもらえるのは有難いなあと感じています。前作の時よりもカッコよくなった俺たちをみなさんに見せたいし、初めて見る人にもあっと驚くくらい衝撃を与えたいです!

――では最後にリスナーの方へ一言ずつお願いします。

RYOMA:「Champloo」をリリースして全国を回ります! ぜひどの会場にもご足労願います!

Kohei:はい! アルバム名のとおり、色々なジャンルを取り入れたアルバムになっております。アルバム丸ごと、めちゃくちゃ楽しめる作品になっているので、ぜひよろしくお願いします! いえーい!!

DAIYA-TAN:インタビュー読んでくださってると思うんですけど、文章だけよりも音源や映像も見てもらった方が伝わると思うので、動画配信サイトにアップしているMVや、サブスクで配信中の音源をまずは聴いてみてほしいです。RYOMAが描いたジャケットもかっこいいので、もちろんCDも買ってほしいですけど、データのが聴きやすい人はとりあえず聴いて、気に入ったらライブに来てほしいです! とにかく、「Champloo」でブレイクするぞ!

一同:おー!

KaeDe:最後にドラムのKaeDeです。この文章を読んでる頃には僕らはもういません!

DAIYA-TANKoheiRYOMA:どういうこと!?

KaeDe:僕らはライブハウスで待っていますので、追いついてきてください!

一同:よろしくお願いします!


インタビュー・文/岡部瑞希


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3rd Mini Album 「Champloo」 Now on sale

Official Website >> http://somelife.asia/
Official Twitter >> https://twitter.com/sl_jpn
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