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今年も『SAKAE SP-RING 2019』に登場!ふたりのシンガーとMCのユニット、JUNKYPOP。「今年はもっと攻めたいです!エネルギッシュに!」(TAKA)

2019/05/28 15:00


 別々に音楽活動をしていた異なるジャンルの3人が2010年に結成したふたりのシンガーとMCのユニット、JUNKYPOP。メンバーはハイトーンヴォイスのシンガーで主に楽曲制作を行っているTAKA、ラッパーで熱いパフォーマンスも魅力のSHOWTA、愛され弟キャラで表現豊かなハスキーヴォイスのTAKURO。2/13にリリースされたアルバム『JUNKYPOP』は、あたたかい歌声とラップで唯一無二の世界を繰り広げ、その空気感がショートストーリーを観ているみたいに聴き手の想像を豊かにしてくれる。

 名古屋でのライブは6/2(日)の『SAKAE SP-RING 2019』!「ライブは別物」と語る彼らのパフォーマンスに期待!

 メンバー3人にインタビュー。



『JUNKYPOP』は「自分たちで胸はって“いい!”って思える曲と、今まで歌い続けてきた曲をぐっと詰め込んだアルバムです」(TAKA)


――ユニット名の由来を教えてください。

TAKA:ちゃんと説明できないくらいラフなんですけど、「ネットの検索にひっかかりやすいように造語にしよう」ってことで、好きなものや「どうなりたい」っていう願望とかを英語にして……ポップとか、お金持ちになりたいからリッチとか(笑)のワードが上がった中で、「ポップは外したくないね」って。で、ポップになにをつけるか探した結果、中毒性の意味合いがあるJunkie(ジャンキー)を見つけて、当時はなにも考えず「響き良くね?」みたいな感じで「JUNKYPOPでいく!」って。

――2/13にリリースされたアルバム「JUNKYPOP」は、聴くたびに新しい発見があって、よどんだ心をたくさんのエールと透明感のある歌で洗い流してもらった感じがしました。このアルバムには過去作も収録されていますね。

TAKA: 今まで出した曲と、ライブでは歌っているけどリリースはされていない曲とかをまとめて……うん、自分たちで胸はって「いい!」って思える曲と、今まで歌い続けてきた曲をぐっと詰め込んだアルバムです。

――曲作りはどのように?

TAKA:基本的に僕がメインで主軸を7割とか8割まで仕上げてきて、相談しながら組み立てていく。RAPの部分はSHOWTAが書いたり僕が書いたり。

――メロディと詞が自然にあわさっていて、RAPも違和感なくすーっと入ってきて心地よかったです。メロディと言葉の響きにこだわっていますか?

TAKA:僕自身が「歌詞を見なくても、聴いただけでなにを言ってるのかわかる曲」が好きなので……意識しているつもりはないけど、ひとりでラフを録って聴いたときに「この部分はなにを言ってるのかわからないかも」と思ったら、ちょっと言葉数減らしたりとかはよくしますね。でも、どうしても「入れたい言葉だな」って思ったときは、メロディをいじってとか。そう考えると、聴きやすいほうに寄ってるかな。

――TAKUROさんはTAKAさんの詞をどうやって自分のものにしていくのでしょう?

TAKURO:3人の感覚がちがうから、この答えがあってるかどうかわからないけど、自分なりに解釈して「ここはどういう気持ちで書いたの?」ってたまに聞いたりしながら、落とし込んで歌い込んでいく感じ。あと、ニュアンスの付けかたは、はめ込みかたを考えながら歌っています。レコーディングのとき「そこの歌いかた、ちがう、変えて」ってけっこう言われますけど(笑)。

全員:わははははは!

――言われてかちんとくる?

TAKURO:いや、「わかりましたっ!」って(笑)。

――SHOWTAさんはTAKAさんの詞をどう自分のものに?

SHOWTA:このグループは自分が「こうじゃないのか」って思ったことに対して自然とゆずりあえる部分があって、ぜんぜんちがっていたらTAKAから言われたりもするけど、僕的にはTAKAが書いた詞はすんなりと入ってくる。「こういう歌いかたでいいのかな」っていうのを2〜3個作っていけばだいたいOKになるから、「これはちょっと無理だな」とか思ったことはないです。

――ほかの作家さんが作った歌はどう向き合っていますか?

TAKA:毎回制作にたずさわっているし、いっしょに作ったりもするので、そんなに違和感なくすっと。「こうしたい」っていう希望だけ伝えて、僕ひとりでは浮かんでこないアイデアをちょっと出してもらったり。

――歌割りは?

TAKA:最初は僕がなんとなく決めます。「ここはTAKUROかな」「ここらへんでSHOWTAがきて」って。でも、レコーディングのときに変わったりしますよ。練習してきて本番で歌うとき「なんかちがうなー」って思うと、僕とTAKUROが逆になったりとか、けっこう頻繁にあります。

SHOWTA:TAKUROがレコーディングしてるときに、そとでふたりで聴いてて「ここTAKUROじゃないなー、やっぱり」っていう話しはよくします(笑)。

TAKURO:「もういいよ、戻ってきて。ここ、歌わなくていいよ。きみはこっち歌って」って。で、「はい」って(笑)。

全員:わははははは!

――それぞれ別々で活動していた3人が組んだユニットだから、意見があわないときがあるのかも?って思ったり。

TAKA:もともと好きなものやこだわりがちがうから、好きなものを統一したり、楽曲の方向性を無理矢理いっしょくたに……っていう気がなくて。最初は「そうしたほうがいいのかな」って思ったけど、それって逆にすごくむずかしくて、それぞれ好きな音楽とか自分が救われた音楽がぜんぜんちがうから、いい意味で「好きなものをやって、おのおのが消化する」。今は基本的に僕が曲を書いてるけど、TAKUROが書いたらまったくちがう曲になると思うし、それはそのときで僕とSHOWTAが対応できるようにって。僕がメインで書く曲は、まるい、やわらかい感じが多いけど、SHOWTAが書くと、たぶん、ロックでとげがあったりすると思うから、そこが逆に面白いのかな。今までやらなかった歌いかたとか、それぞれのニュアンスの出しかたも変わってくると思う。だから「JUNKYPOPはこうじゃなきゃ」っていうのはあまり言わないですね。

――個人的に「そのままの自分でいいんだよ」っていうメッセージを今回のアルバムからたくさん受け取りました。もしかするとJUNKYPOPの世界観の軸になっているのかな?

TAKA:これもたぶん3人バラバラだと思うけど、僕はあまり強い芯を持ってなくて、もし、ガッ!て強くやれる人間だったら、もっとこう、攻めてる歌詞で熱いことが言えると思う。僕はすぐにブレるし、やさしさを伝えるのも奥手気味っていうか、ゴリ押しで言えないから、そういうのが歌詞に出てるのかな。芯をちゃんと持っているようで、けっこうフラフラする(笑)。

SHOWTA:TAKAが作るとそういう曲になるから、「それがJUNKYPOPの形なのかな」って思います。

――恋愛も奥手気味なのが歌詞から伝わってきました。

TAKA:恋愛の曲に関しては、HAPPYなのはあまり書けない。恋愛の終わりぎわとかをずっと書いてきたので、HAPPYなのを書こうと思っても……。

SHOWTA:なんかうす〜いよね、うわずみみたいな。

TAKA:昔に1回だけ書いたことがあるけど、HAPPYな恋愛は薄いんですよね、HAPPYな気分が出てこない。印象に残っているのはどうしても学生時代の片思いとか、大人になってからは「知らなくていいことを知って別れた」とかが印象に残ってるから、恋愛の曲ってなると、気づいたら悲しいのをちょっとやわめに、きれいに、美化したのを書いてます(笑)。


お待ちかねのライブは6/2の『SAKAE SP-RING 2019』にて!

「名古屋の人はやさしいし、しっかり聴いてくれる」(TAKURO)

「ぜひ、僕らといっしょにバトルしましょう!」(SHOWTA)


――話しは変わりますが、動画サイトでライブを拝見したら、CDを聴いているときととエネルギーがちがってびっくりしたと同時に、わくわくしました。バーン!って前に出てくる感じで。

SHOWTA:ライブだとぜんぜんちがいますね。

TAKA:別物ですね、やっぱり。

SHOWTA:ライブは生だから、だれにも止められないから、3人それぞれのバトルステージだと思っていて、メンバーのだれかが「今日ちょっとダメだな」っていうとき、「カバーしなきゃ」じゃないんです。ダメだとつぶされちゃう。だから、ライブでは3人バチバチですよ。ここ最近は、よりいっそう「バチバチでやっていきたい!」って思うようになりました。

――ぜひ、ライブで確認したいです。名古屋のお客さんの特徴はありますか?

全員:名古屋はあったかい!

TAKA:何年も前からフリーのイベントやイベントのツアーで来てるけど、名古屋、なんかちがうよね。

TAKURO:うん、すごくやさしいし、しっかり聴いてくれる。野外でもライブハウスで演ってるような一体感が出るというか。

TAKA:ちゃんと集中して聴いてくれるのがわかるんですよね。「聴きたい」「聴こうとしてる」っていう謎の圧があるんですよ。だから「その気持ちに負けてらんない!」って。

TAKURO:「あなたたちはどんなひとなの?」っていうような。

TAKA:それに負けた日は僕らの負けなんです(笑)。

TAKURO:お客さんとのバトル(笑)。

SHOWTA:野外はとくにだよね。東京だと遠くから見て立ち去るひとがほとんどだけど、名古屋のひとはちゃんと近くまで見に来てくれる。

TAKURO:立ち止まってくれる。

SHOWTA:だから、僕らもやりやすくて、すごく名古屋のライブは好きです。

――6/2の『SAKAE SP-RING 2019』はどんなライブになりそう?

TAKA:昨年はラジオとかいろんなところで知ってくれたお客さんも来てくれました。今年はもっと攻めたいです! エネルギッシュに!

TAKURO:昨年はちょっと負けた気がするよね(笑)。

TAKA:守備的な布陣だったんで、「名古屋どうかな」ってあんぱい(リスクが少ない選択)を狙った記憶があるから(笑)。今年はぐっとつかみにいきたいし、もっと楽しみたいし、「久々だからどうだろう〜」って入口でひよってる(怖気づく)とライブも……。

TAKURO:あっという間に終わっちゃうよね。

TAKA:最高得点狙っていきます!

――では最後に、東海地区のみなさんにメッセージをお願いします。

TAKURO:名古屋のひとはあったかいです。これからも何回も名古屋に来られるようにがんばります!応援よろしくお願いします!

SHOWTA:今年は今まで以上にライブで東海地区に来たいと思いますので、ぜひ、僕らといっしょにバトルしましょう!

TAKA:TAKUROも言ったけど、名古屋はあったかくて僕らもすごい歌いやすい……っていう表現がいいのかわからないけど、だからこそ「こうしたらもっと伝わったかな」っていうさらなるイメージが僕的にあるので、ほんとうにいいライブをしたいです! 東海地区はいつでも来たい場所だから、今後につながるようにがんばります!


インタビュー・文/早川ひろみ



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JUNKYPOP Official Website http://www.junkypop.com/
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