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2/20に5thシングル「アイビー」をリリース! The Super Ballにインタビュー

2019/02/27 16:00

2/20に5thシングル「アイビー」をリリース! ワンマンライブは3/30、LiveBox UNLIMITS大須にて。「今年、すごい期待していてほしいです。ぜひ、動向をしっかりチェックしていてください」(陽吾)


はじまった途端、耳にパーンと飛び込んでくるメロディと歌声、疾走感のあるサウンド、そして、彼女を好きで好きでたまらないからこそ湧いてくる不安な男心を描いたシーンに胸をかき立てられる5thシングル「アイビー」をリリースした佐々木陽吾(G&Vo)と吉田理幹(P&Vo)のThe Super Ball。

どこを切り取っても印象に残るメロディと歌声は、ふたりが試行錯誤しながら音楽を世に送り出し続けた軌跡と努力と鋭い感性のたまもの。1曲の中でソロ、ハモ、ユニゾンが交錯する歌声は唯一無二。この気持ち良さ、しなやかさ、こらえきれない感情の揺れをぜひ、体感してほしい。

名古屋でワンマンライブ決定!
The Super Ballのふたりにインタビュー。



2/20に5thシングル「アイビー」をリリース!「ただただ音楽に自信があるし、音楽を聴いてもらいたい、音楽で勝負したいっていう気持ちがあります」(理幹)


――おふたりの歌声に注目してシングル「アイビー」を聴かせていただきました。陽吾さんは聴き手にそっと寄り添うあたたかい声質にさらに磨きがかかった表現をされていて、理幹さんはきめ細やかさに加え、リズムと戯れながら情熱的な空気がぐっと迫ってきて、余韻とともに胸の奥まで沁みてきます。

吉田理幹(以下、理幹):「変わったな」って自分でも思います。陽吾さんに出会ったときに「めちゃくちゃいい歌声だな」って思って声を掛けて一緒にやることになって、同時に自分の歌声に対してのコンプレックスはずっとあって、デビュー前から「この穴をどう埋めようか」って考えて歌っていて。だからまずピッチ、リズム、表現力や息づかい、あと「どうしたらいい声になるだろう」って研究しながら試行錯誤を繰り返して、やっと最近、自分で「好きだな」と思える声と表現で歌えるようになってきました。

――思い描いている歌声に近づいてきた?

理幹:そうですね。前はすごい浅かったから。あと、しゃべり声も低くなってきました、前はもっと高かったんで。普段から意識するようにしましたし、ここ1年半で変わったなと思いますね。

――今のお話を聞いて陽吾さんはどう感じましたか?

佐々木陽吾(以下、陽吾):ちょうど最近、パソコンで昔のデータを見ていて、めっちゃ最初のライブとかふたりとも声がぜんぜんちがっていて、確かに変わった幅で言うと理幹のほうがデカいかもしれないですね。caf? KICKのときのは「声若っ!」て。

理幹:ああ。

陽吾:今は表現出来る声になったというか、深みが出てきたのはすごいあります。僕自身の声もそう思いますし。

――理幹さんが陽吾さんの声をうらやましいと思っていたとは……少しびっくりしました。

理幹:思っています、思っています、ずっと思っているのと、昔は「申し訳ないな」っていう気持ちもありました。いちばん最初にライブをした2013年から2年間ぐらいは自分の声に関しては思っていて、デビュー前のアルバムはとてもじゃないけど今は恥ずかしくて聴けない(苦笑)。でも、強いて言うなら自分はリズムがストロングポイントだと思っているんですが、陽吾さんはアップテンポもバラードっぽく歌っちゃうところが当時はあった気がして、それがリズムの粒が見えるような歌いかたをするようになったなって。

――歌割りはふたりの声のバランスを考えて決めていく?

陽吾:曲のレンジ(音域)によって「どっちが主メロでどっちが上ハモか下ハモか」「どれがいちばん響きがいいか」はけっこう考えます。

理幹:僕らはハモりとソロのパートとユニゾンをどの曲にもけっこう使っていて、「アイビー」に関しては最後「届いてますか〜♪」ってのばすところがユニゾンになっているんですけど、「その音域でいちばん良い声のバランスはどこだろう」ってすごい考えています。

――陽吾さんの「ありがとう♪」の「が」も印象的でした。

陽吾:けっこう「が」って苦手で……。

理幹:津軽(青森県)出身だから「んが」みたいになっちゃう。

陽吾:そうそう「ありが〜とう」と「ありんが〜とう」のちがいがむずかしかったですね(笑)。何回も録り直した気がします。

――以前、おふたりが2.5次元って言われることに違和感があるようなことをおっしゃっていましたが、「アイビー」では「一人じゃ広いベッド」や黒いパーカーのくだりなど、歌詞から大人の恋愛、親密な関係、生身の人間の性みたいなものがくっきりとした輪郭で伝わってきました。

理幹:2.5次元って付けられていたとき……あれはデビュータイミングの2年半ぐらい前ですけど、当時だったらぜったい歌詞の中に「一人じゃ広いベッド」は使わなかったですね。

陽吾:うん。

理幹:「肌」「香り」とかも今だから使えるようになったというか、声色も艶が出てきたので。昔の声だったら「ちょっと色っぽさが足りないな」ってなってたと思う。「今歌える言葉は何か」をいつも考えています。

――歌に登場する女性像は詳細に設定しているの?

理幹:めちゃめちゃ細かく設定しますね。「アイビー」はストーリーを書いてから作っているんですけど、髪の長さ、髪の色、どういう香りがするかとかもまず全部書き出して設定を決めています。

――設定はふたりで決めていく? それとも、どちらかが作った原型をもとに広げていくとか……。

理幹:曲によってちがうけど、今回は「アイビー」と「Juice」でかなりセパレートしてて、「アイビー」は僕が中心になって書きました。

――「Juice」は陽吾さん。

陽吾:そうです、友情ソングです。

――「Juice」では理幹さんの「まだまだやれる」の「る」の歌いかたがかっこ良くて。

理幹:(実際に歌って)「まだまだやれる♪」って普通に歌うより、「まだまだやれる♪」って、ちょっと後ろに置きたいなって。こだわりましたね。

――この部分を陽吾さんが歌ったら曲の雰囲気が少し変わるかも?って思いました。

陽吾:メロディから歌詞が出た瞬間に「あ、ここは理幹だな」って。「まだまだ♪」の部分は理幹が歌いやすそうなやつなので、それでいこうと思って。

――曲作りはそれぞれが「どう歌うのか」をイメージしながら進めていく?

理幹:お互い得意な母音とかがもうわかってきていて、例えば「“え”の行でのばすのがいちばん苦手」だとか「陽吾さんは“て”でガッとのばすのが得意だからそれが出来るよな」とかを考えながら。あとは音符の長さ。音符が長いといい声がより届けられるから「このBメロは陽吾さんだな」とか。「Juice」ははじめてシティーポップな感じのアレンジで、かなり新しい挑戦をしました。揺れるような、踊りたくなるようなリズムで、ただリズムぴったりに歌えばいいわけじゃないし、「ちょっと後ろめのほうが気持ちいいかな」「ここはちょっと突っ込んでいったほうがいいな」とか、そこにいちばんこだわって歌いましたね。

――3曲目に収録された心にぽっと明かりを灯してくれる「流れ星の街」は名曲。昔から歌っている思い入れのある作品?

陽吾:そうそうそう。路上ライブでもめちゃくちゃ人が足を止めてくれる曲なんですよ。この前も岐阜のイベントで歌って、すごい人が止まって。

理幹:2015年ですね、作ったのは。

――息つぎなしで歌っている部分があって。

理幹:けっこう自分でも苦しいけど、表現としてその苦しさがいい方向に伝わるかなと思って。

――昨年8月にリリースした2ndアルバム「Out Of Bounds」の完成度が高かっただけに、アルバム後初のシングルになる「アイビー」へのプレッシャーは……。

理幹:それについてすごい話しました。アルバムは自分たち的にめちゃくちゃいいものが出来たと思っていて、満足していて、「次のシングルでまた新しい挑戦をするのか、それともアルバムの流れでいちばんいいと思うものを出すのか」って。ただやっぱり、アルバム「Out Of Bounds」を知ってくれているひとはまだ少ないから、ひとりでも多くのひとに知ってもらうためにも、同じ流れでアルバムでアレンジをしてくださった宮崎(誠)さんにお願いして、いちばんいいものを作ろうって。

陽吾:次の曲のデモももうできています。超いいですよ、次も。

理幹:まだあまり言えないけど、今年、ほんといろいろやるよね。

陽吾:すごいやりますよ、今年は!

――「アイビー」はジャケットにおふたりの姿がなくて、それを見ただけでもこれまでとはちがう何かを感じます。作品に自信があるからジャケットに出ないのかなと思いました。

陽吾:俺らが出ないことで先入観を変に与えないようにしようって。ジャケットにあるもので歌詞を深読みしてくれたらうれしい。スマートフォンと手紙の束とアイビーっていうツタ(観葉植物)です。

理幹:ただただ音楽に自信があるし、音楽を聴いてもらいたい、音楽で勝負したいっていう気持ちがあります。

――ライブは……?

陽吾:3/30にLiveBox UNLIMITS大須でワンマンライブがあります!

――おお!待っていました。では最後に、東海地区のみなさんにメッセージをお願いします。

陽吾:2019年第一弾の作品が「アイビー」で、すごい納得のいく作品が出来ました。まだまだたまっている曲もいっぱいあるし、今年、すごい期待していてほしいです。東海地区に来ることも昨年よりも多くなると思うので、ぜひ、動向をしっかりチェックしていてください。

理幹:今、「いい音楽が作れるようになってきたな」っていう自信がどんどん出てきて、すごく楽しいんですね。これから生み出すThe Super Ballの音楽を楽しみにしていてほしいな。もちろん、ライブに遊びに来てください。


インタビュー・文/早川ひろみ



New Single 「アイビー」 Now on sale
[初回限定盤]

[通常盤]


《LIVE INFOMATION》
Yogo presents 「東名阪ワンマンツアー "RHB28"」
3/30(土) LiveBox UNLIMITS大須
(問) LiveBox UNLIMITS大須:TEL052-684-5652

The Super Ball Official Website https://supabo.com/
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