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1stアルバム「見る前に飛べ!」を12/19にリリース。1stライブツアーは4/14(日)Zepp Nagoya!

2019/01/24 17:00


1stアルバム「見る前に飛べ!」を12/19にリリース。1stライブツアーは4/14(日)Zepp Nagoyaにて!
「ここに立てることがどれだけすごいことなのかを噛みしめながら、でも緊張はせずにみんなと楽しい時間にしたい!」
声優で歌手の鈴木みのりにインタビュー


 17才のときにTVアニメ『マクロスΔ』の歌姫オーディションで約8千人の中からグランプリに輝き、2016年にヒロインのフレイア・ヴィオン役としてデビュー。以降、声優・歌手として大活躍の鈴木みのりが1stアルバム「見る前に飛べ!」を12/19にリリース!

 南佳孝をはじめ、堂島孝平、三原康司(フレデリック)、宮川弾、やなぎなぎ、坂本真綾、DANCE☆MAN、北川勝利ら豪華作家陣と作り上げた作品は、曲ごとにちがう風景を奏で、みずみずしくも豊かな表現力を放つ歌声でそれぞれの世界へと連れていってくれる。それはもう想像を超えるほどぜいたくで、鈴木みのりの可能性の未知数に感動しまくりで、思わずコタツからスタンディングオベーションを贈ったほど。良い作品に出会えた満足感でいっぱいになった。

 この暑苦しいくらいの想いを胸に秘めながら、作詞家としての才能も発揮している鈴木みのりにインタビュー。



鈴木みのりの才能と可能性がはじけた1stアルバム

「見る前に飛べ!」を12/19にリリース!


――アルバムタイトル「見る前に飛べ!」の意味を聞かせてください。

最初に案をくださったのがプロデューサーの福田正夫さんで、「崖から崖へ飛び移るときに下を見ていろいろ考えたり不安になるよりも、なにも考えずにとにかく飛んでみよう!」っていう前向きな意味だとおっしゃっていて、1stアルバムは初心に帰るような作品にしたかったので、すごく自分らしい意味だと思って、タイトル曲もそこから生まれました。あと、ふり返ったときに「あ、そうだそうだ」って思い出せるタイトルにしたかったんです。

――いろんな作家さんが楽曲を提供されていて、バラエティに富んだラインナップになっていますが、なにかコンセプトはあったのでしょうか?

「とにかく幅広い楽曲に挑戦していこう!」って決めていました。やなぎなぎさんと坂本真綾さんが好きなのはずっと公言していたので、プロデューサーの福田さんが意識して楽曲提供のオファーをしてくださったと思います。北川勝利さんだったりDANCE☆MANさんだったり、ほとんどの作家さんと直接お会いすることができて……南佳孝さんは残念ながらお会いできていないけど、南さんが作ってくださった「いちばん最後の夏」は、デモ音源にギターと南さんの歌声だけが入っていて、それを福田さんと聴きながら「南佳孝節とはなにか?」みたいな感じで、まねしながら試行錯誤しながら自分の歌にしていきました。

――「いちばん最後の夏」は恋の終わりの切なさと前を向いて進むことを決めた女の子の気持ちが胸にふわっと漂ってきて、みのりさんの幅広い表現力に感動しました。

歌詞を見てから「どう歌うか」を決めるタイプなので「甘い思い出に 変わってゆけ♪」の部分は、まだそんなふうに感じる恋愛をしたことがないから「だいぶん大人だな」って思って。自分にはない気持ちだけど、想像してお芝居をするのもすごく好きだし、歌もお芝居のひとつだと考えているので「ここならわかる」「わたしがもっと大人になったらこうする」って妄想しながら歌いました。やなぎなぎさんに作っていただいた「astro traveler」は、孤独な宇宙冒険者に自分を重ねるというよりは、そういう本があって、その本を読み聞かせているような気持ちで歌ったり……いろんな表現に挑戦しています。

――「ヘンなことがしたい!」は思わず吹き出しちゃうくらいキュートで元気になれる曲でした。どんな想いで作詞をされましたか?

DANCE☆MANさんのメロディが先に上がってきて、サビに「ヘンなことがしたい♪」っていうワードを入れてくださっていたので、そのほかの部分を作詞したんですけど、いちばんすんなりと書くことができた曲です。プロデューサーの福田さんとの何気ない会話でわたしが「ひととちがうことがしたい」とか「変なことがやってみたい」って発した言葉が曲のもとになっていて、日ごろから「今自分がやっていることは、ほかのひとにとっては恥ずかしいことかもしれないけど、わたしはわたしらしいことをやっているだけ、自分が思う新しいことをやっているだけ」って感じていることだったり、声優として活動する中で「なにが上手いとかなにが下手とかってないじゃん」って思ったことをキャッチーに、楽観的に書けたらなと思って作りました。

――ほかにも「見る前に飛べ!」「わたしはわたしになりたい」の作詞をされていますが、詞を書き上げる時間はどれくらい……?

ものによりますね。「書くぞー」ってなったときに1日でぱーっと書いてしまうことが多いけど、ふだんから考えていることや感情とかをメモしたり、ずっと頭の中で唱えておいたりしていて。「見る前に飛べ!」と「ヘンなことがしたい!」はすんなり書けたけど、「わたしはわたしになりたい」は3回まるまる書き直しました。でも、この曲は修正を一切指摘されずに、わたしが書いたままで使っていただけたので、達成感があります。

――歌いかたも曲ごとにちがっていて、表現が豊かで、どの曲も想像を超える完成度でしびれました。歌いかたはどんなふうに決めていきましたか?

最初から「この曲はこう歌いたい」とか「かわいい声で」「こういう声でやってみよう」って決めるよりも、まずは思ったまま歌って、レコーディングをするときにプロデューサーの福田さんに指示をいただいたり……作家さんと話す場合もあれば……自分自身の好きなようにやらせていただいたりもして。声優の現場もそうですけど「“こうだ”って決めすぎてはいけない」って常に思っています。それと、「作ってくださるかたたちによろこんでもらいたい」気持ちがすごくあって、作家さんの思い描いた世界に近づけたいし、福田さんが指示をくださるときはそれに寄せつつ、でも「自分の中ではこういう気持ちです」っていうのがあったら話し合って決める、っていうことをレコーディングのときにその場でやりとりしました。

――曲ごとに声を自由にあやつれるみのりさん、すごいです。

ちっちゃいころから歌うのが好きで、お家で歌声を録音していたんですけど、それを聴き返して「自分では一生懸命歌っているつもりだけど、ぜんぜん抑揚がないな〜」「感情が足りないのかな〜」って気づきはじめたときから「感情たっぷり」を意識して歌うようになりました。声優になってはじめての作品『マクロスΔ』でお世話になった音響監督さんが「キャラクターとしての声の聞こえかたとか、声優さんってこういう声を出すからとか、そういうことじゃなくて、声が汚くても聞こえ的にアニメぽくなくても、キャラクターの感情があればそれがいいんだよ」っておっしゃってくださってから、お芝居も歌も感情を大切にするようになりました。

――みのりさんが作品の世界を思った以上に表現してくれて、作家さんたちはすごくやりがいがあったし刺激的だっただろうな……って感じました。

それで言うと「見る前に飛べ!」「Crosswalk」でお世話になった北川勝利さんの曲は、この業界に入る前から大好きで、「いつか北川さんの曲を歌いたい」っていう夢が『マクロスΔ』の音楽ユニット「ワルキューレ」で叶ったんです。はじめてご一緒したレコーディングの日に北川さんがTwitterで「すごくいい曲が録れてお酒がうまい」みたいなツイートをしてくれて、すごくすごくうれしくて。今回の「見る前に飛べ!」は「かわいい系で作ろうと思ったけど、みのりちゃんの新しい部分を見たいから、かっこいい感じにしてみた」って言ってくださったり、いつも気にかけてくれてすごく親身になってくれて……。北川さんとのやりとりをきっかけに、作ってくださったひとたちや作家さんによろこんでもらうことは、自分にとって大事な軸になっています。

――ストリングスや生のホーンを入れたりと、サウンドもぜいたくな仕上がりになっていて。

時間が合えばオケ録り(伴奏部分のレコーディング)やミックスにもなるべく参加していて、堂島孝平さんに作っていただいた「心が、青い。」はストリングスの方々がすごい人数で演奏してくださって、プロデューサーの福田さんから「ワルキューレを含めてこれまででいちばん多い人数で録音しているよ」って聞いたときはびっくりしました。


1stライブツアーは4/14(日)Zepp Nagoyaにて。

「地元の愛知県が最終日でとてもありがたいです。

楽しいライブにするので遊びにきてくれたらうれしいな!」


――来年3月からスタートするはじめてのライブツアー。名古屋は最終日の 4/14(日)Zepp Nagoyaにて。どんなライブになりそうですか?

4公演あるので4公演ともちがうことに挑戦したいと思いつつ、いろんなアニメや声優さんのイベントで見てきた楽しいものを自分なりにアレンジして、自分らしいライブができたらいいな。Zepp NagoyaはGRANRODEOさんや「FEELING AROUND」を作ってくださったフレデリックさんのライブもつい最近観に行っていて、その同じステージに立つ重みだったり、彼らの気持ちの熱さに刺激を受けているので、「ここに立てることがどれだけすごいことなのか」を噛みしめながら、でも、緊張はしないで、来てくださったひとにとってすごく楽しい時間にしたいです!友だちも来てくれるのでそれも楽しみです。

――おもちゃ箱をひっくり返したみたいなカラフルで楽しいライブになりそう! では最後に、東海地区のみなさんにメッセージをお願いします。

1stアルバム「見る前に飛べ!」をぜひ聴いていただきたいです! 名古屋のリリースイベントに行くと地元だからなのかみなさんが親身になって応援してくれて、「お父さんの知り合いだよ」って話しかけてくれたり、当時はあまり交流のなかった同級生も「応援してるよ」って言ってくれて、世間は狭い(笑)と思いつつ感謝の気持ちでいっぱいです。今回の1stライブは地元の愛知県が最終日なのもとてもありがたいことだと思っています。楽しい楽しいすてきなライブにするので遊びにきてくれたらうれしいな! よろしくお願いします!


インタビュー・文/早川ひろみ



1st Album 「見る前に飛べ!」 Now on sale

鈴木みのり Official Website http://e-stonemusic.com/minoringo/
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