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アルバムリリース&バンドセットツアー決定! デビュー10周年に突入する吉田山田にインタビュー

2018/11/02 14:00

――デビュー10周年に突入する吉田山田が6枚目となるアルバム「欲望」を10/31にリリース。前作「変身」(2017.11/1リリース)からの「欲望」、何やら企みのありそうなタイトルが続いてますが…

吉田結威:来年僕達は10周年なんですけど、2年くらい前から何となく10周年のことを意識し始めて。それまで5周年とか何周年とか意識してやってこなかったんですけど、改めて今後のことを考え始めたんですよね。今までのアルバムは自分たちが一番良いと思うものを集めた作品というのがテーマだったんですけど、そうじゃなくてもう少し先を見据えて10周年までに3枚アルバムを発売して、その三作品で自分たちの中でミュージシャンとして何か大きな答えを出そうというテーマがあって、その一作目が「変身」だったんですね。今回の「欲望」は二作目なんですけど、今まで、こういうステージで歌いたいとかこういう曲を作ってみたいとかこういうテレビに出てみたいとか、小さいものから大きなものまで2人で夢を見て、それを希望と名付けてやってきたんですけど、希望とか願望だけでは届かないものがあると着目していて、希望でも願望でもなく、もう少し強い個人的な願望として「欲望」というのが僕らにはしっくりきたのでこのタイトルを付けました。

――前半は対個人、後半は家族や仲間など、みんなに向けてという印象。

山田義孝:それは今言われて初めて気づきましたね〜。

吉田:え?いやいや、僕はそう思ってましたよ(笑)。それをテーマにしてこの曲順にしようと思った訳ではないですけど、この曲順になって改めて聴いてみて、僕らとしては初めて三部作という心持ちでやっていて、次の作品がさらに楽しみになるようなアルバムにしたいというのが一つあって、自分の中の内包的なところから、例えば人間とか命とか少し大きなところに向かって世界観が変わって行くって図らずもなったかなって思ってます。

――通常盤だと「欲望」で始まって「つながる」で終わるという、正に次が楽しみになるような曲順です。

吉田:来年、10周年の年に3作目リリースです!

山田:今作も僕らを筆頭に、色んなスペシャリストの力を借りてアルバムを完成させられたので、昔だったらCDを買って下さいってひとことを言うことに、お金を出してもらうってことでちょっと気が引けてた部分があって、聴いて下さいとか手にして下さいって言葉を選んでいたんですけど、自分たちの人生を削ってできたものなので、お金を出して聴いて欲しいってすごく強く思っていて、それにちゃんと後悔させないような作品になっているので、CDを買って欲しいです!

――吉田山田の歌は普遍的なテーマが多く、年齢性別関係なく、いつ誰が聴いても共感があって、聴いている側としては2人はいつもそこにいて、もう10周年?と言う感覚がある。

吉田:僕の親もそうですし、山田の親も見ていて一番大事に教えてくれたことって結構普遍的なことが多かったかもしれないですね。それは影響があるかもしれないです。例えば本当に大事なものを大事にしなさいよってよく母親に言われるんですよ。若い頃は何のことを言っているのか分からないし、お金も大事だし、その時大事なものってコロコロ変わるじゃんって思ってたんですよね。でも歳を重ねる毎に、ただそれを言ってくれて常に頭の中にその言葉があるのとないのとでは違うのかなって。自分たちの中では普遍的な2人組でいようとか、そんなつもりは全然ない。ただ同い年の男2人なので、お互いに恥ずかしくない作品、背伸びし過ぎても恥ずかしいし、何となく時代に合わせて作為が見えるものでも出しづらいし、リアルに人生を50年歩いてきたようなお互いに恥じないような言葉で音楽を作ろうというのはあるかもしれないですね。

山田:イメージですけど、広く耕していくというよりも掘り下げていく感覚の方が近いかもしれない。ずっとそういう作業をしているような感じですね。で、今回のアルバムを10周年に向けて、自分の人生観が出てきてるっていうのが自分の中で掘り進められてきたからできたような歌なんじゃないかなって。今まで人生はとか人間はって言葉を避けてきたような気がするんですけど、そういうものをあんまり恥ずかしいとか意識せずに出せているってことは、それが目につかないくらい必死になっているのか、それとも自分の思考が深まっていってるのかは分からないですけど、そこは昔と違ってるなと、今のモード的に。そう思いますね。

――吉田山田ツアーBand Setは名古屋が最終日!

山田:リリース前にアコースティックツアーやってますけど、新しいアルバムの曲は初めて聴く人ばかりで僕らも反応を気にしながら答え合わせのようなつもりで回っているんです。でもアコースティックとバンド構成とは内容もだいぶ違うので、まだイメージでしかないんですけど、改めて曲を聴いてみると大風呂敷を広げて人生を語って歌にしてて、ステージに立つと色んなものが見えてくるというかバレちゃうものなので、歌は思いのままに作ったけど、ステージはそれをちゃんと立ち姿だけで見せられるようなとこに行ってたいなって今は思ってますね。最近思うのは、昔はライブは楽しいだけで良かったんですけど、今はちゃんと大事なものを持って帰ってもらわないと満足がいかなくなってきて、ステージを降りた後、自分の中で一旦空っぽになっているくらいの気持ちでやってるんで、今のツアー終えた時に次のアルバムについてちゃんと見えてるんじゃないかと。とりあえず今は先のことを考えずに、擦り切れるくらいちゃんと心を動かすことかなって思ってます。

吉田:10周年迎えるということで自分たちが歩んできた道とこれから歩んで行く道について考えた時に、毎週やっているドラマだったら週に一回1時間でワンクール楽しめたり、映画だったら2時間とか2時間半で楽しめるものなんですけど、ミュージシャンってもっとすごく長いスパンで楽しめるエンターテイメントだと思っていて。というのも人生をかけて活動しているので、ライブに何度も来て頂いている方は分かると思うんですけど、その時その時100%でやっていても人間なので波があるんですよね。今2人悩んでるのかな?とか今日は笑顔が少ないなとか、今日はめちゃくちゃ仲良さそうに笑ってるなとか。それってそこにはウソがなくて真剣にやっていることには変わりなくて、何か2人変わったなっていうのはその場にいないと感じられないことなので、そういった意味でも色々忙しくて長らくライブに行ってなかった人も、何かのタイミングでクロスした時に来てもらえると何かしら楽しめる要素があると思うので、ぜひ一度ライブに遊びに来て欲しいと思います。


インタビュー・文/川口愉生


New Album 「欲望」 Now on sale
[スーパーデラックス盤]


[デラックス盤]


[ボーナストラック盤]



吉田山田 Official Website https://yoshidayamada.com/
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吉田山田
吉田山田全国ワンマンツアー「吉田山田ツアー2018<Band Set>」

2018/12/26(水)
Zepp Nagoya
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