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惜しまれながら終了した音楽バラエティ番組『ニコ生☆音楽王』のテーマソング「ドラゴンエネルギー」を8/22にリリース。PVを含むたっぷり楽しめる特典映像も見逃せない!

2018/10/17 14:00


 Sound Scheduleやアニメソングでおなじみの音楽クリエイター・オーイシマサヨシ(大石昌良)と、YouTube『jun channel』などで活躍している加藤純一がタッグを組んだ音楽バラエティ番組『ニコ生☆音楽王』のテーマソング「ドラゴンエネルギー」を8/22にリリース。

 つい耳をかたむけたくなる自由奔放ながらも的を得た加藤のしゃべりと、数々の音楽作品を世に送り続け、ぐっとくる歌声と感情を揺さぶるアコースティックギターの弾き手でもあるオーイシの肝っ玉母ちゃん的なキャラクターのコンビはネット界で話題となり、ニコニコでNo. 1の視聴者数とコメント数を獲得。番組は2017年10月〜2018年9月まで放送、惜しまれながら終了した。

 今回は伝説のコンビとなったふたりにインタビュー。「ドラゴンエネルギー」について、番組について、今後の活動について話しを聞いた。



みんなの心の中で永遠に鳴り響く

『ニコ生☆音楽王』のテーマソング「ドラゴンエネルギー」


――せっかくテーマソングをリリースしたのに、9月で番組『ニコ生☆音楽王』(ニコニコチャンネル)が終了してしまって……。

オーイシマサヨシ(以下、オーイシ):さみしいですね。わりと急転直下的な感じで番組が終わることになって。

加藤純一(以下、加藤):うん、さみしい。この曲「ドラゴンエネルギー」はもうひとり歩きですよ。

オーイシ:心の中で永遠に鳴り響くことになるのでしょうけど、純ちゃんは(音楽のリリースが)「最初で最後じゃないか」って言ってて……

加藤:僕はそうですね。

オーイシ:……それで言うとね、僕らと視聴者のみんなで作った思い出に残る楽曲だから、最後の最後まで駆け抜けたい、全力を投じたいと思っています。そもそもキャンペーンとか、こんなふうにインタビューを受けることはなかなかないですし、さっきふと思ったけど、僕がいつもライブでお世話になっているサンデーフォークさんに純ちゃんと一緒に来たことが、すげー新鮮なんだよね。

加藤:僕は違和感がすごいです(笑)。

オーイシ:純ちゃんが「あれなに?」「これなに?」って無邪気に僕に聞いてくれたり、新しい建物に入るたびに目が輝いているのを見て、「初心を忘れちゃいけないな」って改めて感じました。すごい勉強になるというか、貴重なこと。当たり前にしちゃだめだなって思います。

――「ドラゴンエネルギー」の特典映像でもおっしゃっていますが、この曲は番組中に作り上げていったんですね。

オーイシ:はい。スタッフさんのイタズラ心的な感じで、「あ、オーイシくん出来るの? じゃあ作ってみて」っていう無茶ぶりがあって(笑)。

加藤:楽しかったです。歌詞はほぼ視聴者のみなさんのコメントからいただきました。

オーイシ:うん。メロディはその場で、番組の打ち合わせ中にば〜っと作って。

――すごい!

加藤:僕もびっくりしました。

――冒頭のしゃべりまくる加藤さんの部分はどのように作ったんでしょう? 流れるように言葉が出ていて、声も魅力的で。

オーイシ:すごいですよね。

加藤:完全にノリです(笑)。YouTubeとかでいつもやっている実況は、その場その場で思いついたことを言ってるだけで深い意味はないです。会話をしているというより、いつもひとり言な感じですね。

――オーイシさんが加藤さんにギターをプレゼントしたエピソードも素敵です。

加藤:そうなんです、いただきました。弾き方も教えてもらってぜいたくですよね。まだまだ弾けないけど、人前で披露させていただいたし、いい経験になりました。

オーイシ:『ニコニコ超音楽祭』っていうのが4月にあって、小林幸子さんが出られるような大きなステージなんですけど、そこでお披露目というか、すごい感動的な……僕らは感動的だと思っているけど……がんばったよね。

加藤:一生忘れられない思い出を作りました。

オーイシ:ゆずさんの「夏色」を本当は原曲のテンポでやりたかったけど追いつかなくて、少しテンポを落としてバラードバージョンにしたら、胸にぐっとくる感じになりました。

加藤:これまで人前で歌うことがなかったから、当日までの1週間はものをちゃんと食べられないくらい緊張しました。隣りにオーイシさんがいてくれたので安心していたけど、単純に重圧で(笑)、お客さんもすごかったんで。オーイシさんにおんぶにだっこですよ、僕は。

――これを機に音楽活動をするとか……。

加藤:あまりにも自分とはかけ離れた世界なので、そういうのはないです、おこがましいです。本格的に音楽をやる気持ちはないけど、いつもの雑談放送でとりとめのない話しをしている中で、自然と鼻歌を歌っちゃってたことがあって(笑)、影響なのかなって。みんなの前で歌うことへの抵抗が薄れたんだと思いますね。カラオケ配信とかもしなかったんで。

オーイシ:そうなんだ。純ちゃんには根本に「人気者になりたい」っていう想いがあるんだもんね。

加藤:はい、すごく強いです。

オーイシ:そのかたちがアーティスト活動じゃなくて、なにかちがうもの……インターネットの中だったんだね。

加藤:そうです。

――学生時代から人気者?

加藤:ではなかったです。人気者のうしろでごますってるような感じ(笑)。矢面に立ちたくないから、大将のうしろで「そうっすよね」みたいな。


「世の中的に音楽業界が厳しくなって、

あぐらをかいて音楽ができない状況になったとき、

“じゃあ、僕にはなにができるんだろう”って考えて」(オーイシ)


――音楽バラエティ番組をやっていたおふたりに、ぜひ、インタビューのコツなど教えてもらいたいです。

オーイシ:いえいえ、教えるなんてもう。ただ、役割ははっきりしているよね。僕は18年音楽をやっているからまっとうなスタンスで番組にたずさわっていたけど、純ちゃんはふだんはゲーム実況とかをする人だから、「音楽のことはズブの素人だぜ」ってバカなふりをしてゲストさんに自由に質問して切り込んでいく(笑)。そういう立ち位置で番組を進めていました。純ちゃんはもともとすごく人気があったから、おかげさまでたくさんの人に観ていただいて、最終回は気持ち良くゴールテープを切る感じで。

――オーイシさんはバンド「Sound Schedule」、ソロの「大石昌良」、アニメの歌やMCでの「オーイシマサヨシ」、さらにTom-H@ckさんとのユニット「O×T(オクト)」と、いろんな顔をお持ちですが、ファン層は活動ごとにちがいますか?

オーイシ:すべてを観に来てくれる人ももちろんいるけど、わりと色合いがちがいますね。とくにアニメをやっているときとSound Scheduleは、お客さんがまったくちがいます。なんなら派閥ができている感じです(笑)。名義分けをしたことで、お客さんの棲み分けにもなっているのかな。

――名義分けをすることに対して、ご自身はどう感じているのでしょう。

オーイシ:必要としていただいたフィールドで100%のパフォーマンスを発揮しているうちに、ほかのフィールドが加わっていきました。棲み分けをしたらうまく回転しはじめたので、それをずっとやっている感じかな。

――必要とされたものをやろうと思ったきっかけはありますか?

オーイシ:30代になってから……音楽で食えなくなってからですね。音楽業界も不景気になって、ミュージシャンにもお金がまわってこなくなって、今もそうだと思うんですけど、世の中的に。それで、あぐらをかいて音楽ができない状況になったとき、「じゃあ、僕にはなにができるんだろう」「誰かに必要とされる音楽を発信できているのかな」って考えて、自分の足もとを見直してみました。ちょうどアニメソングをやりはじめたときです。

――わたしはまだニコニコ動画に馴染みがなくて時代に遅れをとっている人間ですが、オーイシさんはニコ動の世界に飛び込むことに違和感はなかったですか?

オーイシ:ぜんぜん。僕、ニコニコ好きだったのでずっと観ていたんですよ。純ちゃんが「うんこちゃん」って名乗って2008年ごろから実況していたのを、うんこちゃんとは知らずに観ていました。だから、この番組のお話しをいただいたときは「俺、加藤純一くん知ってるわ」っていう感じで、違和感とか拒否反応もなく。

――加藤さんはオーイシさんを以前からご存知でしたか?

加藤:僕はうとくて、オーイシさんを知ってはいたけど、正直、顔と名前が一致していなかったんですよ。で、番組を一緒にやらせていただくことになって、オーイシさんについて調べたら、僕の好きなアニメ主題歌をたくさん歌われてて、「えー!この人と一緒に仕事できるんだー!」ってわくわくしたのを覚えています。

――せっかく番組の存在を知ったのに、終了してしまってとても残念。今後のおふたりの活動予定を聞かせてください。

オーイシ:11月29日大阪サンケイホールブリーゼ、12月1日東京国際フォーラムホールCで弾き語りワンマンライブ、ホールツアーをやります。残念ながら名古屋ではやらないけど、僕のソロデビュー10周年のライブなので、ぜひ、遊びに来てほしいな! リリースの予定もあります。

加藤:僕はそんなに露出していなくて、基本的にYouTubeのチャンネル『jun channel』で腰を据えてやっています。もし良かったら、そちらを観ていただければ!

――今さらですが、加藤さんの職業、肩書きってなんでしょう……?

加藤:わかりやすく言うと“ユーチューバー”ですね。でも、僕は動画を投稿するとかじゃなくて生放送メインでやっていて、ゲーム実況だけじゃないし、なんなんですかね、いったい僕は(笑)。

オーイシ:表現の仕方がむずかしいですよね。ネットタレントともちがうし、たまにイベントで司会進行をしたり……でも、それがメインじゃないもんね。

加藤:うん、ぜんぜんちがいますね。ふらふらしてますね(笑)。

オーイシ:僕はインターネットヒーローって呼んでいます。

――いい呼び方です! では最後に、東海地方のみなさんにメッセージをお願いします。

オーイシ:バンドやソロ活動のインストアイベントで東海地方に行くと、純ちゃんファンによく会うんですよね。比率的に純ちゃんファンは東海地方に多いと感じているので、「ドラゴンエネルギー」はいろんな意味で響くと思います。ぜひ、お手にとっていただければ!

加藤:名古屋にはラジオ出演とかでちょこちょこ、2〜3ヶ月に1回くらいの周期で来ています。ごはんが美味しいし、人も面白いですし、友だちがけっこういるのでプライベートでも遊びに来ています。僕の視聴者さんの出身地を見たとき、理由はわからないけど東海地方が多かったんですよ。なので、これからもみなさんとふれあえるが楽しみです! これからもよろしくお願いします!


インタビュー・文/早川ひろみ


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オーイシマサヨシ Official Website https://014014.jp/
加藤純一 Official Twitter https://twitter.com/unkochan1234567
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【振替公演】Sound Schedule Live Tour 「PLACE 2018」

2019/01/04(金)
E.L.L.
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