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アニメ『僕のヒーローアカデミア』の新オープニングテーマ「Make my story」をリリースしたLenny code fictionのVo.片桐 航にインタビュー!

2018/09/10 11:00

新世代のロックバンドとして注目されているLenny code fictionが、4th Single「Make my story」をリリースした。同曲は日本テレビ系全国29局ネットで放送中の大人気TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の新オープニングテーマに抜てき。“ヒロアカ”の愛称で親しまれているシリーズ累計発行部数1500万部を突破している大ヒット漫画だ。「Make my story」はポップでキャッチーなメロディーと、スケールの大きなロックサウンドが特徴的なナンバー。歌詞には『僕のヒーローアカデミア』にも通ずるポジティブなメッセージが込められていることにも注目だ。そんな新曲についてボーカルを務める片桐 航(Vo./Gt.)に話を聞いた。


――「Make my story」はアニメ『僕のヒーローアカデミア』のオープニングテーマになっていますが、タイアップのオファーを受けてから書かれた曲なんですか?

もともとストックしてある楽曲は数百曲あるんですが、今回は新しく作りました。ちょうどアニメの放送クールがシリアスな感じではなかったので、ポップでポジティブな曲になればいいなと思って作りはじめました。もともと『僕のヒーローアカデミア』は読んでいて好きな漫画だったので、アニメの放映がどこら辺の話になるのかというのはだいぶ意識しました。

――タイアップの楽曲は普段の楽曲と意識が違ったりするんですか?

曲のイメージの広げ方などのスタートが違うだけで、そこまで変わることはないですね。タイアップだからやりにくかったりすることはないです。

――「Make my story」の歌詞にはどんなメッセージを込めたのでしょうか?

“自分がやりたいことは自分が一番分かっている”という事が一番のメッセージ性としてあって、だから冒頭にそうした意味の英語詞を入れています。屈辱を味わったとしてもそれだけは曲げられないものがあるという事にも通じるんですけど、そうした意思を持って生きてほしいという思いがあります。これまでの自分の人生もうまくいかない事の方が多いので、自分の人生を塗り替えるみたいなイメージでしたね。その苦難をいつか一瞬で塗り替えようと思って進んでいきたいと今でも思っているので。

――そうしたメッセージ性はタイアップは関係なく、今片桐さんが伝えたいこととして浮かんできたんですか?

実はそこはアニメの影響も大きくて。漫画のキャラクターが言っている言葉が入っていたりするので、作品を読んで感じたことを広げていったところもあります。『僕のヒーローアカデミア』は感動するセリフが随所にあって一話だけ読んでも面白かったりするんです。あとは主人公がスーパーマンのように飛び抜けて強くないというところが、等身大で良いなと思っています。だから“涙”とか“泣く”といった歌詞もでてきます。

――片桐さんの歌詞には今回の曲のように日本語と英語の歌詞が織り混ざっていますが、そこはどのように使い分けているのでしょうか?

ライブ映えしそうな曲で英語を使うことがあるんですけど、そこは言葉の譜割を感覚的に聴いてほしい時に使っていますね。なのでミドルテンポやバラードにはほとんど入っていないんです。そこは日本語でしっかり伝わる方が良いと思っているので。

――「Make my story」の冒頭が英語詞だったのはどんな意味があるんですか?

すごく大事なメッセージを込めた部分なんですけど、日本語にすると少し泥臭くなりすぎるので英語にしてもっと楽曲を体感的に楽しんでもらえたらなと思いました。強すぎるメッセージ性は日本語で歌うと自分がイメージしている曲の雰囲気と違ってしまうことがあるので、そこのバランスはすごく気を使っています。日本語だと言葉の見え方や聞こえ方まで意識して書いています。

――片桐さんの作詞スタイルとして泥臭い日本語詞は表現として違う感じがあるのでしょうか?

そうですね。ガッツリ熱い言葉を歌詞にするのは自分のスタイルとしては合わないと思っているので、どこかで綺麗な言葉でありたいなと思っています。昔はストレートな歌詞自体がすごく嫌だったので、比喩表現をよくしていて。今はその2つの間ぐらいの歌詞のバランスで書けているとは思っています。

――そうしたバランスの良い歌詞表現になっていったきっかけは何かあったんですか?

シンプルに比喩表現すぎて誰にも伝わらなかったという(笑)。ほぼ暗号みたいな歌詞もあったので、だったらちゃんと伝わる方が嬉しいと感じたのでそのバランスは大事にしています。深読みの深読みをしないと誰も分からない感じの自己満足な表現では、この先バンドが目指したい場所へいくためには駄目だなと思ったんです。曲は伝わってはじめて生まれてきた意味があると思いますし、あとはそこをどう届けていくかだなと。

――そして、待ちに待った全国ツアー「Lenny code fiction LIVE TOUR 2018-2019」が開催されます。名古屋はell.FITS ALLのワンマンライブですね。

新しい曲が増えるとライブがすごく楽しみになるんですよね。今作の曲たちが昔の曲たちとどんな風に混ざって、どんな景色を生みだしていくのか。毎回それが楽しみなんです。なので、名古屋でのワンマンでも最高の景色を作りたいと思っています。


インタビュー・文/菊池嘉人


4th Single 「Make my story」 2018.8.22 Release
[通常盤]

[期間生産限定盤(アニメ盤)]

Lenny code fiction Official Site http://www.lennycodefiction.com/

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Lenny code fiction
Lenny code fiction LIVE TOUR 2018-2019

2019/01/27(日)
ell.FITS ALL
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