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SHOW-YA、ベースのさとが復帰!その名も『REVENGE TOUR』5人がひとつになった熱いロックを9/23のE.L.L.で体感せよ!

2018/07/20 18:00


ベースのさとが復帰! その名も『REVENGE TOUR』

5人がひとつになった熱いロックを9/23のE.L.L.で体感せよ!


 昨年9/27に11枚目のアルバム「AURORA(アウロラ)」をリリースし、同じく昨年11月に名古屋でライブを行ったSHOW-YA。しかし、そこには仙波さとみ(B)の姿はなかった……。

 今回の「REVENGE TOUR」では、さとが復帰し、5人揃ってElectric Lady Landのステージに立つ。さとがいなければ成立しなかった「AURORA」の世界がはじめて繰り広げられる。果たしてどんな熱いサウンドを響かせてくれるのだろう。9/23の名古屋Electric Lady Landは必見だ!

 インタビューではさとの近況、「REVENGE TOUR」、SHOW-YAへの想いなどを赤裸々に話してくれたヴォーカルの寺田恵子。いつもながら濃い内容になっているので、最後までおつきあいを。



アルバム「AURORA」の世界が再び!

9/23の名古屋ライブで5人でしか表現できない曲を


――今回のツアー・タイトル「REVENGE TOUR」のリベンジの意味は?

前回(昨年11月)のライブは、ベースのさと(仙波さとみ)が左手首を骨折して出られなかった、名古屋に来られなかったので、けがから復帰した第一弾のツアーということで。本当は「さとちゃんおかえりツアー」にしたかったけど、本人がいやだって(笑)。手首に入れていた鉄板を先日取りまして、まだちょっとリハビリ中なんです。

――手術から1年、長かったように感じます。

手術をしなかったらもっと長くかかるので、1日でも早くベースが弾きたい本人の意向で手術を選びました。4月に鉄板が入った状態でライブに出たから、すでにさとが復帰して普通に弾けてると思っている人も多いかもしれないけど、いやいや、鉄板を取って、そこからリハビリがはじまっていて。さとはけがを隠してでもステージに出たい人なんですよ。以前、ライブが終わった数日後に「実は骨折してた」って打ち明けられたこともあったし、昨年のライブも弾ける状態だったらなにも言わずにステージに立ってたと思う。だから、さとはけがをしたことに対してすごく申し訳ない気持ちが強かった、メンバーにも、ライブを楽しみに待っていてくれたファンにも。本人に確かめたわけじゃないけど、心は苦しかったんじゃないかな。

――今回のライブでは、メンバー5人によるアルバム「AURORA」の世界が聴けるのでしょうか。

「AURORA」の曲をライブでやることを、さとが誰よりも楽しみにしていたんですよ。「この曲をライブで出来るなんて!」ってずっと言ってたから、SHOW-YAにとってもリベンジだけど、さと本人がいちばんの「REVENGE TOUR」なんじゃないかな。前回のライブでも「AURORA」から何曲か演ったけど、さとがいないと成立しない「これは5人で演るべきでしょ」っていう曲ははぶいてるんで、今回は入ってくると思います。

――楽しみです!

5人でどういう音になっていくのか楽しみだし、リハーサルに入ったとき、きっと、ワクワクするんだろうなぁ(笑)。


「若い女子バンドが増えている中、わたしたちの年齢になっても可能性があることを見せられる唯一のバンドだと思ってる」


――前回のインタビューでは、SHOW-YAはバンドであって、メンバーの個性をそれぞれ発揮するライブを大切にしている話しをお聞きました。

そうですね、5人が集まったときに出る音のグルーヴっていうのかな。寮生活からはじまって、仕事がないときに毎日のように朝から晩までスタジオに入って、みんなで息を合わせるためにアイコンタクトをしたり、「どうやったらハードロックが多くの人に認められるんだろう」「どうしたら女バンドがなめられないで済むんだろう」って考えながらずっと練習してて、気がついたら5人でしか出せない音とか、見せられないものが出来上がっていました。アルバムを出すごとに「やっぱり昔のほうが良かった」って言われてはいけない、それだったら年に1回大きい場所で昔の曲だけ演るバンドでいればいい。だけど、SHOW-YAは今をちゃんと生きて、今の環境とか状況の中で音を作って発信していくバンドだから。今度の名古屋ライブはキャプテン(中村美紀/Key)の還暦祝い(実際はまだ60歳ではないけれど)みたいなところもあって、若い女子バンドが増えている中、わたしたちの年齢になっても努力すれば可能性があることを見せられる唯一のバンドだと思っているので、それをすごく意識していますね、うん。

――フレッシュな感覚でいるためになにか努力をされていますか?

努力かどうかはわからないけど、個人的に熱いものが好きだから、NHK『アスリートの魂』とか『プロフェッショナル 仕事の流儀』とかでちょっと秀でた人とか努力している人、あと、サッカーの試合でその一瞬にみんなが命をかけてうわって集中しているのを見ると、メラメラってきますね。サッカーはスター選手が1人いてもグループで勝てなければなんにもならないところがバンドと同じだと思ってて、1人だけどんなにいいプレイヤーがいても、バンド全体のグルーヴとか、メンバーの気持ちがひとつにならない限りは上には行けないんだよねっていうのを、今回のワールドカップでまたすごく感じました。20代のときもそれは強く思っていました。

――もう少し詳しくお聞きしたいです。

デビューして2〜3年ぐらいのとき「SHOW-YAは売れないよ」って思っているレコード会社の人たちだったりがいたのね。それが、事務所とかマネージャーさんの意識にスイッチが入って、まわりが一丸となって「SHOW-YAを売るために自分たちはなにをすべきか」を考えてくれるようになってから、あれよあれよという間に売れてしまって、そのときの……なんていうのかな……波が来たときにつかむ力と、波が来るように自分たちで持っていくこととか、なにもかもが一致して、みんなが損得勘定じゃないやり甲斐を見出して突き進んだときのエネルギーのすごさっていうのを、20代で感じたので、理想かもしれないけど「想いを強く持ったもん勝ち」ってすごく思うんです。ただ、そういう話しをメンバーにすると「恵子は熱くてうざい」って言われちゃう(笑)。 メンバーは秘めた闘志がすごいから、多分、言われなくてもわかってる。そういう同じ気持ちになれる仲間がいて、語れる状況にあることは、すごくありがたいです。


「還暦ライブの年齢に近づいているので、

ぜひぜひ会場で、みなさんでお祝いをしてほしい(笑)」


――Gacharic Spinとのコラボバンド、寺田リックスピンも新たな挑戦だったのでしょうか。

Gacharic Spinのメンバーの平均年齢が20代後半か30ぐらいで、わたしとコラボすることによって一気に上がって35歳。がむしゃらな感じ、若いエネルギー、いい意味での怖いもの知らず。わたしがフロントで歌っていると「恵子さんががんばってるから、わたしたちはもっとがんばらなきゃ」みたいな、後ろから輪をかけてガッとエネルギーが来るんですよ、圧が。そうするとわたしも負けたくなくて(笑)。ライブが終わって放心状態で動けない中、みんなは元気にお片付けしてて、「なんかすごいな、この子たちのエネルギーはすごいな」って思います。一緒にやることによって自分の枠からちょっと外れるとか、なんちゃってダンサーもやるから、SHOW-YAのときのわたしとはちがうものを表現しているんじゃないかな。ひとつの形を維持するのも大変だし、ある意味大切なことだけど、でも、ぶち壊していくことも必要なこと。それでまた新しいエネルギーをもらい、新しい世界を見る。必ずしも寺田リックスピンがSHOW-YAに跳ね返るわけではないけど、とてもとても勉強になります。

――おひとりでも活動されているし、常にフレッシュな印象です。

SHOW-YAでいるほうが歌だけ歌っていればいいし、昔の曲やみんなが聴きたいと思ってくれる曲を毎回演ればいいけど、そうすると慣れちゃうじゃない? どんなにモチベーションを上げても、どっかで「この曲は大丈夫」っていう変な慣れが出てくるし、「またこの曲ですか」みたいに思われたくないし。やっぱり新しいエネルギーが必要で、自分が一歩一歩進むこととかチャレンジし続けることはとても大事なことだと思います。結果が良かろうが悪かろうが、チャレンジしたことがいちばん大事になってくるのかなって。

――いつも心に響く話しをありがとうございます。では最後に、東海地区のみなさんにメッセージを!

今年からちょっとずつ還暦ライブをしなければいけない年齢に近づいているので、ぜひぜひ会場で、みなさんでお祝いをしてほしい(笑)。オリジナルメンバーで活動している還暦前後の女性バンドって、世界でも多分SHOW-YAしかいないので、ライブを観てほしいな! 今度のライブはこれまでライブでは演っていなかった曲が聴けるよっていうのと、メンバーそれぞれの見せ場がある曲も演ります! あと、アルバムではレコーディングで音をいくつか重ねるときがあるけど、ライブでは5人の音だけ。5人でどう表現するのかも聴きどころだし、パフォーマンスも見どころです!

――同期(打ち込み音源と一緒に演奏する)はせず?

しないです、メンバー5人いれば同期演奏はしないです。同期したほうが楽だけど、慣れてないので一切しないです。


インタビュー・文/早川ひろみ


SHOW-YA Official Site http://show-ya.jp/
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