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ポップでラウドでファンタジーなRPG系バンド・魔法少女になり隊が、4thシングル「START」をリリース!明治(Guitar)にインタビュー!

2018/06/29 16:00

「“まだこんな引き出しあったんだ!”と自分たちの可能性を感じることが出来た」


ブレイク間近とウワサ! ポップでラウドでファンタジーなRPG系バンド・魔法少女になり隊が、6月20日(水)に4thシングル「START」をリリースした。TVアニメ「パズドラ」EDテーマとタカラトミー「モンスターメモリー」TVCMソングに決定し、ダブルタイアップとなった表題曲「START」。今作はそれだけでなく、“夏”をテーマにしたタオルぶん回し曲「シェキナゴン」、“ゴシックダーク”な新境地を見せた「ミッドナイトシンドローム」、そして初“ラップ曲”「変幻自在のスパーキングZ」と、彼らの可能性をさらに引き出した曲も収録されている。今回は明治(Guitar)に、今作の制作について、またこれから控えるフェスシーズンに向けて話を聞いた。



――今作はどのような作品になったと感じていますか?

新しくチャレンジしたことがたくさん詰まっていながらも、魔法少女になり隊らしさもしっかりある一枚になりました。私たちの曲は全部ウイさん(ウイ・ビトン / Guitar)が作っていて、去年に1stアルバム「魔法少女になり隊〜まだ知らぬ勇者たちへ〜」を出したことで、“正直そろそろネタ切れにならないかな?大丈夫かな?”とぶっちゃけ思っていたんです。でもそんな不安も取っ払えるほど、今回の制作でもいろんな曲が出来上がってきて。ウイさんがメールでデモを送ってくれる度に“まだこんな引き出しあったんだ!”ってとても楽しみでした。

――新しいチャレンジをしようと思ったのはなぜですか?

常に新しいことや楽しいことをやろうという気持ちがあるんですよね。だから、今回に関しても何かしらのきっかけがあったからというわけではなくて、面白いことをやっていけたらと思ってチャレンジしました。例えばシャウト担当のgariさん(VJ&Vocal)がラップをしたり、歌詞を初めて単独で一曲丸々書いたり。さらにバジル(火寺バジル / Vocal)はいつも前向きな歌詞を書くことが多いんですけど、ネガティブな面を出した歌詞を書いたりもしています。

――表題曲「START」はダブルタイアップとなりました。

『パズドラ』は子供向けのアニメなので、子供でも楽しめるような曲を作るために、わかりやすくしようと意識しましたね。そんな中で最終的にアルプス一万尺のメロディーを起用する方向で落ち着いたんです。実は(試してみた童謡は)他にも何個か候補があったんですけど、試行錯誤の末、アルプス一万尺が曲に一番ハマりました。

――アルプス一万尺って、子供だけでなく大人でも口ずさめる曲ですよね。

誰もが聴いたことのあるフレーズを使った曲だと、聴く人のイメージが先行してしまって、オリジナルのものに作り上げることが難しいと思うんです。でも絶妙なバランスでウイさんが馴染ませてくれたおかげで、ちゃんと私たちらしさが盛り込まれた形で仕上げられました。また『パズドラ』のゲームでの効果音も使わせていただきました。改めて、魔法少女になり隊はゲームとの相性が良いなと感じましたね。

――「シェキナゴン」はこれからのフェスシーズンにぴったりな曲です。

夏フェスでみんながタオルを振り回すような曲が欲しいねと、数年前に話して作り始めたんです。ウイさんがデモで出してきて、そこからgariさんが歌詞をワンコーラス分くらい書いて、ある程度は完成された状態のままお蔵入りしていたんですよね。この曲は夏フェスの曲だから、どうしても夏フェスが始まる前のタイミングでリリースしたかった想いが強くて、なかなかそのタイミングがなかったんです。今回ちょうどぴったりな時期だったので、やっと出すことが出来ました。

――どうしてタオルを振り回す曲を作ろうと思ったんですか?

メンバーみんな、以前からその気持ちがあったんだと思います。すでにライブで演奏しているんですけど、お客さんがタオルを振り回す景色は壮観でした。魔法少女になり隊のタオルだけでなく、いろんなアーティストのタオルでいいんですよね。単純に楽しくて、みんなで同じ盛り上がり方が出来る曲が一つあることはいいなと感じました。あと歌詞もじっくり読むと面白いので、ぜひ読んでもらえたらと思います。作詞したのはgariさんなんですけど、本人いわく、ノリだけで意味のない言葉を並べたみたいで。“ベリナスカイハイ”などハイセンス過ぎて、“どうやったらこの歌詞が出てきたの!?”って思う言葉ばかりだと思います。

――今作の収録曲の中で異色なのが、「ミッドナイトシンドローム」ですよね。

ダークな印象を与えるマイナー調の曲って、今までの魔法少女になり隊にはなかったので新鮮な気持ちでした。ウイさんがどういう曲を入れるか長い間悩んで、一番最後に出来上がったのがこの曲なんです。歌詞はバジルが考えました。ダークな曲調に引っ張られたと思うんですけど、これまで彼女が書いてきた歌詞とは真逆のことを伝えるものになっています。“頑張っていこうよ”、“たのしくやろうぜ”、“前に進もうぜ”といった前向きな気持ちを表現していのが、“「たすけて。」 / それだけ言えてたらな…”とネガティブな気持ちをストーリー性もある歌詞にして書いているんです。特に、最後にAメロを1回繰り返すことで歌詞の内容が結びつく展開に、私はグッときました。

――最後の曲「変幻自在のスパーキングZ」は魔法少女になり隊らしい曲になりました。

今までいろいろとやってきた中で、“やっぱり魔法少女になり隊ってこうだよね!”と言えるような私たちらしさを詰め込めた一曲になりました。「完全無敵のぶっとバスターX」(1stアルバム「魔法少女になり隊〜まだ知らぬ勇者たちへ〜」収録)で、バジルが初めてラップをしたことから、この曲ではgariさんがラップに初挑戦したんです。またタイトルも若干似ているものを付けて対になるような関係性にしたので、“もしかして……!”という想像を巡らせることが出来る楽しみが生まれてくれたら嬉しいです。

――今作でgariさんは多彩な才能を発揮していますね。

gariさんは何でもやってくれるんですよね。しかも、どれも面白くやってしまう。今作ではさらにいろんな歌い方にチャレンジしていて、可能性のある人だなって思います。いろんなカルチャーが好きで、たくさんのものを見て育ってきてるから、柔軟な対応ができる。引き出しがいっぱいある人なので、一緒に活動していて面白いことばかりです。

――他の皆さんはどうなんですか?

バジルはしっかりした芯がありつつ、楽しいことが大好きなパリピですね(笑)。流行りに敏感でおしゃれで、いっぱい遊びに行っていて活発です。ウイさんはギャグをやってないと呼吸できないんじゃないかなっていうくらい常にギャグをやって、場をいいムードに盛り上げてくれます。そんなムードメーカー的な存在である上に、曲を全部作ってきてくれるしギターも上手くて、何でもできる。すごく尊敬してます。

――最後に、これからフェスシーズンを迎えますが、今年はどのような夏になりそうですか?

今年もたくさんフェスに出させてもらえる予定なので、楽しみです。魔法少女になり隊のライブは映像を使うんですけど、昼間だったり、野外のステージであったり、場合によっては映像が使えない時もある。だからこそ普段とは違う、そのフェスならではの盛り上げ方をするので、そこも見て欲しいなと思います。魔法少女になり隊という名前から、バンドではなくアイドルだと思う方が結構いらっしゃるんですよね。そんなきっかけでもフェスで私たちを見てもらって、ハマってくれたら嬉しいです。いろんなフェスに出させてもらうので、各地でいろんな人に見てもらって、魔法少女になり隊を好きな人の輪がどんどん広がっていけばいいなと思います。


インタビュー・文/笠原幸乃


4th Single 「START」 2018.6.20 Release



魔法少女になり隊 Official Site http://mahousyoujoninaritai.com/
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