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代アニ×指原莉乃プロデュースの声優アイドルグループ=LOVE。3rdシングル「手遅れcaution」では禁断の愛を歌い話題騒然。この夏さらなる高みを目指し新たなステージへ。メンバーの大谷映美里、佐々木舞香、野口衣織にインタビュー

2018/06/25 13:00

佐々木「キスシーンは普通でした(笑)」

大谷「みりにゃは不倫するよって(笑)」

野口「私はむっちゃ睨み付けました」


代々木アニメーション学院と指原莉乃がプロデュースする声優アイドルグループ=LOVE。リリースごとに売上を伸ばし、3rdシングル「手遅れcaution」では禁断の愛を歌い話題騒然。ガールズラブ、不倫、裏切りなど、ドロドロとした感情をさらけ出したミュージックビデオも衝撃的。声優業、舞台もこなし、彼女たちはこの夏さらなる高みを目指し新たなステージへ。今回はメンバーの大谷映美里、佐々木舞香、野口衣織に意気込みを聞いた。



――「手遅れcaution」驚きました。前2作とかけ離れ過ぎててビックリ! まず初めて聴いた時の印象は?

佐々木:ちょうど舞台を終えた直後の楽屋で、メンバー全員で仮歌を聴かせてもらったんですけど、それぞれ反応があるなか自分はカッコイイと思って、カッコイイ曲好きなんで、これを歌えるんだってすごく楽しみになりましたね。

大谷:自分たちがこれを歌うんだっていう驚きが多くて、ファースト、セカンドともに可愛らしい曲だったので、ガラッと変わってて表現できるのかなって不安もちょっとありました。でも新しい私たちを見せられるのかなって思い、楽しみでもありました。

野口:なんか今までの曲と違ったので、渋いなって(笑)。いつもキラキラしてて、ザ・アイドルって感じの曲だったので、ブーっていう音から入る曲って今までイコラブになかったものだったので、メンバーが歌ったらどんな感じになるんだろうって、不安や期待やいろんな感情がまざりました。

――指原さんからこうやって歌ってほしいというリクエストなどありましたか?

佐々木:私達には直接はなかったのですが、スタッフや監督さんにイメージを伝えていらっしゃったそうです。その上で、私達も自分達なりに解釈して臨みました。ミュージックビデオを観てもらうとわかると思うんですけど、それぞれに物語があるので、みんな同じでなくって歌い方も違ってくるのかなって。

――あの衝撃的なミュージックビデオはどのタイミングで撮影されたんですか?

佐々木:レコーディングが終わってから撮ったんですけど。

――じゃあ歌う時にはそれぞれの役柄はまだわからなかったんだ。

佐々木:わからなかったんです。だから気持ちの付け方とか、自分で想像しながらって感じでしたね。

――相関図とかあったんですよね。

三人:はい、ありました。

――自分の役柄を見ていかがでしたか? 大谷さんは妻子ある先生を慕う役どころ。

大谷:相関図送られてくる前にみりにゃ不倫するよって言われて(笑)。衝撃すぎて、どんなミュージックビデオになっちゃうんだろうって。

――不倫には驚きましたが、教育実習生という役柄はピッタリでした。

大谷:ほんとですか! みんなそれぞれ怨みとかあったりするんですけど、私は一途に先生を思う役で、演じやすいといえば演じやすいというか。でもやっぱり二人で演技するシーンがあって、手とか繋いだりしてすごく緊張しましたね。

――携帯電話を渡す時の思わせぶりな目配せだけで、先生を慕ってる気持ちが伝わってきましたよ。

大谷:ほんとですか! そこもすごく監督さんにこうして欲しいと言われて、精一杯やったんですけど、ミュージックビデオを観るともうちょっとできたんじゃないかなって反省しました。

――佐々木さんと野口さんは三角関係ですね。佐々木さんを野口さんと松瞳さんとで取り合うという。

佐々木:なんか初めてだからね、三角関係。

野口:ねえ〜。

佐々木:経験したことある人少ないと思うんですけど、これは女の子同士の恋愛なんじゃないかってメンバー同士で話してたんです。最初のフレーズで“恋愛に形なんかないと”と言ってるんで。でもまさか自分が巻き込まれるとは(笑)。

――佐々木さんは二人から慕われて、モテモテじゃないですか。

佐々木:そうなんですよ! ほんとに人生で一番モテたくらい。瞳からも衣織からも好かれてて罪な女でしたよ(笑)。

――野口さんも難しい役所でしたね。最終的には振られてしまうせつない役どころ。

野口:そうですね、舞香に呼ばれて笑顔で寄ってったら瞳がいて瞳を睨み付けるシーンがあるんですけど、表情が大事な役柄だったんで、どこで観ている人にあれ?って思わせられるかなって。なんかもう台本もらった後、むっちゃ鏡見て睨み付ける練習して。慟哭ってどうやって叫べばいいんだろうとか。慟哭だけはその時じゃないと練習できないなと思ったり。ミュージックビデオが出来上がってからも、メイクさんに、冷静に考えられたらもっと違う慟哭があったんじゃないの?って言われて確かにそうだなって。もう1回撮りたい(笑)。

――皆さん過小評価されてるのが意外です。すごく上手だと思いましたよ。

佐々木:私もそう思います。自分のこと言ってるわけじゃなくて、みんなそれぞれ自然というか。

――慟哭するシーンは自分の殻を打ち破らないと、恥ずかしさが先に立ってあそこまでできないと思いますよ。何度もリテイクされたんですか?

野口:いろんなパターンで、下から撮ったりとかいろんなアングルで。

佐々木:何回も叫んでたよね。

野口:諸橋沙夏には、声色が違ってて何回目のが一番良かったっていうのがあったらしくって、同じのがちゃんとできてなかったのが悔しかったりして。

――佐々木さんは松さんとのキスシーンがありますね。いかがでしたか?

佐々木:雨に濡れてやったんですけど、そんなに、なんて言うんですかね、普通でした(笑)。私、水がすごい苦手で、雨の中だったから目が開けられなくて、キスする時もどうなってるのかなって思ってたんです。あれも何回も何回もいろんな角度から撮られたんです。両思いになった喜びとか、やっと気づいたっていう感情を作ってなんとかできました。ほんとに瞳が好きなので。

――きびきびとした振り付けも渋いですが、ポイントはどこでしょう。イントロの部分なんかは野口さん髪振り乱してカッコイイですが。

野口:髪がバサバサって、はははっ。

佐々木:振り付けのポイントはサビに出てくるサイレンの、柳沢慎吾さんがやられているような「ああ〜」っていうサイレンのダンスです。ファンの方も一緒に赤いペンライトを振ってくださったり、真似しやすいんですよね。サビにいくまでフォーメーションとか、順番に手を挙げていくところとか難しかったりするんですけど、サビはけっこう単純なので覚えやすいのかなって思います。

――かたやカップリングの「部活中に目が合うなって思ってたんだ」はセリフのようなタイトルから目を引きます。これは炭酸飲料水のコマーシャルソングみたいな。

佐々木:ああ〜(首を振る)、爽やかな青春ソングで。

――皆さん、つい最近のことじゃないですか?

野口:かなあ(笑)?

佐々木:でもああいう曲に出てくるような青春って現実では起こらなかったりするんで、だからこそ想像が楽しいっていうか。あ、こういうことがあったら、目が合ったらこういう気持ちになるんだとか。自分的には一番楽しかった曲です。

――これは男性目線の曲になるのかな?

佐々木:どっちもいけるんじゃないですかねぇ。

野口:イコラブは第一人称、僕が多いけど。

佐々木:でも女の子もあてはまる。

――個人的にキュンキュンするフレーズを挙げるとすると。

大谷:私は最後の“「ずっと好きでした」”がいいです。最後に告白するっていうのがこの曲を通してキュンキュンするし、最後勇気出して言ったんだっていうのがすごい胸キュンですね、ふふっ。

佐々木:全部好きなんですけど、曲調がすごく好きで、落ちサビの齊籐なぎさがソロで歌う“暗い道を 自転車でただ走る”っていうところがすごく好き。裏声になる瞬間のところは聴く度にぞわってするんです。

野口:私、曲は二番が好きなことが多くって、この曲も二番のサビで“あの時 気持ちを ハッキリ 伝えてたら?”とか“目を閉じると 君の笑顔浮かんでくるよ”とか乙女だなって。こっちは真っ暗闇だよ(笑)。

二人(大笑)

野口:ライブとかでもそこは目を閉じて踊ったりするんですけど、んん〜って。

佐々木:なんか思い浮かべなよ。

野口:さっき落ちサビでなーたんのところって言ってたんですけど、なーたんの前に“僕はいてもたってもいられずに”って歌詞があるんですけど、そこをソロで舞香が歌ってて、沙夏も歌いたかったって言ってたくらいぐーんとくる感じで、そこを舞香がやったからこそはかない感じがして、水色の。

佐々木:あ、水色って感じは出しました。あと付けなんですけど。

――「樹愛羅、助けに来たぞ」もインパクトありますね。戦隊ヒーローもののナンバーでノリノリ。ミュージックビデオで披露してる必殺技見せてもらっていいですか?

大谷:どんなだっけ、銃でこう(両手を重ね銃を作ってバキューンポーズ)。

佐々木:カッコよかったです。私の必殺技はカンフーでしたね。ヌンチャク(ヌンチャクポーズをしながら)とかアチョーとかやってました。

野口:私は…(両手を顔の前でパンと鳴らし)猫だまし。

――なんかカッコよく避けてもいましたよね。

佐々木:そっちの方が有名な看板よけ。

野口:看板が来るようなイメージでめっちゃ看板よけました。

――髪型を変えていたのもいつもと雰囲気が違い新鮮でした。

佐々木:そうなんです。私たちも新鮮でした。ヘアさんに今回はいつものイメージと変えると言われてて。巻いてたよね?

大谷:ポニーテール。

佐々木:私はツインテール。なかなかやることがなかったんです。スカーフの色もスタッフさんがそれぞれのイメージに合うよう色分けしてくださいました。

――曲はヒャダインさんなんですね。

佐々木:歌ってて楽しいよね。

野口:盛り上がれる曲。

――齋藤樹愛羅さん自身はどうおっしゃってましたか?

野口:(真似して)私でいいのかなあ〜。

佐々木:そうそうそう!

野口:(真似して)私がセンター、他の人がやった方がいいと思う〜。

――物真似うまいですね。

佐々木:だいたいそんな感じでしたね。でも樹愛羅にしかできない曲だなって、樹愛羅がセンターじゃないと。

――樹愛羅さんがデュクシって言うのはどうしてですか?

佐々木:樹愛羅の一発芸? デュクシって流行りましたよね。私たちもデュクシ、デュクシって言ってたんですけど、樹愛羅がデュクシを知らなくて。で、樹愛羅のデュクシが攻撃力なさ過ぎて、可愛いからもう持ちネタにしようって。

――今回のシングル、ファンからどんな反応かえってきてますか?

大谷:ツイッターとかのコメントを読むと、今回のシングルで好きになってくれた人が多くて、こういう意外な感じの曲も女の子は好きなのかなって思いました。女の子が増えてきているのはイベントとかでもすごい感じます。

佐々木:ありがたいです。

――順調に活動の幅を広げていますが、7月にはパリで開催されるJAPAN EXPOにも出演。どんなステージにするかはこれからかな?

野口:まだ決まってないですね。

佐々木:初めてなのでフランス、自分たちも楽しみにしつつ。

――フランスといえば、おフランスなぎささん(齊籐なぎさの期間限定の名前)。

佐々木:あ、おフランスなぎさ〜! SHOWROOM限定の名前ですね。

野口:フランスは日本語通じる?

佐々木:通じませんよね。

野口:じゃあそこはおフランスなぎささんにがんばってもらって。

佐々木:なぎささんフランス語できるんですよ。でも曲は日本語で歌うので、言葉がわからなくても盛り上がれるようにしていきたいと思います。

――これは歌いたいって曲ありますか?

佐々木:「イコラブ沼」かな? 一気にぶちあげたいなっていう。

野口:絶対「=LOVE」は歌いたい。これを歌わないと始まらないなって。これが=LOVEらしさだよって知っていただけたら嬉しい。

――そして8月にはTOKYO IDOL FESTIVAL2018も控えています。昨年、ここで初お披露目したんですよね。成長した自分たちを見せられるんじゃないですか?

大谷:去年はたぶん=LOVEを知らない方が多くて、出番が欅坂46さんの後だったことでたくさんの方に観ていただけたんですけど、今年は=LOVE目当てのお客さんも増えてるかなって。去年はカバー曲を歌ったんですけど、今年は全部オリジナル曲でできるので、他のアイドルさんのファンの方にも、イコラブってこういう曲もあるんだって、いいなって思ってもらえるようにしたいなって。

佐々木:今回のシングルで新規のファンの方がいいねって言ってくれて、元々ファンだった方もいろいろ広めてくれたりして下さっているので、握手会で初めて来ましたって人がほんとに多くてビックリします。

――歌手活動だけでなく、あにてれとコラボしたステージプロジェクト「けものフレンズ」で舞台もこなしましたね。いかがでしたか?

佐々木:楽しかったよね。みんな違うキャラクターだったので、みりにゃはリョコウバトで。

大谷:そうですね、みんなの前に立って説明とか進行する役で、セリフも長かったですし、私はそういう性格じゃないのですごく大変だったんですけど、いつもと違う自分を演じられて楽しかったなっていうのはありました。

佐々木:リョコウバトは客席から登場するんですよ。客席に行く演出はみんなけっこうあったんですけど、出るのが一番最初だったんですよ。「皆さ〜ん」みたいに登場して舞台に行くんですけど、それすごく緊張するだろうなって。だから始まる前、客席出る時にこうやって(背中を押す仕草)みんなで送り出してたんです。

野口:オーロックスはアニメにも出ているキャラクターだったので、プレッシャーでもありました。おっきい武器を振り回すことが多くて、客席でそれをやってたりしたのでぶつからないかなって。でもやっぱりぶつかってたらしくて、この前、握手会で「けものフレンズの時、衣織ちゃんの武器当たったんだよね」って言われて、ああ、ごめんなさいって。

――それはファンにとってはラッキーだったのでは。

野口:そう、喜んでくださって(笑)。よかったです。そうやって客席で演じるのは珍しいことだと思うので、そういう経験をさせていただけたことがよかったなって。客席から見るのと舞台で演じるのとでは全然景色が変わるので、「けものフレンズ」という舞台だけでいろんな景色を見られてよかったです。

――ハプニングはありましたか?

佐々木:あったっけ?

野口:ハプニングではないんですけど、公演の途中で新しくセリフが入ったりとかして、ケープライオンと喧嘩した後に「俺、もう帰る」っていうセリフが新しく入って、初めてそのセリフを披露する時に、え、どうしよって。練習してなかったけど、でも笑ってくださって。アドリブ?みたいな反応がちゃんとあったので、ああ、よかったって。

――この夏に第二弾「ガールフレンド(仮)」も決定しています。(仮)までがタイトルなんですね。皆さんの役柄はもう決まっているんですか?

大谷:村上文緒ちゃんていうおとなしい役で、図書委員なんですけど、最初にキャラが出た時にやりたいなって人だったんで、すごく嬉しかったです。リョコウバトは明るい感じだったんですけど、今回は自分に似た部分があるんで、演じるのすごく楽しみです。

佐々木:私は舞台の新キャラで、一ノ瀬友恵っていう子なんですけど、まだキャラクター設定がわからなくて、絵だけあって紫の髪でした(笑)。またカツラかぶると思います。

野口:私は風町陽歌っていうキャラクターなんですけど、オーロックスはカッコいいキャラクターだったんですけど、それとは真逆で女の子らしくて、めっちゃググったんですけど、アップリケが好きで、人に作ってあげたくなっちゃう子で、あと頑張り屋さんだったりとか、集中すると周りが見えなくなっちゃうとか。バンドを組んでいて、その子の役割がヴォーカルみたいなので、部隊も楽しみにしていてください!

――今年も残り半分、後半戦にかける意気込みを。

佐々木:「手遅れcaution」発売したばっかりなので、これからたくさんの人に聴いてもらえるように、そしてファースト、セカンドともにいい曲ばっかりなので、=LOVEをもっともっと知ってもらえるように、アイドル活動、声優活動、舞台でもがんばりたいと思います。

大谷:舞台とかパリとかも決まっていて、すごい新しいことに挑戦させていただいてますし、応援してくださる方も増えていっているので、もっとたくさんの方に知っていただけるように、=LOVEっていうグループ自体もそうですし、個々も輝けるように12人でがんばっていきたいです。

野口:これから夏になってパリに行ったり、野音があったり、たくさんのライブをさせていただく機会があるので、とりあえず体調管理をしっかりしたいと思います。あと私のファンの方って私を甘やかしてくれるので、それに甘えず私は自分に厳しくしていきたいです。


インタビュー・文/深見恵美子

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