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7/14・15に名古屋ハートランドで対バンイベント&ワンマンの2DAYS! 「5人そろってようやくスタート地点に立ったので、ここからさらに攻めに攻めたいと思います! ライブに遊びに来てください!」(KIMI) BRIDEAR インタビュー!

2018/05/17 19:30

7/14・15に名古屋ハートランドで対バンイベント&ワンマンの2DAYS!

「5人そろってようやくスタート地点に立ったので、ここからさらに攻めに攻めたいと思います! ライブに遊びに来てください!」(KIMI)


 美彩季(みさき /G)が加入し、さらに精力的に攻めの姿勢で活動を展開するBRIDEAR(ブライディア)。4/11にリリースした3rdミニアルバム「HELIX」ではハードなサウンドと確かな演奏力を軸に、KIMIの歌声がエールとなって届くキャッチーでポップな魅力を新たにプラス。彼女たちの無限に広がる可能性を感じさせてくれる作品に仕上がった。

 4/29には美彩季のお披露目を兼ねてのライブ、BRIDEAR TOUR 2018 「MARCASITE」が名古屋 ell.FITS ALLで行われ、筆者が初参戦。メンバーは名古屋のみんなに会えてうれしくてしょうがないといった感じで終始ニコニコ顔でとってもキュート! KAI(Dr)と晴琉(はる/B)の想像以上のパワフルなパフォーマンスに圧倒された。妖精のような美弦(みつる/G)は繊細に、かつ大胆にギターを弾きまくり、美彩季は新メンバーだということを忘れてしまうほど馴染んでいて、自由に堂々と攻めていた(その姿に胸がいっぱいになって涙涙涙)。KIMI(Vo)の歌声は力強く、艶やかで、包容力を放ち、カリスマ性を秘めていてかっこ良かった。

 KIMI姐さんのリードで進行する明るく、熱く、激しいひとときは、わたしのメタル=怖いという先入観を見事にくつがえしていく。晴琉のデスボイスに最初はびっくりしたけど、馴れてくるとかわいくて大好きになった。うれしかったのは男性ファンのマナーの良さ。これまで女性バンドのライブで、曲と曲の合間やMCのすき間に茶々を入れるように声かけをする男性たちの声が怖くて苦手だったけど(あくまでも個人的な見解で、声かけはバンドへの親しみだとは理解している)、BRIDEARのライブでは場をぴりぴりさせるような声かけは一切なく、安心して楽しめた。これはメンバーがファンのみんなと築いてきた絆の証だと思った。そして、気がつくと、みんなにつられてヘッドバンキングをしている自分がいる(控えめにだけど)! 生まれてはじめてのヘッドバンキング! アラフィーだけどいいよね! あったかいライブ、ごちそうさまでした!

 次回は7/14・15に名古屋HEART LAND STUDIOにて、対バンイベントとワンマンの2DAYS。メタル初心者も女性も楽しめること間違いなし。

 この2DAYSライブについて、ミニアルバム「HELIX」についてなど、KIMI、美弦、美彩季に話しを聞いた。



「新メンバーの美彩季はギタリストっぽいギタリスト」(KIMI)

「音楽にこだわりを持っている人」(美弦)


――新メンバーの美彩季さんとの出会いを聞かせてください。

KIMI:名古屋の知人の紹介です。

美彩季:三重県在住で名古屋で音楽活動をしていました。

――昨年のメンバー脱退で解散は考えなかった?

美弦:解散はなかったです。もし、新しいギターが見つからなかった場合は、片方のギターを(打ち込みして)同期(演奏)に入れ込んじゃうとか、やり方はなんでもあるので、ひとりでギターを弾く覚悟はしていました。そんな中、紹介していただいて、 美彩季ちゃんが自分のオリジナル曲を弾いている動画を観たり、BRIDEARの曲をすでに覚えて準備をしている話しを聞いて、「あ、いけるんじゃないかな」って、直感で決めました。直接話しをしたこともないまま、直感だけで。

――美彩季さんはメンバーになることについて悩んだりは……

美彩季:悩みました。不安もそうですし、名古屋が好きとか、地元が好きとか。でも、ギターがいっぱい弾けるから。

――BRIDEARに入ってお友だちはびっくり!?

美彩季:あ、してます。

――美彩季さんがどんな人なのか、KIMIさんと美弦さんから紹介してほしいのだけど……年下で妹みたいな感じもあるのかな?

KIMI:わたしの若いときにすごい似ているんですよ、見た目じゃなくて、雰囲気が。本当に妹みたいに思っています(笑)。

美彩季:こんな感じだったんですか?

KIMI:うん。(心の中身を)うまく言葉に出来ないところとか、気を使うタイプとか、挙動とか……。

美彩季:挙動不審な感じ?

KIMI:不審ではないけど、なんか、探っている感じ……かわいいなと思って(笑)。

美弦美彩季:あはははは!(笑)。

KIMI:あと、ギタリストっぽいギタリストだなって。さっきも話しに出たけど「ギターがいっぱい弾ける」「ギターが大好き」って言ってて、内に熱いものを秘めているのを感じるので、ぜひ、みなさんにはライブで確かめてもらいたいです!

美弦:音楽にこだわりを持っているのを今回リリースしたミニアルバム「HELIX」で感じました。美彩季ちゃんが作った曲「cluster amaryllis」について言葉でやりとりしたり、データのやりとりをする中で、「ここはこっちがいいです」ってはっきり意思表示をしてくれて、自分の世界をしっかり持っているんだなって。

美彩季:……(照れ笑い)。BRIDEARの曲の中ででわたしが好きな部分を意識しつつ、これまでの経験の中で自分の好きな要素を入れつつ曲作りをしました。

KIMI:歌詞はちょっと暗すぎたかなって思ったけど、美彩季が「暗めの詞を作ってもらえて良かったです」って言ってくれて、ホッとしました。


「やるぞ!っていう気合いみたいなものは、

美彩季のやる気のデカさに影響されました」(KIMI)


――メンバーでこれからの方向性について話し合う機会はあったんですか?

KIMI:どうだろう? とくに話しはしていないけど、根底にメタルがあるのはもちろんだし、わたしはメンバーが出してくる曲をすべて認めているから、それがBRIDEARのやりたいことだと思っているから。そもそも美弦と一緒にバンドをやりたいと思ったのは、美弦が作る曲をリスペクトしているからだし。

――ヨーロッパでも注目されはじめているBRIDEAR。美彩季さんにとって初の海外ツアーになりますね。

美彩季:メンバーに英語が話せる人がいない……。

KIMI:なんとかなる、なんとかなる(笑)。なんとなく意味はわかるから、あとは「YES」か「NO」を言えばいいかなぐらいに思っています!

――ピンチをチャンスに変えていくパワー。

KIMI:「こうなりたい」って思ってやっていたら、そうなっていくものなんだなって、ここ2年ぐらいですごい感じました。例えば「新しいギター、見つかるかな、どうしよう」って一瞬不安になったけど、リーダーのわたしがニコニコ笑って「探していれば見つかるよね!」「できるできる!」ってゆったり構えて信じていたら、美彩季と出会えて(笑)。

美弦:今は全員上京したけど、少し前までは、わたしたち、離れて暮らしていたんですよ。KIMIちゃんは1年半前から上京してて、美彩季ちゃんは三重県、そのほかのメンバーは福岡で。直接会わずにみんなとデータのやりとりをしながらアルバム制作とかをしていたけど、「ヤバい、どうなるかな」って不安に思ったことはなかったです。

――全員が上京して環境も変わって、BRIDEARは本当の意味で新しいはじまりなんですね。

KIMI:「やるぞ!」っていう気合いみたいなものは、美彩季のやる気のデカさに影響されました。「BRIDEARに入る?東京に来れる?」っていう話しを美彩季としたときに、「やりたいです。行きます」って二つ返事だったし、「東京で貧乏してもいいから絶対にやりたい」って言ってくれて、ありがたいというか、たよりになるなと思いました。

美彩季:最初は福岡に住むことになると思ってて、覚悟してKIMIさんに会ったら、「東京」って言われて、ちょっと安心しました(笑)。

美弦:そうか、そうだよね、福岡のほうが遠いもんね。


歌メロを重視して制作したミニアルバム「HELIX」

BRIDEARの想いと新たな魅力がしっかり届く


――そんな中で制作されたミニアルバム「HELIX」。タイトルの意味を教えてください。

KIMI:HELIXは日本語で螺旋(らせん)っていう意味で、螺旋は上昇するものの象徴みたいなところがあるじゃないですか。それが今のBRIDEARにぴったりなのと、DNAの二重らせん構造をイメージして、新しいメンバーが入ったことで、ここからまたBRIDEARのDNAが新たに繰り広げられていく、この作品をきっかけにさらに上に行きたいな、みたいな気持ちを込めました。

――今回はデスボイスが1曲だけだからなのか、ゴリゴリ感よりもポップな空気が際立っていて聴きやすかったし、これまで以上にメンバーひとりひとりの存在が伝わってきました。

美弦:今回のアルバムのコンセプトが「より広げよう」っていう感じだったんですよ。デスボイスの入った「G・A・M・E」だけ、コンセプトが決まる以前にわたしが作っていたものでした。今までは基本的に歌メロとギターのリフを重視して、両方のちょうどいいバランスで作っていたけど、今回は歌メロのみ……「のみ」っていうのも変だけど、歌メロをより目立たせる演奏を意識しました。だから、演奏はこれまでよりもシンプルになっていて、そのぶん歌が前にボンッと出ているから、聴きやすいのかな。

――KIMIさんの歌声が伸びやかで自由で、これまでわたしの中で謎めいていたKIMIさんのパーソナルな部分が近く感じられて、それがとてもうれしくて。

美弦:はじめてKIMIちゃんと会ったときに、歌声の高音の部分が「あ、好きだ」って思ったんですよ。で、そのせいで鬼畜な……あはははは(笑)……高い声をバンッて出したときがいちばん好みの声だから、そこを鬼畜なほどにやっちゃったら、どんどんキーが高くなっちゃって、高すぎて、KIMIちゃんにつらい思いをさせちゃって!

KIMI:今回は今までのレコーディングでいちばん疲れましたね。とくに2曲目の「Reason For My life」はいちばん最初にレコーディングをしたと思うけど、その日は1曲しか録っていないのに信じられないくらい疲れて。出来上がってから聴いたら「この歌、キーが高かったんだ」って気づいて、びっくりしました(笑)。

――ヴォーカル力をアップさせる曲作りをする美弦さん、名プロデューサーかも!

KIMI:あやつられていますよね、完全に(笑)。

――ほかに歌でこだわったところは?

KIMI:歌に関しては、楽器もそうだと思うけど「上手いって何だろう」って考えるようになって。ただ技術があれば上手いわけじゃないし、ただ声が良ければ上手いわけじゃないし、なにがどうしたら上手いのか、途中からわからなくなっちゃって、悩んだり、常に模索はしているんですけど……そうですね、今回のアルバムでは声の響きを意識して、感情を入れるようにしました。美弦が作った詞は、自分が解釈して噛み砕かないといけないから、その部分で歌いかたに気をつけました。

――今までは上手く歌うことがいちばん大事だった?

KIMI:「上手く聴こえるように歌いたいな」みたいなのが大きくて、ジャンル的にも、まずは「上手じゃないと聴いてもらえない」って思っていたけど、そこ以外の部分がほしいなって。

――収録曲「Dear Bride」は、タイトルがバンド名のもとにもなっていて、きっと大切な曲なんだろうなと思ったし、ポップなサウンドの中にエールが詰まっていて、胸にぐっと響きました。

美弦:BRIDEARの持ち曲の中でいちばんキャッチーっていうかポップ系な、幅広く聴いてもらえる曲だと思います。作っているとき、今まで応援してくれていた人たちの顔がいちばんに浮かびました。メンバーがひとりいなくなって「どうなるの?」っていう声がSNSに届いていて、「こういった感じで活動していきます!」「安心してね!」「大丈夫だよ!」「これからもよろしくね!」的なものをみなさんに届けたくて、タイトルもこれを使えたらいいなって。

――「Dear Bride」のMVもカラフルで新しいBRIDEARの魅力いっぱいで。

KIMI:今まででいちばん色が多いですね。ちゃんと顔が見えているのもはじめてです。

――そのほかにアルバム制作でこだわったところは?

美弦:何枚も作品を出してきて、メタルを軸に毎回いろんな要素を取り入れて、ちがうタイプの曲を作ってきたけど、個人的には、今回、初期の、最初にリリースしたミニアルバム「Overturn The Doom」をイメージしました。「初心に帰る」的な想いで。

――今回はメタルというよりハードロックな感じがしました。

美弦:そうです。

――メタルにこだわっているわけじゃなくて?

美弦:こだわっています。

KIMI:そこ、個人的な見解になっちゃうけど、メタルとハードロックって、線引きがむずかしいかも。ハードロックバンドって言われている中でもポップなサウンドのバンドもいて、本当にむずかしい。わたしたちはハードロックと呼ばれるものに入るかもしれないけど、リフや音作りの要所要所にメタルの要素を散りばめていて、メタルへのこだわりは強いです。


7/14・15に名古屋HEART LAND STUDIOで

対バンイベントとワンマンの2DAYS!


――お待ちかねのライブは7/14・15、名古屋HEARTLAND STUDIOで。

KIMI:毎週土日に東名阪をまわるので、ツアータイトルは「週末はブライディア。2018夏」。名古屋は14日にUnveil RazeとEITA(+TAKAEITA)が出てくれます。なかなか強烈なメンツなので、わたしたちも死ぬ気でがんばらないとヤバい(笑)。15日はワンマンです。

美弦:攻めて攻めて攻めまくって、14日の対バンさんのファンのみなさんを奪って、翌日15日のワンマンに連れてくるつもりです(笑)。

KIMI:4月のライブで美彩季のお披露目をしたので、次は美彩季は新メンバーじゃなくてメンバーとして立つライブになるので、ビシビシと、もっと攻撃的なライブにしたいです!

――名古屋のファンはの印象は?
 
KIMI:お客さんの雰囲気が福岡に近いなって感じていて、すごいあったかくて、わたしたちが最初に遠征に来たのが名古屋だったこともあって、ずっと「第2のホーム」って言ってたけど、 三重県出身の美彩季が入って、本当に第2のホームになったから、これからが楽しみです!

――では最後に、東海地区のみなさんにメッセージをお願いします。

美彩季:ライブでみなさんに会えるのを楽しみにしています。みなさんの感じるままに、一緒にライブを楽しみましょう!

美弦:美彩季ちゃんの加入でより進化したライブになるのはもちろんですけど、いい意味で変わらないライブを演れたらいいな。たくさんの人に遊びに来てほしいです!

KIMI:5人そろってようやくスタート地点に立ったので、ここからさらに攻めに攻めたいと思います! ライブに遊びに来てください! よろしくお願いします!


インタビュー・文/早川ひろみ

3rd Mini Album 「HELIX」 Now on sale



BRIDEAR Official Site http://bridear.jp/

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