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アルバム『モン吉2』を引っさげてのライブは1/21、ell.FITS ALL「ライブではMCをみんなにふっちゃうので、ネタのひとつやふたつ考えて来てくれるとありがたいです!」 モン吉にインタビュー!

2017/12/18 15:00

アルバム『モン吉2』を引っさげてのライブは1/21、ell.FITS ALL

「ライブではMCをみんなにふっちゃうので、

ネタのひとつやふたつ考えて来てくれるとありがたいです!」



2ndアルバム「モン吉2」を12/13にリリースした元FUNKY MONKEY BABYSのモン吉。

2016年にソロ・デビュー・アルバム「モン吉1」をリリースしてから1年4カ月ぶりとなった本作は、地元・八王子の大先輩であるLITTLE(KICK THE CAN CREW)や、前川真悟(かりゆし58)とのコラボをはじめ、ママになったパートナーへのラブソング、壮大な宇宙の中で時空を超えたメッセージが響いてくる作品など、現在のモン吉をパッケージしたスペシャルなサウンドがいっぱい! また、DJケミカルが手がけたジャケット・イラストも味わい深い。

アルバムを引っさげてのツアー「旅猿2018」の名古屋ライブは1/21 ell.FITS ALLにて。

LITTLEとコラボすることになった経緯、それぞれの楽曲の制作秘話、そしてもちろん、名古屋ライブについても話を聞いた。




――アルバム「モン吉2」の推し曲を一般投票で決めたとか

そうなんです。スタッフさんとレコード会社さんと事務所と僕とでアルバムのリード曲を決める話をしたときに、それぞれのそのときの生活環境が凄く反映したのか、子どもが産まれたばかりの人は「茜空」だったりして、挙げた曲が全員ばらばらで(笑)。スタッフさんのひとりが「みんなに聞いてみようか」って提案してくれて……こんなふうに人にふっちゃうあたりが僕っぽいし……投票で決めることにしました。

――「茜空」に決まったとき、どう感じましたか?

曲調的にはアルバムの良曲にあるイメージで作ったんですけど、身近な出来事を題材にしたあったかい曲なので、「これまで僕のハモとかを聴いてくれた人たちは、こういう感じを好きでいてくれるんだな」って改めて思いました。

――「Dear Mama」からは、エールをもらうお母さんがたくさんいると思います

うれしいです。スタッフさんが「こういう曲を作ってみたら?」ってふってくれました。最初は自分の母親に向けて描くのかな……ってうっすら思っていましたが、いざ作りはじめたら「僕がママって呼ぶのは自分の奥さんだ」って気づいて、そこから方向転換というか、リアルがいいやって。自分の母親を思い出して描くよりは、今、「ママ」って呼んでいる人に対してのほうが伝わるし、あまり聞かない題材だから面白いかもと思って。


「八王子は東京だけど、古き良きというか、

日本の原風景みたいなものがある気がします」


――「八王子〜地元愛の賛歌〜」では、タレントのヒロミさんがテレビで語る八王子と空気感がぴったり重なりました

八王子は東京だけど、古き良きというか、みんなが思い浮かべるような日本の原風景みたいなものがある気がしますね。駅ビルから少し離れるとすぐ山、みたいな。ヒロミさんとは八王子仲間でつながっています。

――この曲をLITTLEさん(KICK THE CAN CREW)と一緒にやることになった経緯は……

地元が一緒なのでつながってはいたけど、2年ぐらい前に「LITTLEくんと八王子で飲んでるから遊びにおいでよ」って共通の友だちが誘ってくれて、そこではじめて「一緒に曲をやろうよ」ってなって。2年越しになったけど、このタイミングだと思ってLITTLEくんに連絡したら、「ぜひぜひ」ってふたつ返事でOKもらって。

――共同作業はどんな感じで?

2人で話し合って……ですね。最初のミーティングのときに「90年代後半のちょっと懐かしい感じのヒップホップがいいね」って。あと、2年前に会ったときに「一緒に曲をやるなら地元の八王子を題材にしよう」って決めてたから、先に作ってもらったNAOtheLAIZAさんのオケを聴いて、詞を作りました。僕はアレンジャーさん家とかスタジオに入ってから「さあ作るぞ」って感じで詞を描くタイプだけど、この曲では、LITTLEくんは地元の大先輩でもあるし、久しぶりにしっかりRAPしたいなと思ってたから、モチベーションを高くして、韻集めをやって、スタジオに入るときにはもう歌詞を作り終えている珍しいパターンで。LITTLEくんはスタジオに入るときには作り終えているタイプなので、すぐにお互いばーっと録って、サビや掛け合いはそこで話し合ったり、韻のキャッチボールをしながら。

――電車のアナウンスが入るのも面白い

あれ、僕です(笑)。

――え!? 駅員さんかと思っていました

本物を使うには許可がいるみたいだから、自分で録ろうってなって。駅員さんの雰囲気に寄せに寄せたら、逆に笑えなくなるくらいリアルになりました(笑)。途中まではみんな「面白い面白い」って笑ってくれてたけど。

――ArmySlickやJazzin’parkが手がけた大人なサウンドの曲も心地よかったです

最近ぽいトロピカルハウスとか、ちょっとおしゃれなハウスとか……ファンモンのときから僕は4つ打ちの曲が好きでよくやっていたので、逆に今回は4つ打ちにはこだわっていなかったんです。4つ打ちは気持ちいいサウンドの反面、激しいパターンもあるので、子どもが産まれてからは、子どもにも聴いてもらえるサウンド作りにしようっていう想いが出てきて。

――あと、どの曲もモン吉さんのきれいなハモが印象的でした

「ふつうだったら入れないだろう」っていうところに意外と入れてたりしますよ。ハモが入ってない歌声よりも、ハモと主線が混ざったときのほうが、みんなが知ってくれている僕の歌声なんじゃないかな。Aメロでもばんばん入れてて、うす〜く入れたりもして。

――何層ぐらい重ねるんですか?

いくつだろう? ふだんよりかぶせたかも。いつもだったら主線2本、上ハモ2本、下ハモ2本……全部で6本ぐらい入ってるけど、今回は主線に3本入れたりしてるから、いつもよりちょっと多いかもしれないですね。「主線が2本じゃなきゃいけない決まりはないだろう」って、なんとなく思いはじめて。


「アルバムを作るときは“コンセプトを決めない”

っていうのをコンセプトにしてて」


――しかしながら、アルバムのタイトルがシンプルすぎやしませんか

あはははは(笑)、まんまですよね。今後も多分、この流れだと思います。いつもアルバムを作るときは「コンセプトを決めない」っていうのをコンセプトにしてて……コンセプトにしばられると出来る曲も出来なくてなって、いい曲が集まらないと思うので、コンセプトを決めずに、オケが目指す方向だったり、今、自分が思っていることを曲にして。捨て曲がないのがいちばんいいアルバムだと思って作っています。

――毎回ベスト盤を制作しているような

そういう感覚で作ってますね。自分が今、このタイミングで作るベスト。

――モン吉さんの中でのタイトルチューンはありますか

自分の好きな曲ですか?「RINNE」が好きですね。サウンドも題材も今っぽいというか、なんかこう、世界観が広い。不思議な話なんだけど、地元の友だちで守護霊も前世も見えちゃう子がいて、その子から突然電話がかかってきて「モンちゃんにお告げがあったから今度伝えるわ」って。

――わあ、気になる

でも、半年ぐらい連絡がなくて、たまたまケミちゃん(DJ ケミカル)と遊んでいるときにその子がいたから聞いたら、「あのときはまだ伝えるタイミングじゃなかった」って。「ここ数年、宇宙では、もともと縁があった魂同士が再び結びつこうとしていて、今、そのスピードがすごい上がっているから、そういう曲を作ったらいろんな人が聴いてくれると思うよ」って言ってくれて、僕、そういうのを信じるタイプだから「じゃあ書こう」と思って、珍しく家のパソコンに向かって作りました。

――DJケミカルさんが描いたジャケットも宇宙っぽい雰囲気で

面白いの描いてくれたなーって。毒気がほしかったから、毒気がやっぱりいいなと思いましたね。「背景の絵に宇宙パワーを込めた」ってメールでメッセージをくれました(笑)。


「気負わず楽しくお客さんと盛り上がれたらなって。

お客さんとひとつになれるいいライブを作り上げたい」


――ところで、名古屋のファンの印象は?

ファンモンのときに、最初は苦戦した記憶があったんですけど、ある程度……なんだろう……ライブの技術だったりするんだと思うけど……超えるとすごい盛り上げてくれる、正直だなっていう印象があります。

――来年1/21に名古屋で行われるライブはどんな感じに

気負わず楽しくお客さんと盛り上がれたらなっていつも思ってやってるんで、お客さんとひとつになれるいいライブを作り上げたいです。ツアー初日だから波に乗りたいですよね。緊張しちゃってうまくいかないことがあるともったいないから、緊張の原因はMCの内容を考えておくことだから、なにも考えずにステージに出ちゃいます。

――では最後に、東海地区のみなさんにメッセージを

ライブはソロになってからも変わらず楽しく、MCもみんなにふっちゃうので、ネタのひとつやふたつ、考えて来てくれるとありがたいです(笑)。

――お客さんがMCを!?

はい、ふっちゃいますね(笑)。僕はそのほうが一体になれると思うんで。みんなで作るのが面白い。

――ミラクルが起きそうですね

そうなんですよ! すべてがそのときそのときなので。


インタビュー・文/早川ひろみ


2ndアルバム 「モン吉2」 Now on sale


モン吉 Official Site http://monkichi.jp/
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