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来月メジャーデビューする神戸発・ミクスチャー・ロック・バンド、パノラマパナマタウン。『MERRY ROCK PARADE 2017』に初出演&対バンツアーを開催!メンバー全員にインタビュー!

2017/12/13 16:00

来月メジャーデビューする神戸発・ミクスチャー・ロック・バンド!

近々では『MERRY ROCK PARADE 2017』に出演し、

来年4月の対バンツアーで名古屋を快楽音の渦に巻き込む


岩渕想太(Vo&G)、田野明彦(B)、田村夢希(D)、浪越康平(G)が神戸大学・軽音楽部で出会い、2014年冬に結成したパノラマパナマタウン。

ロッキング・オン主催の「RO69JACK2015」でグランプリ獲得、さらに同年、THE ORAL CIGARETTESやフレデリックらを輩出したバンドオーディション「MASH A&R」でグランプリを獲得した彼らが、ミニアルバム「PANORAMADDICTION」を引っさげて来年1/17にいよいよメジャーデビュー!

ゆるく心地よいサウンドに身を委ねていると、ときにズコッと胸に刺さる鋭さで感情を揺さぶってくるまったく油断ならないパノラマパナマタウン色のミクスチャー・ロックは、来る者は拒まずのスタンスでひょいと耳に馴染んでそのまま楽しい世界へと巻き込んでいく。

お待ちかねのライブは、12/24に冬フェス「MERRY ROCK PARADE 2017」に登場するほか、来年4/22に対バンツアーが決定!

デビューミニアルバムへのこだわり、ライブ、名古屋めし愛についてなど、メンバー全員にインタビュー。



メジャーデビューが決まっていく過程で

音楽を届けたい、伝えたい気持ちが強くなった


――バンド名の由来は、もしかして神戸にパナマ領事館があるから?

田野:えっと、あの、なんの意味もそこには落とせずに、ほんと、すみません(笑)。

岩渕:悪ふざけみたいな感じで付けたんです。

田野:日本のハワイみたいな、理想郷みたいな。

田村:語感です。

――パナマ文書も関係あるのかな

全員:ないです(笑)。

岩渕:一切ないです、ごめんなさい本当に。なんならパナマについてもよく知らないです(笑)。

――深読みしすぎました。来年1/17にミニアルバム「PANORAMADDICTION」でメジャーデビュー。今の気持ちを聞かせてください

岩渕:バンドをはじめた大学時代、4人だけでやっていたときって、伝えようとしていなかったというか、人に伝える音楽じゃなかったんですよ。4人だけが熱くなれたらいいし、4人が楽しかったらいいしっていうところで音楽を作ってて、それがいろんな人に評価されて、僕らの曲を好きになってくれるお客さんも増えてきて。

田野:うん。

岩渕:で、メジャーデビューすることになってから考えかたが変わって、伝えたいとか、届けたい気持ちがすごく強くなってきて。とくに今回のアルバムでは絶対に歌詞を届けたいし、外側から見て本質を知らないのに批判してくる人とかいるじゃないですか……収録曲の「フカンショウ」みたいな……そういう俯瞰してくる人たちにも刺さるようなものを作りたかったし、多くの人を巻き込みたい……今じゃぜんぜん足りない……もっともっと多くの人を巻き込みたい気持ちが強いです。


これまで4人が楽しいと思って作ってきたものが

ほぼそのままパッケージされたデビューミニアルバム


――アルバム1曲目の「パノラマパナマタウンのテーマ」は以前からある曲で

岩渕:2014年には出来ていて、昔から自己紹介代わりにずっとやってきた曲なんですけど、「はじめまして」の意味も含めて選曲しました。メジャーへの意気込みを歌詞に加えて。

――「ロールプレイング」も定番曲

岩渕:僕らがバンドを組んではじめて作った曲です。初心者が集まって大学ではじめて組んだオリジナルバンドだったから、4人とも右も左もわかんないし、僕も曲を作ったことがない状態でスタジオに入って、かっこいい音だけを出し続けたり、ラップっぽい口調で話すとかをずっとやって、3ヶ月ぐらい本当に曲が出来なくて(笑)。4人でひたすら音を合わせながら完成した思い入れのある曲です。

――演奏力があってセンスもいいから、大学まで楽器をやっていなかったなんて信じられない

浪越:本当に大学からはじめたんです。

岩渕:高校のときに楽器やってたのは……田野と(田村)夢希だけかな。

田野:そのときはベースじゃなくて遊びでギターをやってて。大学時代はバンドにすべてを賭けてました。

岩渕:うん。

――良い意味で「こなれてない感」が新鮮に響くのかも

岩渕:「ロールプレイング」のように4人が楽しい、4人が熱くなれるっていうところで作っていたものが、ほぼそのままパッケージングされてリリースされることになって、自分らで楽しんでやってきたものがメジャーの舞台でも通用すること、作品になることを再認識したというか。

――「フカンショウ」はラップに加えてメロディのパターンがいくつかあって、きっとお堅い音楽理論みたいなものにこだわっている人だったら、こういったサウンドの展開はないだろうなって……

全員:あはははは(笑)。

岩渕:悪口ですか(笑)。

――ちがうちがう、かっこいいっていう意味で。詞も英語に逃げてないからしっかり伝わってくる

岩渕:ありがとうございます。さっきも言ったように、俯瞰して、外側からモノを言いたがる人達にも刺さる曲を作ろうと思いながら詞を描いているから、日本語にすごいこだわってて。

――どんな流れで曲を完成させていく?

岩渕:「PANORAMADDICTION」は全曲ちがう作り方をしているかもしれない。基本は僕や浪越がアイデアを持ってきて、それをバンド全体で肉付けしていきます。最初はリフだけだったり、「フカンショウ」だと♪ほっといてくれ〜の部分だけをみんなで転がしながら曲にしていく、形にしていく。

――時間をかけて

岩渕:そうですね。「フカンショウ」はかなりかかりました、2ヶ月ぐらい。

――曲ごとにギターの音や空気感が変化しているのも面白い

浪越:どのパートも機材にはすごいこだわりました。ギターに関しては、ギター本体を3〜4本用意して、曲のイメージに合ったギターを選んで、アンプも変えて、それに対してのマイクの当てかたもぜんぜんちがうし、ケーブルもたくさん種類を用意して挿す向きにもこだわったり。あと、エフェクターを100個近くから選んで音を作っていって。

――こだわりがたくさん

浪越:今回のレコーディングはいろんな人が関わってくれました。それぞれの楽器にレコーディング・エンジニアさんがついて、僕たちが持っているアイデアとエンジニアさんたちが持っているアイデアをすり合わせながら、出したい音に近づけてもらったり。



音楽に対してやりたいことさえはっきりしていれば、

全力で手伝ってくれる環境に


――メジャーになるとレコーディングも変わってくる

岩渕:今までだったら「この曲はもうちょっと歯切れ良く」とか「もうちょっと明るい感じで」みたいな言葉でしか表現できなくて、どうやって形にすればいいのかわかんなかった部分を具現化してくれる人が増えたので、届きそうで届かなかった音も出せるようになりました。

浪越:やりたいことさえあれば、それに対して全力で手伝ってくれる。逆に「自分たちのやりたいことはなんだろう」ってものすごい考えなきゃいけない。これまで漠然と音を出していたのが、手伝ってくれる人がいることで、やりたいことがはっきりしましたね。

田野:「パノラマパナマタウンのテーマ」は浪越と僕と(田村)夢希で一斉に録って、そのほかの曲はドラムとベースだけで録ったり、ドラムとベースを別々で録ったり。そうすることで曲が持つ空気感とグルーヴが合うんです。あと、「パノラマパナマタウンのテーマ」は、メトロノーム通りにピッピッピッてきっちりリズムを合わせると、収録されているみたいなゆるさとけだるさは絶対出ないから、録りかたにこだわりました。

田村:ギターと同じでドラムもチューニングで音がぜんぜん変わるんで、出したい音にチューニングして録りましたね。楽しい曲は楽しくやったほうが絶対いいし、緊張感のある曲は緊張しながら出すとそういう音になる。気持ちに素直に音が出ちゃうものなんです。


12/24に「MERRY ROCK PARADE 2017」に出演!

来年4/22にはデビュー記念の対バンツアー


――ところで、名古屋のお客さんの印象を聞かせてください

岩渕:シャイな人もいるし、お祭りさわぎみたいな人もいるし、楽しんでいる空気を積極的に出してくれる人が多いしで、いい意味ですげぇ雑多な感じで名古屋のライブは楽しいです! 楽しい輪が作れている感覚があります。

――「MERRY ROCK PARADE 2017」はどんなライブに?

岩渕:フェスって日常から離れている場所というか、毎日の生活が退屈だから来ている人って多いと思うんですよ。ふだんの暮らしがどうでもよくなるくらい楽しくて、熱狂できる場所を作りたいし、そういうライブにしたいな。

田野:フェスは“はっちゃけ”られる特別な環境だから、こっちのテンションがより伝わりやすい感じはあるかもしれないですね。

――来年4/22の対バンライブも要チェック。では最後に、東海地区のみさんにメッセージを

浪越:ミニアルバム「PANORAMADDICTION」 も出るし、それに合わせて4月にツアーもあるんで、ぜひ、来てほしいです。近いところでMERRY ROCKがあるので、この地域の人にとって大きなイベントだと思うし、僕らにとっても念願の出演なんで、ぜひ、そこで会えたらうれしいな。よろしくお願いします!

田野:パノラマパナマタウンを知っている人はまだ少ないかもしれないけど、僕らにとってはバンドを組んだときから名古屋でライブをし続けて、受け入れてもらっているので、これからもっと名古屋に欠かせない存在になりたいです!

岩渕:僕らは神戸のバンドで、上京して今は東京にいるんですけど、神戸よりも東京よりも、名古屋でいちばんライブをしているんじゃないかな。自分たちをまだ知らない人は、ぜひ、ライブに来て、生の熱量を感じてほしいです!あと、僕たちの好きなバンドを神戸に呼ぶ自主企画「パナフェス」が12/17にあって、いいバンドしか出ないんで、神戸にも遊びに来てください!

浪越:名古屋はおいしい食べ物がすごく多くて、味噌カツとか、今朝行ったモーニングとか、中華もおいしいし、名古屋の人は味覚センスがいいんだなと思ってて、そういうセンスのいい人たちには僕らの音楽もきっと伝わるはずだから、ぜひ、ミニアルバムを買って聴いていただきたいですね。

岩渕:うん、名古屋は雑食な文化圏だなって街を歩きながら思ってて、僕らの音楽もヒップホップとかファンクとか、いろんな音楽を混ぜこぜにしているから、名古屋の人たちにぴったり合うのかなって。

浪越:味覚が合うっていうことは、すべての感性が僕らと合う(笑)。

岩渕:そうそう、矢場とんの店頭でマジック用トランプが売っているの、知ってます? 社長のマジック好きが高じて作ったそうで、僕はそのトランプを買うぐらい矢場とんが好きなんです。僕たち、名古屋めし大好きバンドなんで、僕らの音楽が名古屋のみんなに広まってくれたらうれしいです!


インタビュー・文/早川ひろみ


Major Debut Mini Album 「PANORAMADDICTION」 2018.1.17 Release


パノラマパナマタウン Official Site http://www.panoramapanamatown.com/
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