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台湾のオーディション番組を勝ち抜き、結成された4人組ボーイズバンドnoovy。いよいよシングル「Garage」で日本メジャー・デビューを果たす4人にインタビュー!

2017/10/12 15:00

台湾のオーディション番組を勝ち抜き、結成された4人組ボーイズバンドnoovy。下積み生活を経て今年1月から日本でも活動していた彼らが、ミニアルバム「ONE」を3000枚セールスという公約を実現させ、いよいよシングル「Garage」でメジャー・デビュー! ここにくるまでの自分たちの心境を綴った壮快な表題曲をはじめ、収録曲すべてに夢を追いかけることを諦めないでほしいというメッセージが込められている。実体験だからこそリアルに突き刺さるナンバーで、ようやくスタートラインに立つことができた4人。デビュー直前にインタビューした。


――知名度ゼロの状態からファンを増やし、今日に至るまで並々ならぬ努力があったと思いますが、いま徐々に認識されているという実感はどこで感じますか?

Shawn:前回のミニアルバムの時に初めて地方をまわり、その時はまだ現地のファンが少なかったんですけど、2回目となる今回はどこに行っても以前来てくれたファンがいてくれたし、新しいファンも増え、それを見て実感しました。

――1ヶ月でシングル1000枚売るのと、半年かけてミニアルバム「ONE」3000枚を売るのと、どちらの公約が難しかったですか?

Shawn:3000枚の方が難しかった。値段も3倍、目標も3倍。だから9倍くらい難しかった。達成できてよかったです。

――日本台湾祭りの時に達成したんですよね。

Shawn:最高の日だった!

Hank:台湾の屋台とかもたくさんあったので、親近感わきました。

Shawn:もともと日本台湾祭りは日本と台湾の文化を結びつけるようなイベントですので、まさに僕たちみたいな存在がそこで3000枚達成できたことはすごく意義のあることだと思い嬉しかったです。

――故郷の味とか食べられましたか?

Hank:牛肉麺食べました。台湾で有名なチェーン店が出店してたので、見つけた瞬間、4人で叫びました。

Mark:ルーローファンという挽肉がのった台湾で有名などんぶりも美味しかった。

――見事公約を達成し、9月27日にいよいよメジャーシーンに躍り出るわけですが、デビュー曲を「Garage」にしたのは?

Shawn:この曲は結成されて初めてもらった曲で、Mark以外、楽器ができず、最初は3人とも演奏が下手でした。1、2年はバンドのやり方もわからなかったので、スタジオにひきこもってひたすらこの曲を練習していました。その時はまだ英語の歌詞でした。

JK:今のプロデューサーさんがライブの時、この曲を聴いてとても感動してくださって、あとから僕たち4人にとって下積み時代を過ごしてきた思い入れが深い曲だと聞いて、そういうストーリーがあるなら、当時のストーリーを反映させた歌詞に書き換えようとなって今の歌詞になったんです。

Shawn:この曲は僕たちと一緒に成長してきて、5人目のメンバーみたいな感じです。山あり谷ありを乗り越えてきた。

――シンセのメロディーが加わり、曲の印象が変わったのだとか。

Mark:そうですね、もともとはもっとロックテイストな曲だったんですけど、シンセサウンドを足したらもう少し爽やかなキラキラした感じの、明るめのイメージになりました。

――MVは台湾と日本の街を4人それぞれ制服で走ってますね。

Shawn:暑かった。台北の撮影の時は38度。朝から晩まで撮影で、ズボンは濡れるし。

――運動神経のいいHankさんは得意分野では?

Hank:でも水泳の方が得意だし、ローファーはあんまり馴れてないので。

Shawn:自撮りカメラを腰に装着しながら走っていたので大変で、最初カメラをコントロールするのが難しかったです。

JK:安定させるのにちょっと苦労しました。

Shawn:台湾での撮影は人も多くて、カメラを支える棒が長いので当たらないよう避けるのも苦労しました。

――走り切った先の路上に楽器があり、ラストはそれぞれの位置につくという。

JK:日本と台湾で目標に向かってあきらめずがんばってる自分たちがコンセプトになってるんです。

Shawn:最後はまさにこれからスタートという意味です。

――ロケ地を撮って投稿すると、ダサかわ台湾おじさん変身セット(ランニングシャツ、短パン、サンダル)がもらえる企画もあって面白いですね。

Mark:自分のおじちゃんが毎日そういう恰好してる(笑)。

Hank:僕、ゴミ捨てする時もその恰好(笑)。

Shawn:撮影場所は有名な観光地ですから、たぶんわかりやすいです。

――「イチバンボシ」もまた日常が反映されてますが、こちらはほのぼのしたナンバーですね。

Shawn:かわいい曲。僕たちのストーリーというよりは日本でのエピソードですので、日本のファンと一緒に共有してきたストーリーです。この中の話は全部SNSで自分たちが発信してきたので、日本のファンは全部知ってると思います。

JK:新しいファンに対しては自分たちの自己紹介みたいな曲。

――“無くした財布は出てこない…”という歌詞がありますが、実際に財布をなくしたのは?

(MarkとShawnが手を挙げる)

Shawn:二人ともなくしました。最初は僕がなくして全員に笑われて、その2、3週間後にMarkがなくして、ざまあみろって(笑)。

Mark(苦笑)

――日本では電車の路線図が多いことも苦労されているようで。

Hank:複雑すぎて、行き先とか急行とか全然わからなかったです。台湾は行き先もわかりやすいし、ぜんぶ各駅停車なんで。逃したら次の電車に乗ればいい。でも日本だと次のに乗ったら違う所にいっちゃうかもしれないし、行きたい駅に止まらないとかあって、2時間くらい遅刻したことあります。

Shawn:毎日、冒険してるみたいな感じ。

――3曲目の「Hey!Ho!」は英語の歌詞で、王道のパンクサウンドのよう。

Mark:この曲も「Garage」と同じくらいの歴史があります。なんで同じシングルに入れてるのかと言うと、3曲とも"夢"の話だから。その中で「Hey!Ho!」はみんなでがんばるという固い意志のある曲。それぞれ違う角度で歌っていて3兄弟みたいな感じ。「Hey!Ho!」がお兄さんで、二人をひっぱてく感じ、次男が「Garage」で、挫折しても夢にむかってがんばるぞ的な。「イチバンボシ」は泣き虫で弱気な弟なんですけど、それでも自分なりにがんばってみようという末っ子です。

――音楽に関してはMarkが一番経験あるので、メンバーの成長がよくわかるのでは?

Mark:そうかもしれないですね。普通のバンドだったら3、4年かかるかもしれないけど、自分たちの場合、日本に一緒に住んでいるので、とくにこの半年間で一気にバンドになれた感じがします。朝から晩まで一緒にいるし、経験も共有してるし、濃い半年でした。

――夢を叶えるには何が必要ですか?

Shawn:何があってもあきらめず、精神が一番大事じゃないかな。

JK:僕たちも先が見えず、あきらめかけた時期もありました。いま振り返り、あきらめずにがんばってきてよかったなって思います。

Hank:1年目の時は他人同士だったうえ、3人はバンド未経験でやり方すらわからなかったし、練習しても練習しても成長しなくて。同期の子たちはドラマとかCM決まったりして、周りのスタッフは全部そっちに目を向けていて、その時はちょっと辛かった。

Shawn:3人はオーディションで選ばれ、とても大きな会社がバックアップしてる有名なオーディションだったから、外から見れば神に選ばれた人間に見えたかもしれないけど、蓋あけてみたら全然そんなことなくて。最初は希望あふれる未来だと思ってたんですけど、ギャップが激しかったです。当時、僕は高校に入ったばっかりで、特別な目で見られるのが嫌でした。

――でも超えられましたね。

Mark:4人の絆が深まったからかな。それと4人ともポジティブ。

Shawn:日本で初めてライブした時もめちゃめちゃ下手で怒られたけど、すぐにイエーイ!っていつもの調子に戻って、呆れられたけど、それが僕たちのスタイル。

Hank:僕たちは戦友みたいな感じ。

――今では台湾でのライブに日本のファンも来てくれるそうですね。

Shawn:7月、8月は台湾のプロモーションでしばらく台湾に帰っていて、9月に2DAYSのワンマンライブをやったんですけど、2、30人の日本のファンの子が来てくれて、すごいビックリしました。

Shawn:台湾と日本の架け橋になれたのは、noovyだからこそできたんじゃないかな。

――日本での活躍は台湾でも話題になるのでは?

Mark:以前来日した時に70本以上ライブしたんですけど、バンドにとって一番充実したライブ経験で、確かに台湾のプロモーションには役に立ちました。

JK:日本に来たのは僕たちにとって一番のターニングポイントですね。日本での経験が僕たちをバンドにしてくれました。

――プロモーションで各地をめぐり、日本のことも随分詳しくなったんじゃないですか?

Shawn:それぞれ雰囲気が違うので、各所の良さがありますね。

JK:みんな違う感じですし、前回と今回はまた違う印象です。

Hank:大阪は街の雰囲気が好きで、名古屋は天気がとてもいい。

JK:みんな名古屋のテレビ塔が好きで、いっぱい写真撮りました。

Shawn:あとオアシス21も。

Mark:グルメも。

――以前、名古屋にいらした時、台湾からあげ食べたいっておっしゃてましたが。

4人:食べました。

Shawn:李さん。美味しかった。台湾の地元の味です。

JK:名古屋はファンも温かくて。

Shawn:名古屋のファンはいつも東京にも駆け付けてくれて、素晴らしいです。

――ファンからもらって嬉しかった言葉は?

JK:翌日仕事だけど、ライブ観てパワーもらったって言ってもらえたのが印象的でした。

Shawn:ライブも日本語も成長しましたねと言われるのはやっぱり嬉しいです。

JK:ライブの時、素直に感情を出してくれるのも嬉しい。盛り上がる曲はすごく盛り上げてくれて、悲しい曲はじっくり聴いてくれて。

――振り付けもあるんですよね。

Shawn:最初そういう日本の文化を知った時はビックリしました。いつか自分たちのライブもそういうことできたらいいなと思っていたので嬉しいです。

――台湾の主流はバラードですもんね。

Shawn:だから台湾では「Lily」(ミニアルバム「ONE」に収録)が一番人気なんじゃないかな。日本は幅広いから、好きな曲がバラバラだけど。

――最近、覚えた日本語の中でもお気に入りは?

Hank:こしあん。コンビニで売ってる丸いお菓子、大好き。

Shawn:意気込み。インタビューでまわってるとよく聞かれます。

Mark:ぬくもり。日本で初めて誕生日を迎えた時にファンのぬくもりを感じました。

JK:耳鳴り。新幹線乗るといつも。

――では最後に目先の目標を。

Hank:メジャーデビューをきっかけにもっとnoovyのことを知ってもらいたいですね。「Garage」も聴いてほしいですね。

JK:インストアライブすると初見の方が止まってくれるので、もっと多くの人に存在を知ってもらえると嬉しいですね。

Hank:個人経営の店で、いつか自分たちの曲が流れてくるのを聴くのが楽しみです。

Shawn:台湾ではあるんですが、日本でも!


インタビュー・文:深見恵美子

Japan Major Debut Single「Garage」 Now on sale


noovy Official Site http://www.noovy.jp/
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