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玉置浩二作曲による管弦楽作品「歓喜の歌」、音楽の都ウィーンに響く

2017/09/22 16:00


玉置浩二作曲による管弦楽作品「歓喜の歌」、
音楽の都ウィーンに響く


 9月19日、音楽の都ウィーンで、玉置浩二が作曲した初の管弦楽作品「歓喜の歌」が、裄V寿男指揮によるバルカン室内管弦楽団公演(World Peace Concert in Vienna 2017)で披露された。舞台はオーストリアが世界に誇るコンサートホール、ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルトザール。昨年10月、国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)の平和祈念コンサートで実現した欧州初演に引き続き、秋のコンサートシーズンの始まりに賑わうウィーンの街に、「歓喜の歌」の旋律が響き渡った。
 玉置が作曲した「歓喜の歌」は、民族紛争を経験した旧ユーゴスラビアの演奏家たちから構成されたバルカン室内管弦楽団に捧げられた楽曲。裄Vが主宰する同楽団が発信する、“尊き命あるものの共存と共栄”のメッセージに共鳴した玉置が、平和への祈りを込め作曲した。今回のコンサートでは、現代コソボを代表する作曲家ヴァルトン・ベチリが新制作版として編曲した。「喜びに溢れた玉置氏のメロディーは、私たちバルカンの音楽とも通じる」。
 コソボの打楽器奏者による、民族舞踊の際に使用するという楽器トゥンパのリズムと、緩急をつけた弦楽器のエスニックな音色が、玉置の作曲した普遍的なメロディーと溶け合い、「歓喜の歌」から新たな音の色彩を引き出した。
 裄Vが「信頼の音色」と表現するバルカン室内管弦楽団の音色がホールを満たす。第一部では世界的ピアニストのパスカル・ロジェとの共演が、サン=サーンス作曲「ピアノ協奏曲第5番」で実現した。そして第二部、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」とともに披露された「歓喜の歌」の平和の旋律に在ウィーンの世界各国の外交官たち、そして、ヨーロッパ各地から来場した音楽ファン約600人が聴き入った。
 「玉置さんの熱が、バルカンの人たちを通してウィーンに伝わっていくのを感じた。本日のプログラムはすべて、人と人が音楽で繋がっていくという、大事な意味を持ったもの」と終演後に語った裄V。10年を迎えたバルカン室内管弦楽団の記念公演を終え、さらに高みを目指して突き進んでいきたいと、未来を見据えた。

「歓喜の歌」は来年2018年3月より全国で開催される玉置浩二オーケストラ公演のアンコール公演の幕開けを飾る。名古屋・横浜・大阪の公演では、裄Vが指揮を務める。


写真:裄V寿男指揮バルカン室内管弦楽団(ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルトザール)

【World Peace Concert in Vienna 2017公演概要】
2017年9月19日(火)  会場:ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルトザール
[指揮]裄V寿男  [ピアノ]パスカル・ロジェ  [管弦楽]バルカン室内管弦楽団
第一部
和田薫:「Kyo-Ga for Strings Orchestra」
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」(弦楽合奏版)
第二部
玉置浩二: 「歓喜の歌」(ベチリ編曲)
ベチリ:「Spirit of Tradition」
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ 


【玉置浩二公演情報】
KOJI TAMAKI PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018
THE GRAND RENAISSANCE -CURTAIN CALL-
2018/3/2(金) 愛知県芸術劇場大ホール / 開演19:00
指揮:柳澤寿男 管弦楽:ビルボードクラシックスオーケストラ
チケット価格:12,500円(税込・全席指定) 
◎特典DVD&特製プログラム付 ※会場限定配布品
※特典のお渡しは、公演当日のみ。チケット1枚に付き1セットのプレゼント。

公式HP
http://billboard-cc.com/classics/koji-tamaki-curtain-call2018/

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