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沖縄出身、新世代EDM/シンガーDJデュオ・FUTURE BOYZのiamSHUM。地元沖縄の名曲達をリミックスしたソロ作品「Okinawan Tropical House 2」をリリース!インタビューUP!

2017/09/13 14:00

沖縄出身のマルチアーティスト・iamSHUMが、「Okinawan Tropical House 2」をリリースした。彼はWAYNEと共に活動するFUTURE BOYZでも活動しており、新世代EDM/シンガーDJデュオとして大きな注目を集めている。FUTURE BOYZでは全曲英語詞のEDMをベースにした世界基準のニュー・エレクトロ・サウントドをしている一方で、ソロのiamSHUMでは彼のバックボーンに根づいた音をEDMと融合させることにも挑戦している。その最たる作品の1つが「Okinawan Tropical House」シリーズだが、2作目となる今作にはBEGIN「涙そうそう」、MONGOL800「あなたに」、古謝美佐子「童神 〜ヤマトグチ〜」、Kiroro「好きな人」、HY「AM11:00」など、沖縄を代表するアーティストの名曲が多数収録されていることも特徴だ。時代を超えても尚、色褪せることなく輝き続ける名曲を、iamSHUMがTropical House としてミックスすることで、楽曲に対して新たな発見を感じることができる作品となっている。iamSHUMに話を聞いた。


――iamSHUMさんは現在、どんな活動をされてらっしゃるんですか?

ソロで活動しているiamSHUMではサウンドプロデュース、ボーカルをしています。もともとはずっとトラックを作っていたんですけど、自分の音楽とMVの親和性を高めたいと思って映像も作るようになりました。ソロプロジェクトとは別に、FUTURE BOYZという活動もしています。それはアメリカ出身のWAYNEと一緒にエレクトロミュージックやEDMのサウンドにのせて、英語詞で歌っています。

――トラックを作ってボーカルをするスタイルは見かけることもありますが、映像を作ったりとここまでマルチに活動されている方は珍しいですよね。

トラックを作りはじめたのも、自分が求めているサウンドを表現できる人が近くにいなかったので自分で作ろうと思ったんです(笑)。色んなエンジニアさんとやらせてもらったんですけど、自分の理想の音へ対するこだわりが強くて、その中でどんどん自分でやっていくうちに知識が増えていって。2014年にロサンゼルスでFUTURE BOYZの曲を作りに行ったことがあったんですけど、そこでデイヴ・オーデというエンジニアさんと出会ったんです。彼はRihannaやクリス・ブラウンなどを手掛けている方で、彼に教わったことをきっかけに自分の中でトラックの作り方やミックスのやり方が劇的に変わった印象があります。海外の超一流の方がする手法をこれまで見たことがなかったので、そこかはトラックを作るだけでなくミックスまで含めて自分でするようになりました。

――それをきっかけにいわゆるアーティストの創作活動だけでなく、ミックスなどの裏方作業もご自身でするようになっていくんですね。

もともと興味があることに没頭するタイプなので、一回ハマるととことん突き詰めてしまうんです。逆に興味がないことは全くできないです(笑)。そういうタイプであることもあって、ここまで一人でクリエイティブするようになったのかもしれません。

――iamSHUMさんの性格がもともとアーティスト気質だったんですね。

クリエイティブするのが好きで、絵を書くのも好きなんです。最近、自分は何か作ることが好きなんだなと実感したエピソードがあって。YouTubeで普段自分が何を見ているか履歴を振り返ってみたら、工場で物が作られている過程の映像をずっと観てたんですよ(笑)。例えば鉛筆や画鋲、黒板、ようかんなどが作られる映像を観ていて、自分でそんな自分が“気持ち悪っ”て思いましたね(笑)。なんというか、イチからどうやって物が作られているのかを見るのが好きみたいですね。

――資料だけでは絶対に分からないエピーソードなので、クールなイメージとは違う、すごく温かい人柄が伝わる話ですね。

そうですね(笑)。こういう事はインタビューでないと話さないですからね。

――iamSHUMさんは音楽を始める時に、最初からエレクトロミュージックをやろうと思っていたんですか?

もともとバンドを中学校の時にやっていたんですけど、高校生の時にはじめてDaft Punkを聞いて面白いサウンドだなと思って、その後にブラック・アイド・ピーズを聞いて、そこからバンドではなくトラックを作っていくようになりました。その2つのアーティストに大きな影響を受けて、2007年から本格的にトラックを作りはじめるようになったんです。EDMという言葉自体も近年広まっていったと思うんですけど、そうした新しいサウンドを聴くとすごくワクワクするんですよね。だからDaft Punkなどを聞いた時もすごく衝撃を受けて、テクノとかハウスなどがあった中でEDMが生まれて、最近ではトロピカルハウスがあったりするので。そうしたジャンルはどんどん進化しているので、それをどんどん勉強して模索して、自分らしい音を作れたらなと思っています。

――今作の「Okinawan Tropical House 2」にも通ずる話ですね。

沖縄音楽とトロピカルハウスの相性がすごく良くて、SNSの企画で沖縄の音楽をトロピカルハウスにアレンジしていったらすごく好評で。あっという間に10曲ぐらいになってしまったんです(笑)。僕は沖縄出身でもあるので、せっかくならソロ作品としてだそうよという話になりました。トロピカルハウスと沖縄音楽を混ぜるのは、すごく自分らしい作品ができたなと思っています。

――誰もが聞いたことのある名曲も入っていますが、トロピカルハウスにすることで普段EDMを聴かない人でも聴きやすい音になっているのかなと思いました。

それはすごく嬉しいですね。名曲がたくさん入っているので、いつのまにか皆が口ずさんでしまうようなサウンドは意識しましたね。トロピカルハウスってどこか日本に通ずるコード進行があったりして、アメリカとは全然違って。なので、一般層が受け入れられるようなダンスミュージックに落とし込みたかったです。クラブにいる人たちのこともアゲたいですが、こうした名曲をアレンジしていることもあるので、お茶の間の皆さんにも知ってもらえたらなと思っています。そうした名曲を入り口に、FUTURE BOYZの曲も入っているので、そこで僕らのことも知ってもらえたらと。

――そうした広い視野をもって活動しているiamSHUMさんが、世界の名だたるアーティストになる日も近いかもしれないですね。これからの活動がとても楽しみです。

自分にしかできない事を模索していって、EDMやトロピカルハウスなどの音楽で、世界で活躍できるアーティストになりたいと思っています。ぜひ、今のうちから知って、ライブがあったら遊びに来てください。絶対に損はさせませんよ。

インタビュー・文:菊池嘉人


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Official Site http://futureboyz.com/

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