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EGOISTの新作は、TVアニメ『Fate/Apocrypha』のオープニングテーマ「英雄 運命の詩(うた)」!ボーカルchellyにインタビュー!

2017/08/31 14:00

EGOISTの新作は、TVアニメ『Fate/Apocrypha』のオープニングテーマ「英雄 運命の詩(うた)」!


アニメ『ギルティクラウン』生まれのryo(supercell)がプロデュースを手掛ける架空のアーティスト、EGOIST。そのボーカルchelly(チェリー)は、2千人を超える応募者の中から選ばれた歌姫。これまでにリリースしたCDはいずれもオリコンウィークリーチャートTOP10入り。
現在はアニメ『ギルティクラウン』から飛び出し、「PSYCHO-PASS サイコパス」「PSYCHO-PASS サイコパス2」、「劇場版PSYCHO-PASSサイコパス」、ノイタミナムービー第二弾「屍者の帝国」、「虐殺器官」、「ハーモニー」(【Project Itoh】)「甲鉄城のカバネリ」の主題歌を務め、ライブ活動を精力的に行っており、国内のみならず海外にも進出。香港、シンガポール、上海、台湾での ワンマン公演も実施した。

そんなEGOISTが大人気シリーズ『Fate』の最新テレビアニメ『Fate/Apocrypha』のオープニングテーマを担当。その8枚目シングル「英雄 運命の詩(うた)」(8/16発売)を歌い上げるボーカルchellyにインタビュー!


ryoさんから、デモとしてこの曲を渡されて聴いた時、この曲はすごいことになるんじゃないか!?って若干引き気味になりました(笑)、でもすぐ、これは負けてちゃいけない!と歌入れに挑んだんです。

――『Fate』の持つ物語をいっそう深める壮大な楽曲。レコーディングする時、どんな心で進めていったのでしょうか。

私は想像力豊かというか妄想するのが得意で、昔からアニメや漫画が大好きなので、いつもすぐその世界観や物語に入り込めるんです。入り込むという意識も持たないですね。それが自然なことなので。だから今回も妄想しつつやらせていただきました。『Fate』のシリーズは昔から知っていて、常に注目を集める大きな存在という認識でいたので、ついに『Fate』に関われる!と光栄で。今回は『Fate』という作品の本筋とは違う外典で、世界観だけ同じにした話なのでどういう感じなんだろう?と想像しました。

――ryoさんから楽曲の説明や歌い方に対する指示のようなものは。

いつもディレクションみたいなものはないんです。ryoさんから基本お任せされて、まず歌う。気になったところがあったら少し直すという感じで、今回もそうでした。たぶん楽曲に対するryoさんの見解と、私の妄想が違っていなかったんだと思います。歌詞にジャンヌダルクの名言が英語で入っていて、ジャンヌ目線の歌なんですけど、あまりに言われないので逆に不安になるくらいでしたね。

――カップリングは求める想いがせつなく胸に溶ける「永遠」。

タイトルや歌詞の重み、濃さを打ち消すように、サウンドは吹き抜けるような感じの曲ですね。EGOISTの初期、1stアルバムを出した頃のような音の感触に似ているので、ファンの方は懐かしさを感じていただけるかもしれません。

――chellyさんが好きなフレーズはどこでしょうか。

“言葉はいらない あなたに残す 私の傷跡”…でしょうか。私も多くを語らないというか、あまりおしゃべりではないですし、その代わりに爪痕を残すじゃないですけど、印象に残したいっていうのがあるのでリンクしていると感じますね。

――爪痕は、chellyさんにとって歌声?

そうですね。ライブでは、終わった時に何でもいいので、来てくれた人の中にひとつ残していきたいし、それを持って帰ってほしいっていうのがありますね。本当にどんなことでもいいんです。たとえば“歌がむちゃくちゃうまかった”とか“表現力がすごかった”とか“ライブの映像が良かった”でもいいし、鮮明に何かひとつ残せたらとそう思います。

――もうひとつのカップリングはEGOIST初となる、表題曲の全編英語詞バージョン。

歌が歌なので、歌うのは非常に難しかったのですが、その分パワーを歌に込めました(笑)。この気持ち、使えるかなって。英語の発音はネイティブに自然に聴こえるようにディレクションしていただいて歌ったので、海外の方にも世界観が届くものになっています。英語がわからない人も耳に心地良いといいなと思いながら歌いました。

――海外でライブする時にいいですね。

それが海外の方って、意外と日本語詞を覚えて来て下さるんですよね。一緒に歌ったりもしてくれるので原曲を歌ったほうが嬉しいんじゃないかなとも思ったりもするんですね。ちゃんと練習というか勉強してきて下さるので、その気持ちにも応えたいと思うんです。

――このシングル「英雄 運命の詩(うた)」がどう届くことを願っていますか。

けっこう迫力がすごいので第一印象、うっ!と来ると思うんですけど、聴けば聴くほど味が出る曲なので、繰り返し繰り返し聴いて、ここはニュアンスを変えているとか、ここは歌い方が違うとか、発見したり楽しんでいただけたら。EGOISTはリリースのたびに、すごいことになっているなと思うんです。一段一段レベルアップしていく感じ。曲調のジャンルが分かれていて、今回のシングルのような壮大系や、さわやかなエレクトリックなものとか、バラードとか、ファンの方も好きな曲調がそれぞれだと思うんですけど、楽曲が増えるごとに楽しく聴いていただけたら嬉しいです。

――EGOISTのライブはLEDに「楪いのり」が映し出され、モーションキャプチャーによって実際にLED裏にいるchellyさんが歌うという特殊なもの。

リアルで歌うだけではなく、センサーがついたスーツを着ているので、映像に動きも反映させているんです。最新の技術でほぼ時間差もないので、私としてはモニターとスーツ以外は他のアーティストさんと同じ。お客さんの熱気や表情もわかるので、普通のライブと変わらない認識ですね。だから生であることをとても大事にしています。よくライブでCDを流しているんじゃないかとか言われてしまうんですけど。

――それほど、声がかすれもせず、音程もブレず歌詞が届く。それはすごいことなのでは。

いやいや、そんなことないです。ライブではCD以上のものを出したいですし、生を感じてもらいたいから、故意ではないけれど歌詞を間違えちゃったり、言葉に詰まったり、そういうところでしっかりリアルであることを知ってほしいです。そしてせっかくの生ライブを生だと意識して目一杯楽しんでもらいたいですね。

――そんなchellyさんにとって、「楪いのり」さんはどんな存在ですか。

一緒に歩いてきた人ですね。乗り移られるではなく乗り移るでもなく、デビュー当時から一定の距離を保って一緒に歩いている。いのりちゃんは私ではなく、いのりちゃんという人格がありますし、それは大事にしたいなっていうのがあります。このまま仲良くやっていきたいですね。

――歌うことで自分の感情を解放させる点は同じ。

そういうところは似ているとは思いますね。歌うことで自分を表現するというところは。いのりちゃんも、そんなにたくさんおしゃべりする子ではないので、歌うと内に秘めたものが出る。ちょっと似ているかな。

――chellyさんは、幼い頃からシンガーを目指していたのですか?

そうでもないんです。子どもの頃から、音楽にふれる機会が多くて、歌うことも楽器を弾くことも好きでした。でも何になりたいかっていうのはまだわからない段階で、社会勉強しようと受けた最初のオーディションで選ばれたので。

――それは驚きですね。17歳の時ですよね。

はい。友達に背中を押されて受けたものの、特別、歌手になるぞ!って頑張っていたわけでもなく、すぐ落ちるだろうなって気軽に。スイスイ受かってしまうのであせり始めて…。三次審査まで行く頃には、腹をくくらなくちゃと思い始めました。だから初めてのレコーディングは何もわからない状態。何が正解かわからなかったですね。今デビュー曲を聴くと、あああー!ってなる時があるんですけど、当時は当時なりにすごく一生懸命自分の出せるチカラを出しているなとも思って。懐かしいですね。

――今はどんな意識で歌っていますか。

EGOISTとしては、求められたことを求められた以上に返す。そういう意識でやっていますね。ryoさんから曲が届くたびに難易度が上がっていますし、ものすごいのが来ると、投げられっぱなしは悔しいじゃないですか。度肝抜いてやるじゃないですけど、そういうチャレンジ精神を持ってやっています。

――EGOISTの魅力を言葉で表現するとしたら。

“いい意味で異質”。他に無いじゃないですか。無いことづくし。アニメから飛び出て、違うアニメの歌を歌うなんて。ライブの見せ方も特殊ですし。これからも新しいことをどんどんやっていけたらなと思います。

――では最後にメッセージを!

EGOISTは東海地方ではまだ名古屋にしか来ていないので、各地を回れたらという夢があります。これからも頑張りますので、新曲もぜひ聴いていただけたら。どうぞよろしくお願いします。


インタビュー・文:早川矢寿子


8th Single 「英雄 運命の詩(うた)」 Now on sale


EGOIST Official Site http://www.egoist-inori.jp/
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EGOIST ASIA TOUR 2018

2018/09/03(月)
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