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愛知県出身のガールズバンド・ポタリが、夏をテーマにしたシングル「夏の言い訳」をリリース!8月の終わりにはE.L.Lでワンマンライブ開催!メンバー全員にインタビュー!

2017/08/03 15:30

愛知県出身のガールズバンド・ポタリが、夏をテーマにしたシングル「夏の言い訳」をリリースした。今春には春をテーマにした「ハルノカゼ」をリリースした彼女たちによる、季節ソングシリーズ第二弾だ。今回のシングルには「夏の言い訳」と「Summer Magic」の2曲が収録されている。表題曲は切ないメロディーと歌詞が印象的なミディアムナンバー。ポタリのキャッチーで明るい楽曲のイメージを覆す、新たな一面が垣間見えるナンバーになっている。もう一方の「Summer Magic」はライブ映えするアップテンポの曲となっており、2曲でポタリの違った顔を聴くことができる。今回の作品について茄子川(Dr.)、中西詠美(Gt.)、鈴木奈津美(Vo.)、内田愛子(Ba.)のメンバー全員に話を聴いた。



――今回のシングルは夏ソングが収録されていますが、1曲目の「夏の言い訳」は哀愁感のあるセンチメンタルソングですね。

鈴木「夏をイメージした曲を作ろうとしていたので、それぞれのメンバーが明るい曲を持ち寄っていたんです。その中で詠美が『夏の言い訳』をもってきた時にこの曲が夏を別の方向から描いてくれている気がしたので、今回シングルの顔となる曲になりました」

内田「『ナイショ ナイショ』の時ぐらいから、今みたいに各メンバーが作曲をしてくるようになったよね」

鈴木「前から歌詞は皆で書いていたけど、曲も4人それぞれがもってくるようになったのはそれぐらいです。自分のパート以外のところも考えたり、ドラマーだけどメロディーを考えたりするようになって、ポタリの楽曲の幅も広がったと思います」

茄子川「ポタリのイメージって明るくて元気な曲だと思うんですけど、今のやり方になってからはそうしたイメージとは違う曲もでるようになってきました」

鈴木「それまで曲の原形は私がもってくる事が多くて、だけど私は楽器を弾けないので皆にアレンジをすごく任せていて。ただポタリのメンバーはそれだけじゃなくて良い歌詞や良い曲を書けるので、その方が私も“もっと良い曲を書こう”と燃えるんですよね」

――ではメンバー全員が作詞・作曲をするやり方にしたからこそ、今回の「夏の言い訳」はできたんですね。

鈴木「“今までのポタリでは出しきれていなかった、新しい良さがでてる”と言ってくれる人たちが多くて、実際に私では書けない歌詞なのですごく新鮮さがあります」

――中西さんはどんなイメージでこの曲の歌詞を書いたんですか?

中西「私の性格もあってどう頑張っても明るい夏の曲が書けなくて(笑)。好きなことだけをとことん突き詰めてやるタイプなので、ちょっと根暗な感じとか、私の性格がモロにでた夏ソングに仕上がっています。自分の中で夏のストーリーを作りあげて書きましたね。詞と曲が一気に浮かんで、歌詞を大事にしようと思っていたので歌詞からメロディーをつけていきました。めっちゃ深夜に部屋を真っ暗にして、ちっちゃなライトだけをつけてメロディーを考えたんです(笑)」

――では中西さんの中でこの曲のストーリは明確にあるんですね。昔から物語を考えることが好きだったんですか?

中西「もともと物語を考えるのが好きで、小さい頃に自分で小説を書いたりしていました(笑)。物語を想像して文字を書くことが好きなんですよね。例えばこの曲だったら夏というテーマがあったので『蝉』『アイスクリーム』などの単語からイメージを膨らませてストーリーを作っていきました。頭の中で繰り広げられる妄想が好きというか(笑)」

――では「夏の言い訳」の登場人物には明確なイメージがあるんですか?

中西「人物像はあって、この曲は夢を追っている人に聞いてもらえたら嬉しいですね。主人公は自分の夢を追いかけているんですが、同時にいくつも大事なモノを大切にできない不器用な性格なので、夢のために別れを決意するんです。自分もそういう強い女性でありたいという願望が入っていますね」

茄子川鈴木内田「願望だったんだね!」

――でも頑張ればもしかしたら両立できるかもしれないですし、それ結構強がっていませんか?(笑)

中西「そうなんですよ、私結構強がりで(笑)。いっぱい曲を書いているんですけど、全部こんな風に愛されたいとか、そうした理想や願望が曲になっている所はありますね」

鈴木「詠美っぽいなぁ」

茄子川「詠美の持ってくる曲は、曲を聴く前に歌詞をみるだけで色々想像できるのが面白いなと思っていて。そんな曲をシングルとして出せたのが嬉しいですね」

――タイトルは「夏の言い訳」ですけど、歌詞にしても中西さんの登場人物のイメージにしても言い訳をしてないですよね。むしろちゃんと自立している人というか。

中西「この登場人物は本当は強がっているので“夏のせいにしてしまおう”と思ってるんです。なのでもしかしたら強がりな女性の言い訳の曲なのかもしれません(笑)。自分では絶対にこっちが正しいと思っていても、周りの人が“それは違うよ”と言われると、聞く耳を少しは持とうとするんですけど、結局“私はやっぱりこっちだ”と自分の信じた道を進んでいける女性でもあります。そうした葛藤している感じをうまくだせたのかなと思います。そういう所は二番の歌詞によくでていて、彼に話しかけるか話しかけないかを悩んでるんですよね」

茄子川「確かに交差点とかで気になる人をたまに見かける時があると、話しかけようかどうか迷うよね」

鈴木「私はどちらかというと声をかけちゃうので『夏の言い訳』の主人公とは違うんですけど、だから歌詞をもらった時にとにかく読みこんで登場人物の気持ちを想像しましたね。まるごと私ではない人が書いた歌詞を歌うのは初めてだったので挑戦でもありました。その中ですごく共感した所が、大切なモノをいくつも大事にできなくて、その時その時で今大事なモノを選んで前に進んでいくという姿勢でした。その決断で後悔をすることもあると思うんですけど、その思い出が背中を押してくれることもあると思うので、思い出と共に夢を叶えるために頑張っていくんだなと。なので、とても気持ちを込めて歌えています」

――では「夏の言い訳」を通してボーカリストとして成長するきっかけになったんですね。

鈴木「あまり感情的になりすぎない事を大事にしていて、葛藤しているけど自分の中で決めた道を進んでいる女性だと思っているので、そうしたドッシリと構えた女性っぽい感情をだせるように歌いました」

――8月の終わりにはワンマンライブも控えていますね。

鈴木「夏のワンマンは『真夏の王女たち』というタイトルなんですけど、ポタリは豊橋出身でずっと地元で『真夏の王様FESTIVAL』という企画ライブをしていて、そのイベントをすごく大事にしていたんです。もっとバンドが大きくなったらやりたいねと思って、夢をもった上で今は休止しているんですけど、その企画への思いを込めてワンマンをします! なので、すごくポタリにとって大事なライブになるのでぜひ遊びに来てください」


インタビュー・文:菊池嘉人

New Single 「夏の言い訳」 Now on sale


ポタリ Official Site http://potali.jp/
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