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10周年を迎え、武道館公演の開催が決定したSuG、 武瑠にインタビュー!

2017/07/14 15:00


「ツアーのたびに毎回名古屋には来てたし、復活以降、浜松にも行けるようになったりしたんで、自分たちが行った分、武道館という挑戦の時に集まってくれたら嬉しいです」

10周年を迎え、武道館公演の開催が決定したSuG、 武瑠にインタビュー



10周年を迎え、3/8には10th Anniversary Best Album「MIXTAPE」をリリース、そして7/5に14th single「AGAKU」をリリース。9/2には日本武道館公演を控えている。
10年を振り返りつつ、新曲について、武道館公演について、武瑠(Vo.)に聞いた。


「MIXTAPE」特典の10年分のシングルPVを観つつ、10年分のSuGを一人で振り返ってみましたが、特にPVは明確な意志を持ちながら、SuGがSuGになっていく様が楽しかったです。

「デビュー曲のPVは黒歴史ですね。言われるがままやっていたんで、めちゃくちゃダサって思ってた。3曲目からは自分がプロデュースするようになったんですけど、それは割と片鱗がある感じで、今のやりたいSuGにつながるというか、クオリティは全然違うけど、ブレイクビーツが入っていたり踊れるサウンドだったり、そういう曲の延長がやりたかったんだろうなって破片は見えると思います」

今までのPVと違って、今回の「AGAKU」は演奏に焦点を当てていると言うか、今までと違う印象ですね。

「いつもストーリーや演出が強いので、みんなの10年に対する表情とか、そういうのを抜いたりしようかと思ったんですけど、メンバーみんな全員そういうの、メチャクチャ苦手で。よく顔や表情だけフォーカスしてる映像とかあるじゃないですか。それを10年前の1作目でやってみたんですけど、ほぼボツだったんですよ。ダメ過ぎて。ある意味それっぽいのをやろうかと思ったんですけど、全部カットしましたね(笑)。やっぱりこのやり方は向いてないなって、演奏メインにしました。楽曲に関しては、『AGAKU』『赤春』『CUT』、3曲とも同じテーマで書きました。10年を凝縮して1曲にしたらああなったと言う。今回は狙って書かなかったですね」

毎回、世界観や全体像などビジュアルを先に考えて、コンセプトありきで曲を作っていたけれど、今回は違う作り方で?

「10周年のリリースとベストの後と言うこともあって、SuG=何ですか?って言う、すごく漠然としたものを形にするものだったので、『SHUDDUP』や『VIRGIN』とかの時にあった明確なテーマはなかったですね。3曲とも同じ感覚で書いたイメージです。そういうの珍しいといえば珍しいですね。だいたい違うテーマで振り分けて書くんですけど」

具体的にSuGって何だと思いますか?

「メンバー全員違う考えだとは思うんですけど、共通してあるのはダンスというか踊れる、というのも意味が変わり過ぎて、四つ打ちっていうよりはちょっとHIPHOPとかグルービーな感じが…グルービーでもないか。結局当てはまる言葉がないから作り続けているって言うものあるような気もします」

今回も昭和なビートもありながら、洋楽っぽい要素もありながら、今時のサウンドもある。このカテゴリーです!って、どこにも当てはまらない。

「受け取り方で人それぞれなのが面白いんですよ。サビだけで判断して、昔みたいな音楽、懐かしいですって言うファンもいたりして、え?って思いつつも人によっては譜割りだけで判断したり、あとはHIPHOPみたいな曲ですねとか、カッティングとかファンクっぽいですね、とか切ない曲ですね、キャッチーな曲ですねポップですね、とか。人によって全く感想が違うんですよね。それが=SuGなんだなって思いました。SuGも人によって全く違う受け取り方をしているバンドなんだなって思いましたね」

何でもありなようでありじゃないSuGの制作へのこだわりは?

「それは表現するの難しいですね。言葉で表せたらむしろ音楽じゃなくていいかもしれない。インディーズの時は相当音楽性が狭いジャンルの中でやってたので、挑戦的なことだったりダンスミュージックを感じるものを混ぜてもシーンに響かない、手応えがないなっていう連続だったんですけど、メジャーデビューしてから少し変わったなって思いますね。間口が明らかに広がった。ファッションから入って来る人もいるし、そう言う人に支えられて自分たちはより自由な幅が広がったなっていうのはあります。音楽性が限定できなかったので、全くライバルができなかったのはバンドのカルチャーを作る上では難しい立ち位置だったと思います」

この10年、音楽を、SuGを続けてきたモチベーションは?

「他にやりたいことがないからとしか言えないですね。それ以外、やりたいことがない。デザインや映像や色んなことをやっているので、何でそれをやるんですか?と聞かれても、何で食べるんですか?って聞かれているのと同じで、何でって聞かれても答えられないんですよね。自分で何かやりたいとそもそも思ってなくて、人に提示されたものがダサいから、自分でやらなきゃいけないなって言う感じ。何に関してもそっちがかっこいいと感じれば誰が提示したものでもそれを選ぶし、中々いいと思うものがないから全部自分でやっている感じですね」

じゃあこの先5年、10年後は?って聞いても今は分からないですよね?

「そうですね。今の感覚とは全く違うと思うので、5年前も片鱗は見えたとは言え、バランス感とか違うので、どうなるんだろうなって思いますね。昔の方が2年後はこう言うアルバム出してとか考えていましたけど、今は何も考えなくなりましたね」

話を聞けば聞くほど底知れないバンドだなと感じますが…

「そうですね。複雑なバンドだと思います。ミーティングとかめちゃくちゃ少ないって言うか、ずっとなかったんですよ。他のバンドの先輩と話していたら、どうやら他のバンドはミーティングがあるぞ!ってなって、それじゃやってみる?って去年1年間やってみたんですけど、意味ないな、やめようってなくなりましたね。メインコンポーザーのyuji(G.)が音楽の全体を調節して、あとは俺がやる、みたいな。2人で話し合うことはありますけど、それを伝えていく作業ですね。最初から精査した純度が高いものを得意な分野に振り分けて、レベルアップさせていって、特化している人と各所で相談していって仕上げると言うスタイルになりましたね。議題だけあってアイデアのない会議は無駄でしたね。勉強になりました。その時間それぞれ興味あることを吸収した方がいいって。それぞれが得意なことをやって、集まって一つのものになるって方がバンド的だし、一人じゃできないことになると思うんですよね」

武道館についてですが…

「何をやるかは言いたくないっていうかサプライズでありたいので、今言えるのは、10年の歴史を感じられるものにしたいってだけです。10年って長いスパンなので、ある部分だけ好きだったって人もたくさんいると思うんですよね。だから昔の3年だけ好きだったって人でも新曲を聴いて、あの3年から好きなことをやって、こう進化してるんだなって、そういものも表現したいと思っています」


インタビュー・文:川口愉生

14th single「AGAKU」 Now on sale
【LIMITED EDITION】

【STANDARD EDITION】


SuG Official Site https://sug-web.jp/

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