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阪本奨悟、5月31日メジャーデビュー!その歌声から、言の葉から伝わるのは 心の奥底を、ありのままの姿をさらけだしていく骨太な精神。

2017/04/21 14:00

阪本奨悟、5月31日メジャーデビュー!
その歌声から、言の葉から伝わるのは
心の奥底を、ありのままの姿をさらけだしていく骨太な精神。


「自分的には、やっとスタートラインに立てた。メジャーデビューまで、本当に長く感じました」

過去にミュージカル「テニスの王子様」やNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」に出演し、役者としての将来を期待されるも、音楽への強い思いから地元・兵庫にて単身音楽活動を開始。2年間の自主活動を経て、2014年シンガーソングライターとして東京での活動を再開した阪本奨悟がついにメジャーデビュー。

「役者としてはお仕事を頂いていた日々から、一度この業界を離れひとりで音楽を始めたのが17歳だったんですけど、音楽活動をスタートした時はどん底に落ちたような感覚も経験したので、その頃からたった数年とはいえようやくここまで、という思いですね」

見えていた道から軌道を変えるのは勇気が要ったのでは。

「よくそう言われるんですけど、その時はもっと歌を書いて歌いたいっていう思いがただただあふれていただけなんです。今もそれはそうなんですけど、決断した時は慢心していたというか勘違いしていたというか、自分だったら音楽活動を始めたらすぐにたくさん人が集まってツアーも回れると過信していたんです。だからわりと簡単に決断をしちゃったんですね。実際路上ライブを始めたら、そうはいかなくて甘さを痛感したものがありました」

歌い続けてきたのは、心からあふれるオリジナル曲。

「ミュージカルをやっていた14歳から曲を作ることが楽しくて、じかに届けたくて。だから今のスタイルと同じく最初からオリジナルで勝負したんです。今はデビューできてちょっとホッとしているのと同時に、これから今まで以上に自分の引き出しというか、チカラをつけていかないといけないなと思っているのでその緊張感と向き合っていきたいですね」

現在発売中のインディーズミニアルバム〈Fly〉には、かつてドン底を感じたからこそ書ける歌が詰まっている。

「まさしくそうですね。順調だったら生まれなかった歌ばかり。路上でやるにしてもライブハウスのブッキングにしても当然全部ひとりでやっていたので先の保証がまったくない、今もそれはそうなんですけど、当時は希望すらない環境だったので、だからこそ書けるものを大事にしています」

そしてついに現在地へ。記念すべきメジャーデビュー両A面シングルは、〈鼻声/しょっぱい涙〉(5/31発売)。

「〈鼻声〉は元々ラブソングを書いてみたいっていうのがあって作ったんです。自分が本当に感じてきたことやエピソードをシンガーソングライターとして生身の言葉で、あえて恥ずかしいことも包み隠さずに書いてみた曲ですね。〈Fly〉にはラブソングらしいものはなかったので挑戦したんですけど、ライブではすでに歌っている曲なので、ファンの人から共感した!という声ももらいました。青春時代を思い出してきゅんと来ましたっていう声も頂いて、いろんな人に響いてくれているんだと嬉しく思っています」

〈しょっぱい涙〉はテレビ東京系アニメ「王室教師ハイネ」オープニングテーマ。

「アニメのオープニングとして絆をテーマに書いて欲しいと声をかけていただいて作り始めたんですけど、考えれば考えるほど、絆というものはこういうものだと決定づけることが難しくて。さまざまな絆を一概には言えない。自分の経験を振り返っても、たとえば学生時代に友達に対して100%相手のことを信じることは少し怖かったんじゃなかったかなと。心を預けることで自分が傷つく可能性もあるので不安だったというか。なかなか相手に自分から打ち解けられなかったことが僕にもあったので、そういう気持ちのもどかしさを、絆をテーマにしながら書いてみた、これも〈鼻声〉同様、挑戦の曲ですね」

登場人物の“君”は、聴く人によっていろんな“君”になる。

「だと嬉しいですね。僕にとっては“君”は友達や家族。いつも自分のことを心配してくれている存在。僕は転校を経験しているんですけど、最初の頃は学校が始まっているのに公園でぼーっとしていたりしたんです。あの頃、淋しいと思っていたのに怖い気持ちも抱えながら虚勢を張っていた。人を信用したために傷つかないように予防線を張っていたなって思って。ああいう時の淋しい気持ちっていうのが“しょっぱい涙”だったのかなって。そういう自分のリアルな気持ちを軸に書かせてもらってますね。アニメの方は4月から始まるんですけど原作はテンポがよくて、意外とコミカルなんですよ。だから主題歌となった時にどうやったら作品とマッチ感が生まれて自分の存在感をアピールできるか、すごく試行錯誤しましたね」

両曲とも自身の実体験から生まれた思い入れある楽曲。

「自分の分身のようなものですね。メジャーデビューという形を得て、これから多くの人に歌を届けに行くので、まず“阪本奨悟”を覚えていただいて、聴いてくれた人の大事な記憶に残る作品になるといいなと思います」

演じることと、自分自身の想いを歌うことはまったく違う感覚?

「役者である自分とシンガーソングライターの自分は、差というか違いはそんなに感じていないかもしれないですね。音楽に集中したくて始めた頃は、歌を歌っている時に自分らしさを感じていたし、今も歌う時が自分を感じる瞬間なんですけど、表現する上では役者としてその役と一生懸命向き合ったことで書ける歌というものがある。経験が歌にもつながっていくと思うので、ひとりの表現者としてどちらとも向き合っていきたいと思いますね」

2015年より「全国阪本化計画」と銘打って、全国各地で精力的にライブを開催している。

「週に2、3回とか、たくさんやるようになったのは去年からで、だいぶライブのスタンスは変わってきているんですけど、去年はまだまだ余裕がなくて不安が大きかったんです。今は挑戦していくにつれ、いい感じに緊張感がありつつ、その空間を楽しめるようにやっとなってきましたね。今はライブ=楽しむに変わってきています。自分が楽しまないとお客さんは楽しめない。やっぱりステージから伝わると思うんです。僕自身も他の方のライブに行くと、このアーティストさんが生き生きしていないと、楽しめないものなんだなと感じるので、いかに楽しめるかが大事だと思いますね」

名古屋の想い出はありますか?

「名古屋はイベント等で何度か出演させていただいたんですけど、一緒にジャンプしてくれたり盛り上がってくれる人が多くいて、聴いてくれている!って伝わっていつもあたたかさを感じます。名古屋は大好きです。ご飯もおいしいですし(笑)たくさんライブで来たいですね」

では最後にメッセージを!

「このたび念願のメジャー両A面シングルを出します! ここからもっと大きな世界へスタートしていきますので、ぜひ阪本奨悟を知っていただいて〈鼻声/しょっぱい涙〉聴いて下さい! よろしくお願いします!」


インタビュー・文:早川矢寿子


1st Double A-Side Single「鼻声 / しょっぱい涙」 2017.5.31 Release

<初回限定盤>
 

<通常盤>


阪本奨悟 Official Site http://www.sakamotoshogo.com/


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