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デビュー5周年イヤーの集大成!沖縄出身・在住の7!!(セブンウップス)の軌跡と未来、新たな挑戦と意思表示を詰め込んだアルバムが完成!7!!にインタビュー!

2017/03/07 15:00


デビュー5周年イヤーの集大成!沖縄出身・在住の7!!(セブンウップス)の軌跡と未来、新たな挑戦と意思表示を詰め込んだアルバムが完成!


7!!待望の3rdアルバム《セツナエモーション》(2/8発売)は、〈オレンジ〉(アニメ『四月は君の嘘』EDテーマ)、〈きみがいるなら〉(テレビ東京系ドラマ24『勇者ヨシヒコと導かれし七人』EDテーマ)、〈FLY〉〈世界を回せ!!〉(オリオンビール『オリオンスタイル』CMソング)、〈センチメートル〉(tvk『saku saku』2015年10月度EDテーマ)のシングル曲に加え、7!!の様々な面を表現した新曲6曲を含む全11曲収録。

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MICHIRU(Gt.)「2年半ぶりということで、やっと出せた感がありますね。お客さんからも楽しみに待ってくれている声をいただいていましたし。でも時間をかけただけある作品ができました。年齢を重ねると共に表現力も上がって、内容的にも今までと違うものができたと思います」

MAIKO(Dr.)「レコーディング期間自体は今回すごく短かったんです。覚えて忘れて覚えての繰り返し。めっちゃつらかったけどその分達成感はあって。今ミッチー(MICHIRU)が言ったみたいに7!!が2年半でこんなに成長したんだと思えるほどいろんな表情を入れられたアルバムです」

KEITA(Ba.)「1、2枚目はプロデューサー主導だったんですけど、3枚目ということでコンセプトの段階から曲目、アレンジにいたるまでこちらから投げかけて制作していったので、より思い入れがあるものになりましたね」

メンバーそれぞれの世界観で作った楽曲を虹のような透明感で歌い上げるのは、自身の名前がバンド名の由来になっているボーカルのNANAE。

NANAE「とにかく自信作ですね。アルバムはもちろん、ライブでも伝えられるものになったと思うので、多くの人に聴いてもらいたい想いが今まで以上に強いです」

そんなアルバムのスタートを切るのは〈相愛性理論〉。“方程式”“万有引力”“円周率”といったアイテムが恋とサウンドにからまって聴く人の解を導く曲。

NANAE「歌詞の世界観が独特でまさにKEITAワールド。できたよ、って最初に軽く聴かせてもらった時から、いい曲になると思っていたんです。私にとってはラップ風のフレーズにも挑戦した曲で、レコーディングは楽しかったですね。ライブでもかなり盛り上がると思います」

KEITA「この曲はサビの最後の一行“君の答えを求めたい”だけが全然浮かばずにいたんです。最初に当てたフレーズは“夢の果実は実らない”。でもそれでは“万有引力”にかかっているだけだし、全体に数学につながるものにしたくてどうしようと。そんな時、友達から飲みに誘われたんです。完成したら行く!と電話を切って、あ〜行きたいなーと思ったところに、ふと問題文によくある“解を求めなさい”っていう言葉が出てきてこれだ!と。ペンを投げて飲みに行きましたね」

MICHIRU「そいつのお蔭じゃん(笑)」

KEITA「原動力ですね(笑)」

〈オレンジ〉はアニメ『四月は君の嘘』のエンディングテーマ。

MICHIRU「〈オレンジ〉を通して『四月は君の嘘』のイベントに僕らも出演させていただいたんですけど、ふだん関わることのないアニメ業界の方達とつながりができて刺激をもらえました。自分にとってこの〈オレンジ〉と、もう1曲、ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』のエンディングテーマの〈きみがいるなら〉は自分のレベルを上げてくれたもの。タイアップするものの世界観と自分達の持つ世界観をうまくすり寄せるというか。ただ合わせるだけじゃなくそこでどうやって持っているものを表現するか悩んだし、でも最終的には表現できたと言える2曲なんです」

〈きみがいるなら〉のミュージックビデオは短編映画のよう。

MICHIRU「このミュージックビデオにはじーんと来ましたね。内容はおまかせしていたんですけどここまでとは…。『勇者ヨシヒコと導かれし七人』はコミカルなドラマで、あの面白さをエンディングでどう表現しようかすごく考えたんですけど、そうして生まれた楽曲をミュージックビデオのために読み解き、想いを汲み取って作ってくれたわけですから」

ひとつの楽曲が、ドラマのエンディング、アルバム、ミュージックビデオと、3通りの聴き方でまったく表情を変えて届く。

MICHIRU「ありがたいですね。ただ、この歌詞は実は二転三転してNANAEちゃんには申し訳ないことをしているんです。ツアー中に作って披露していたんですが、そこからさらに変えていったので。コーラスのMAIKOも大変で」

MAIKO「イラッとしました。せっかく覚えたのに」

NANAE「サビはふたりで歌うのでごまかせないんですよね。どっちかが間違ったらばれてしまうから歌詞が変わるたびに紙に書いて毎回覚えて。緊張しましたね」

MAIKO「お蔭でこんないい曲になって(笑)」

〈大きくなる愛〉は作詞:MAIKO/KEITA 作曲:MAIKOによる楽曲。

MAIKO「この曲はレコーディングが一番大変だったんです。今までの7!!にないビッグバンド風のアレンジになっているので、ドラミングもふだんとは全然違う自分にはないリズム。シャッフルで感じるのがすごく難しくて。あと大変だったのがディレクション。レコーディングブースにいるNANAEちゃんに自分のイメージをなかなか伝えられない。ボキャブラリーがないから体で伝えるしかなくなって」

NANAE「なんとなくわかったのは、歌を歌として歌うんじゃなくてセリフっぽく歌ってほしいということ。あとリズムやメロディーは気にせず楽しく歌ってほしいということ。でも自由に歌ってくれっていうのは難しくて。ミッチーやKEITAはいつもこういうふうに歌ってくれっていう指示があるんですけど、MAIKOはとにかくNANAEちゃんらしく自由に楽しく歌ってほしいと言う。自由って何だろう?ってあらためて考えさせられたりして。悩んでいたらMAIKOがブースにバッと入ってきて、踊りだしたんです。こういうふうにやればいいんだよ!って。言葉じゃなく体で表現されて伝えられたのは初めて(笑)。でもそれってある意味、とてもわかりやすいなって。そこから私も殻を破ることができました」

MAIKO「そういうやりとりも含めて、この曲はアルバムの中でも特に印象に残ってます」

制作に一ヶ月近くかかったというのは〈汚れたスニーカー〉。

KEITA「バラードは得意じゃないんです。勢いでは作れないじゃないですか。僕は曲を作る時、NANAEを呼んで断片を歌ってもらって録音して、そこからまた曲を広げていって…っていう作業をするんですけど、〈相愛性理論〉の時は1回呼んでちょこっとやって、あとは持ち帰って自分ひとりでやって出来上がり。デモ制作に2回で済むのが、この曲の時は5〜6回以上呼んでものすごく苦労しましたね」

MAIKO「NANAEも大変だなあ」

NANAE「30分放置とかされましたから」

KEITA「考えるから30分黙っててとかね」

NANAE「ただただ待ってましたね。ミッチーとKEITAは作曲していく感じが全然違うんです。ミッチーは完成されたものが送られてきて、歌ってみてキーを合わせていく。だから私がデモ制作に関わるのは30〜40分なんですけどKEITAは骨組みから一緒に作ることが多いので、放置されることもあったりするんですけど、だからこそ完成した時は嬉しいし、自分で育てたような気持ちになりますね」

アルバムのラストにガツンと来るのは表題曲でもある〈セツナエモーション〉。

KEITA「この曲をアルバムのタイトルにしたのは、今までにない人間性を見せたいなと思ったからなんです。7!!は今までわりと明るい曲や恋愛、応援ソングが多かったんですけど、僕らもいい年齢になり、人に見せたくない弱い部分だったりネガティブな曲も見せていきたいなと思って。そんな意思表示が一番込められているのが〈セツナエモーション〉だなと。いつもアルバム表題曲は1曲目に持っていくんですけど、今回は今までの僕ららしい曲〈相愛性理論〉をトップにしてそこからグラデーションで、これからこうなっていきますよっていう流れで〈セツナエモーション〉へ向かう。ラストの曲が新しい僕らなんですね。ネガティブな部分をここまで掘り下げたのは初めて。でもネガティブとポジティブは表裏一体。自分の嫌なところを見つめ直したり、落ち込んだ時に、じゃあ原因を改善していこうっていうポジティブさが生まれたり、そういう曲ができたらいいなと思ったんです。自己嫌悪になっても、それが自分だと受け入れたり、最後には今の状態を越えていこうとか、立ち上がっていくしかないんだなって想いを込めて書きましたね」

MAIKO「私はいつも“へっへっへー♪”ってやってるし、ポジティブになるべくいきたいなって思ってるけど、だから言えないこともあって。この曲を聴いた時は、そんな自分の気持ちを主人公が代弁してくれている!って感じてスッとしたんです。最初スタジオでひとりで練習した時に涙が出て、リリースイベントで初披露した時も、ああいい曲だなってめっちゃ泣いてしまって、コーラスが歌えなくて。それぐらい自分の想いと重なるんです。大好きです。ほんと。こんないい曲を作るメンバーも尊敬します!」

絆の深い7!!の全国ツアー、「7!!のうぷぷなツアー2017〜セツナエモーション〜」は9/9(土)Electric Lady Landにて。

MICHIRU「名古屋は幅広い年代の方が来て下さっている印象があるんです。10代の方はもちろん40、50代やファミリーで来てくれる人もいたりして、リラックスした気持ちでやれるし、僕ら、いろんな世代の方々に受け入れられる音楽をやれているのかなって思える場所。このアルバムを聴いてライブに行ってみたいなって感じたらぜひ遊びに来ていただきたいです」

NANAE「今まではツアーで新曲を披露してそれが次のシングルになったりアルバムに収録されたりする傾向が多かったんですけど、今回はアルバムをリリースしてからのツアー。《セツナエモーション》をみなさんが心に取り入れてもらえてからのライブは嬉しいです。一緒に歌いたいので、たっぷり予習してからぜひ生の7!!を楽しんでもらえたらと思います」

MAIKO「デビューした頃は、右も左もわからないまま周りのスタッフさんが手を引いて色々教えてくれたことを、今回は自分達のやりたいことを口にして作り上げることができました。このツアーも今までのツアーを越えられるものにしたいし、想いを伝えるライブにしたい。それにはうちらだけじゃ無理。みんながいてこそなので初めての人もあまり曲を知らない人もぜひ来て下さい!絶対楽しませるので!」

KEITA「今回は原点回帰の全箇所ライブハウスのツアーで、来て下さったみなさんが汗だくになるライブ。7!!のライブは“これが初めてのライブなんです”というライブデビューという人も多いんです。それも嬉しいことのひとつ。ライブ初心者の人にも優しいライブをするのでぜひ多くの人に来てほしいです。よろしくお願いします!」


インタビュー・文:早川矢寿子

3rdアルバム「セツナエモーション」 Now on sale


7!! Official Site http://7oops.com/
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